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2017-06-26 07:42:38

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診療マル秘裏話   号外Vol.635 平成28年8月23日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
 
 
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目次

1)ガン患者の外見支援に関するガイドライン構築
2)血液細胞に変化するiPS 細胞の選択方法を開発

 
 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
 
1】 ガン患者の外見支援に関するガイドライン構築

 
 
 
 
 
 
国立ガン研究センター 中央
病院は、ガン患者に対するアピ
アランスケアの医療者向け手引
き書「ガン患者に対するアピア
ランスケアの手引き」を作成し
ました。これは、アピアランス
支援センターの野澤桂子センタ
ー長を研究代表者とする「ガン
患者の外見支援に関するガイド
ライン構築に向けた研究(国立
ガン研究センターガン研究開発
費)」班がまとめたものです。
発行日は8月1日です。

ガン患者のアピアランスケア
は患者の外見問題の解決を学際
的、横断的に扱う新たな領域と
し、そのための個々の支援方法
を「アピアランス支援:外見に
関する諸問題に対する医学的・
技術的・心理社会的支援」とし
ています。

同センターは治療に伴う外見
変化に対処し、ガン患者が自分
らしく生活できるよう支援する
ことを目的に2013年7月に開設
されました。手引きは、治療や
患者指導、情報提供を行う医師、
看護師、薬剤師など医療従事者
を対象としより良い治療や患者
支援の方法を選択する際の指針
となるよう、アピアランスケア
に必要な情報をエビデンスに基
づき整理しました。

治療編(化学療法、分子標的
治療、放射線治療)では、ガン
治療によって生じる外見問題を
まとめ、その症状に対する治療
方法を検討しました。日常整容
編では、医療の分野では取り上
げられることの少なかった日々
の生活、衛生習慣について検討
しています。 患者からの質問
で、エビデンスがなく、今まで
医療者が答えにくかった「治療
が終わって髪の毛が生えてきた
けれど、髪は染めてもいいのか
?」「ざ瘡がある時の髭剃りは
?」などについて、全体会議を
通じたエキスパートオピニオン
として、一定の基準を示してい
ます。

通常のガイドライン作成手続
きに厳正に従い作成しています
が新たな領域であるため、治療
編、日常整容編ともに十分なエ
ビデンスが確認できない問題に
ついては、エビデンスのない事
を明記した上で、研究班のメン
バーが討議し、エキスパートオ
ピニオンとして対処方法を提言
しています。医学(腫瘍内科、
皮膚科、放射線科、形成外科、
乳腺科)だけでなく薬学、看護
学、香粧品学、心理学という異
なる専門領域の専門家が、ガン
患者のアピアランスケアという
目的のもとに、協働して作成し
ました。

手引きでは、現在までに集積
しているエビデンスを記すこと
によって、エビデンスの少ない
アピアランスケア研究の現状と
課題も明らかにしており、これ
らで示す指針や提言に基づいた
アピアランスケアが医療従事者
を通じ提供され、一定の水準が
担保されることが期待されると、
同センターは述べています。

外見のケアーについてのニュー

ス動画です。



花台の課題を克服する。笑

 
 
 
 
 
 
 
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2】 血液細胞に変化するiPS 細胞の選択方法を開発

 
 
 
 
 
 
 
血液の細胞に変わりやすいi
PS細胞(人工多能性幹細胞)
を選ぶ方法を開発したと、京都
大iPS細胞研究所等のチーム
が発表しました。
白血病など血液の病気を治療
する再生医療に応用が期待でき
るということです。 米科学誌
セル・ステム・セル電子版に、
掲載されました。
iPS細胞は様々な細胞に変わ
る能力を持っていますが、細胞
によって変化のしやすさが違い、
その理由はわかっていませんで
した。チームは、15人の皮膚
や血液から約60種類のiPS
細胞を作り、血液細胞に変化さ
せた時に、遺伝子がどう働くか
を調べました。その結果、血液
細胞に変わりやすいiPS細胞
では、初期の段階で胎児の成長
などに関わる「IGF2」とい
う遺伝子の働きが活発になる事
などを突き止めました。

血液一滴からiPS細胞を作る事

ができたというニュース動画

です。



 
 
書記が初期の段階で、いちゃ
もんを付ける。笑

 
 
 
 
 
 
 
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編集後記

 
 
ガン患者に対するアピアラン
スケアの医療者向け手引き書「
ガン患者に対するアピアランス
ケアの手引き」を作成したのは、
画期的な業績と言えましょう。
私は、白血病、悪性リンパ腫等
の抗ガン剤治療を扱う血液内科
というセクションに籍を置いて
いたので、外見の重要性は身に
滲みて分かっているつもりです。
このような手引書なく患者さん
と接することをしていましたが、
今考えると空恐ろしい事態であ
ったと認識しています。しかし、
抗ガン剤や放射線等ガン幹細胞
を殺せない治療では、患者さん
の外見は、非常に悪くなってし
まいます。完治も見込めないと
なると患者さんは絶望してしま
うこともある訳で、外見を重視
するのは、言うまでもありませ
んが、それ以前に外見に困る様
な治療から、困らない治療へと
変えていく必要があると思いま
した。
血液の細胞に変わりやすいi
PS細胞(人工多能性幹細胞)
を選ぶ方法を開発されたのは、
素晴らしい業績と言えます。
白血病などの血液の病気を治療
する再生医療に応用が期待でき
るということですので、血液の
病気を患っている患者さんにと
っては朗報と言うべきでしょう。
iPS細胞は、皮膚から作られ
ていたようですが、最近では、
血液から、効率良く作ることが、
できるようになったようです。
そうした技術の進歩は日進月歩
ですから、再生医療が進歩して
現在治療が困難であると言われ
ている病気でも、将来には完治
することができるようにして頂
きたいものです。

公立の学校で効率よく、高率
で成功する方法を学ぶ。笑

 
 
 
 
 
 
 
 
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藤田 亨
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