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2014-07-03 17:51:03

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診療マル秘裏話 Vol.152 平成18年10月26日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 
 
目次
1) 白血病の遺伝子治療
2) 流行性耳下腺炎の流行

 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
 
医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

1】白血病の遺伝子治療

国内初の白血病に対する遺伝子
治療を実施している筑波大病院
(茨城県つくば市)は10月11日、
治療を受けた患者さんに目立った
副作用が出た人はおらず、有効な
臨床結果を得たという中間報告を
発表しました。

この治療は、再発した白血病
患者さんに骨髄提供者のリンパ球
を投与して白血病細胞を死滅させ
る際、リンパ球が健康な細胞も
攻撃してしまう副作用に備え、
リンパ球に特定の薬に反応して
“自殺”する遺伝子を組み込んだ
ものと言われています。

同病院によると、2004年11月
から5人の患者さんを治療しまし
た。4人は白血病細胞が減少する
など改善し、目立った副作用が
出た患者さんはいませんでした。
1人は治療後に死亡されましたが、
白血病の進行が原因で、副作用
によるものではないということ
です。
ついに白血病にも遺伝子治療
導入となりました。GVHD(移植片
対宿主病:骨髄提供者のリンパ球
が宿主を攻撃する病気)を利用し
て、白血病細胞を壊すなんて、
なんと医療は進んだのでしょう。

ガンの遺伝子治療に関する動画

です。

www.youtube.com/watch?v=5bnHM5KJHpI
 
 
 
 
 
 
 































進行は新興の信仰です。笑

 
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2】 流行性耳下腺炎の流行

医療機関から報告された流行性
耳下腺炎(おたふくかぜ)の患者
数が、今年は9月末までに16万3678
人に達し、同期としては前年の約
13万5000人を大きく上回り2002年
以降で最多となったことが10月15
日、国立感染症研究所のまとめで
分かりました。

流行性耳下腺炎は患者のくしゃ
みやせきのしぶきに含まれるムン
プスウイルスが原因で起き、数年
周期で大きな流行を繰り返してい
ます。

感染研は今年が流行のピークに
なるとみて「感染している人には
近づかず、かかった場合は小学校
や幼稚園には行かないこと。手洗
いを励行し、タオルの共用も避け
ることが大事だ」(安井良則
(やすい・よしのり)主任研究官)
と注意を呼び掛けています。

患者数は「定点」となっている
全国約3000の医療機関からの報告
で、最近で多かったのは01年の
約25万5000人でした。02年は約18
万1000人、03年は約8万5000人と
低下しましたが、04年は約12万
8000人と反転し、05年は18万8000
人と増えました。感染研は今年が
昨年を上回るのは確実とみていま
す。

流行は1980年代には3-4年周期
で増減していましたが、89年に
流行性耳下腺炎、麻疹(ましん)
(はしか)、風疹の新3種混合
(MMR)ワクチンが導入された
のをきっかけに患者数が減り周期
も延びました。しかし、ワクチン
接種後に無菌性髄膜炎の報告が相
次ぎ、93年にワクチンが中止され
た後は、元の周期に戻る傾向が
みられるということです。

流行性耳下腺炎を分かりやすく解説

した動画です。

www.youtube.com/watch?v=yxxsQdeZ2fQ

 
 
 
 
 
 
 




































終生免疫の流行性耳下腺炎も、
免疫低下状態にある人では、
修正免疫となってしまいます。笑

 
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編集後記

白血病は、他の病気と比べて、
白血病細胞の採取が容易(たとえ
ば、消化器の場合、手術で取り出
したり、内視鏡で取り出したりし
なければなりません)です。その
ため、いつかは、遺伝子治療が
開始されることは、予想していま
した。しかしGVHDを利用して行う
などとは、夢にも思いませんでし
た。流行性耳下腺炎は、その後の
難聴が問題になっています。また
予防接種を復活させる必要がある
のではないでしょうか?

斎主が植物の種を採取した。笑

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