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2016-10-03 00:34:41

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診療マル秘裏話  号外Vol.406 平成27年12月1日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
 
 
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目次

1)比較的早期の膵臓ガンの目印たる血液中の物質
2)フィブリノーゲン産生のトランスジェニックカイコ の特許が成立

 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
1】 比較的早期の膵臓ガンの目印たる血液中の物質

 
 
 
 
 
 
 
手術が可能な、比較的早期の
膵臓ガンの目印となる血液中の
物質を特定したと国立ガン研究
センター研究所(東京都)の
本田一文ユニット長らのチーム
が9日付の英オンライン科学誌
に発表しました。検診としての
実用化が可能か、神戸大ととも
に近く検証を始めます。
チームは米国立ガン研究所と
の研究でコレステロールの形成
に関与する蛋白質「ApoA2」
の一種が、ステージ(進行度)
1や2の膵臓ガン患者の血液で
は健康な人の6割程度まで減少
していることを確認しました。
日本人の血液検体でさらに調べ
ると、早期のガンのほか、慢性
膵炎など、ガンにつながる危険
性がある病気も識別できたとい
うことです。

ApoA2について詳しく解説して
いる動画です。



 
 
 
懸賞金について近く検証する。


 
 
 
 
 
 
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2】 フィブリノーゲン産生のトランスジェニックカイコ の特許が成立

 
 
 
 
 
 
免疫生物研究所は、日本製粉
と共同で出願していたフィブリ
ノゲンを産生するトランスジェ
ニックカイコ(TGカイコ)に
関し、国内での特許査定を受領
しました。同社はTGカイコの
さまざまな知的財産権を保有し
ていますが、同特許の成立によ
り、ヒトフィブリノゲンの事業
化に関する知財権が、強化され
ます。優位性を生かし早期実用
化を目指しています。

同社と日本製粉はTGカイコ
によるヒトフィブリノゲン生産
に成功し、2011年3月に同
発明を特許出願しました。同社
は本研究成果を実用化するため
13年12月から、アステラス
製薬と共同研究を開始し、ヒト
フィブリノゲンの性状に関する
基礎検討などを終了しました。
14年3月からは第2次共同
研究契約を締結し、ヒトフィブ
リノゲンの大量生産に向けた
製造方法の検討などに関する
研究を進めています。 また、
現在ヒトフィブリノゲンを含め
た医薬品蛋白質の生産を実現さ
せるため、GMP対応のパイロ
ットプラント建設に着手してい
ます。

血液凝固について解説している

動画です。



 
 
 
 
凄惨な生産現場。笑

 
 
 
 
 
 
 
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編集後記

 
 
 
手術が可能な、比較的早期の
膵臓ガンの目印となる血液中の
物質を特定できたのは喜ばしい
限りです。膵臓ガンは、身体の
深部にあり、早期ではほとんど
症状を認めない為、見つかった
時は、既に進行ガンである場合
が非常に多くなっています。こ
のようなマーカーで、見つけた
膵臓ガンを手術のような侵襲の
大きい方法で治療するのではな
く、水素吸引療法やCPL の内服
や食事療法によって治療してみ
たいと思います。
非加熱のフィブリノーゲン製剤使用
で、アメリカ合衆国では、B型
肝炎、日本ではC型肝炎の感染
による血液製剤を介しての感染
症が問題になりました。それに
対し、トランスジェニックカイコ が産生す
るフィブリノーゲンは、感染の心配が
ほとんどいらないもので、なお
かつ大量生産可能な優れた手法
であると思います。パイロット
プラント建設を早急に進めて頂
きたいと思います。フィブリノーゲン
製剤は、出産の際の大出血など
で臨床に使われることが多いよ
うです。

政財界の大物が注目する製剤。


 
 
 
 
 
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