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2016-10-05 00:32:27

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診療マル秘裏話  号外Vol.408 平成27年12月4日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
 
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目次

1)てんかん患者が車の運転で事故を起こす危険度
2)世界のはしかによる死者がワクチン接種普及で激減

 
 
 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
1】 てんかん患者が車の運転で事故を起こす危険度

 
 
 
 
 
てんかん患者さんが自動車を
運転して事故を起こす危険度は
20歳代の男性や65歳以上の高齢
ドライバーより低いという調査
結果を警察庁が委託した専門家
らでつくる委員会がまとめまし
た。

昨年10~12月、てんかん専門
医457 人と患者2285人に、運転
状況や発作の有無などをアンケ
ートし、医師138 人(30%)、
患者408 人(18%)が回答しま
した。

免許を調査時に、保有または、
過去に保有していた患者さんは
330 人で、うち発作で事故を起
こした人は14人でした。件数は
22件(人身4件、物損18件)で
した。

事故の発生状況と、てんかん
発作のない期間を分析し、てん
かん患者さんが交通事故を起こ
す危険度を、算出したところ、
発作が6か月起きていない人で
は全ドライバー平均の危険度を
1とした場合、1・38倍となり、
65歳以上の高齢者(1・53 倍)
や20歳代男性(1・70 倍)を下
回りました。発作のない期間が
「1年」では1・23倍、「2年」
1・16倍「3年」1・09 倍と期間
が長いほど危険度も低下しまし
た。回答率が低いものの、これ
らの数値は海外での研究とほぼ
一致したということです。

一方で、13人が運転中の発作
を複数回起こしたことがあった
ほか、医師が運転していないと
認識していた患者の3人に1人が
3か月に1回以上運転していまし
た。

調査に携わったNTT 東日本関
東病院てんかんセンター長の
川合謙介さんは「1年以上発作
のない患者の危険度は高くない
と言えると思う」とした上で、
「睡眠不足や過労、薬の飲み忘
れは、発作を起こすリスクが高
まるので、そうした時の運転は
控えるよう注意が必要だ。運転
の適否については、担当医とよ
く相談してほしい」と話してい
ます。

てんかん発作と交通事故について

解説している動画です。



 
 
 
担当医に単刀直入に聞く。笑

 
 
 
 
 
 
 
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2】 世界のはしかによる死者がワクチン接種普及で激減

 
 
 
 
 
世界保健機関(WHO)は12
日、世界のはしかによる死者が
ワクチン接種の普及で2000
年の推定54万6800人から
14年には同11万4900人
へと79%減少したと発表しま
した。この間にワクチンで同1
710万人の命が救われたとし
ています。
特にアフリカ地域では、人口
の多いナイジェリアや、コンゴ
(旧ザイール)での予防接種キ
ャンペーンが奏功し、13年か
ら14年の1年間に症例が17
万1千人以上から、7万4千人
未満へと急減しました。

麻疹と風疹のワクチンについて

の動画です。



 
 
 
武装組織に接種のためのワクチン
を接収された。笑

 
 
 
 
 
 
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編集後記

 
 
てんかん患者さんが起こした
重大事故のせいで、てんかんは
怖い病気だという先入観がある
おかげで、てんかんと聞くと、
車は運転できないなどの短絡的
な考え方をする人が、多いよう
です。 確かに13人が運転中の
発作を複数回起こしたことがあ
ったほか、医師が運転していな
いと認識していた患者の3人に1
人が3か月に1回以上運転してい
たという事実に照らし合わせれ
ば、事故を起こすのではと心配
になる人が多いのもうなずけま
すが、20歳代の男性や65歳以上
の高齢ドライバーより低いとい
う調査結果からすれば、それ程
の脅威ではないと言えるのでは、
ないでしょうか?ただし、睡眠
不足や過労、薬の飲み忘れなど
は、全くない条件で、運転して
欲しいと思います。
はしかワクチンが広まったおかげ
で、はしかで死ぬ人が激減した
というのは、喜ばしい限りです。
その他の病気でも、副作用が
少ないワクチンが効いたおかげ
で、死者が減ったという状態を
作って欲しいと思います。

使者による試射で、支社に、
死者が出た。笑

 
 
 
 
 
 
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