最近の号外Vol.626メルマガ
2017-06-15 00:36:37
カテゴリー：ブログ
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診療マル秘裏話 号外Vol.626 平成28年8月13日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨
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目次
1)脳を調べ構造,働き等に基づき180の領域に分類
2)若者に較べ高齢者の腎臓病が治りにくいﾒｶﾆｽﾞﾑ
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。
1】 脳を調べ構造,働き等に基づき180の領域に分類
画像診断装置を使って脳を、
詳細に調べ、構造や働きなどに
基づいて180 の領域に分けた“
地図”を作ったと米ワシントン
大のチームが20日付の英科学誌
ネイチャー（電子版）に発表し
ました。これまでに知られてい
なかった100 近くの領域が新た
に特定されました。
オバマ米政権が推進する人間
の脳機能の解明を、目指す研究
プロジェクトの一環だそうです。
成果は脳研究の土台となり老化
や脳の病気の研究に、役立つと
期待されています。
チームは、22～35歳の健康な
若者210 人の脳を、磁気共鳴画
像装置（MRI ）で分析しました。
刺激を与えた時の反応や構造、
神経のつながり方などさまざま
な情報に基づき、大脳皮質を調
べました。
ｆＭＲＩを用いた脳科学研究に
ついて解説している動画です。
昨日の脳機能検査データ。笑
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2】 若者に較べ高齢者の腎臓病が治りにくいﾒｶﾆｽﾞﾑ
高齢者の腎臓病が治りにくい
のは、腎臓にリンパ節のような
組織ができて炎症が続き、修復
力が低下するためだとする研究
結果を、京都大の柳田素子教授
（腎臓内科学）らがマウス実験
で明らかにし、21日付の米医学
誌電子版に発表しました。
この組織は「3次リンパ組織」
で、柳田教授は「腎臓病で血液
透析を、受けなければならない
患者は高齢化社会の進行で増え
ている」と話しています。
柳田教授らは、複数の若いマ
ウスと高齢マウスに、それぞれ
急性腎障害を起こしました。す
ると、若いマウスでは、３次リ
ンパ組織がほとんど形成されな
かったのに対し、高齢マウスで
は３次リンパ組織が腎臓内で広
がり炎症が続きました。
慢性腎臓病について解説している
動画です。
新興国の信仰をもとに侵攻し、
事態を進行させた。笑
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編集後記
画像診断装置を使って脳を、
詳細に調べ、構造や働きなどに
基づいて180 の領域に分けた“
地図”を作ったのは偉大な業績
です。 まだまだ人間の脳には、
分からない所が多いようなので
新しく同定した100 近くの領域
についての解析を急いで欲しい
と思います。成果は、脳研究の
土台となり老化や、脳の病気の
研究に、役立つと期待したいと
考えています。
高齢者の腎臓病が治りにくい
のは、腎臓にリンパ節のような
組織ができて炎症が続き、修復
力が低下するためと考える研究
結果が発表されたのは、偉大な
業績です。 更に研究を進めて
若いマウスでは３次リンパ組織
がほとんど形成されないのに対
し、高齢マウスでは３次リンパ
組織が腎臓内で広がり炎症が続
いた理由を追及して欲しいもの
です。
廊下で老化を研究する。笑
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