最新号より200号前のメルマガ

2014-07-19 21:02:46

カテゴリー:ブログ

エベレスト

 
藤田のブログランキングアップにご協力お願いします。
以下のバナーをぽちっとクリックお願いします。



美白・美肌 ブログランキングへ

 
診療マル秘裏話 Vol.354 平成22年9月16日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 
 
目次
1) 2型糖尿病に関連する遺伝子変異
2) 「勝者」の脳の反応

 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
1】 2型糖尿病に関連する遺伝子変異

肥満や生活習慣が引き金になる
2型糖尿病に関連する遺伝子変異
2個を新たに発見したと、東京大
と理化学研究所などのチームが
9月5日付米科学誌ネイチャー
ジェネティクス(電子版)に発表
しました。

遺伝子変異は、個人によって
遺伝子の塩基配列が1カ所だけ異
なる一塩基多型(SNP)です。
このタイプによって、発症の危険
性が最大1・19倍になるという
ことです。チームの山内敏正
(やまうち・としまさ)東大特任
准教授は「肥満や年齢など、ほか
の要因と組み合わせると、糖尿病
に6倍かかりやすい人を見つけら
れるようになる」と話しています。

チームはまた、既に欧米で2型
糖尿病と関係があるとされる
SNP26個のうち、11個が
日本人にも関係があることを確認
しました。合計で13個のSNP
が日本人の糖尿病発症の危険性を
高めるとしています。今回発見し
た2個のうち、一つは欧米人でも
関係しますが、もう一つは日本人
を含めた東アジア人だけに関係す
るということです。

チームは、国内の2型糖尿病
患者さん1万数百人と、糖尿病で
ない八千数百人の遺伝子を比較し
て解析しました。発症との関連を
突き止めた2個のSNPのうち一
つは、膵臓(すいぞう)などで働
くユビキチン結合酵素の遺伝子の
中にあり、変異があると、血糖値
を下げるインスリンの分泌が減り
ました。

成人が発症する糖尿病の大半は
2型糖尿病です。日本人の40歳
以上の3、4人に1人が糖尿病に
かかっているか、予備軍という
ことです。

生活習慣病と遺伝子解析の関係を

解説した動画です。

www.youtube.com/watch?v=0FmnzhKg6SY

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
































懐石料理を解析する。笑

 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
2】 「勝者」の脳の反応

「敗者」の悔しい表情を見た
「勝者」の脳の反応を、放射線
医学総合研究所(千葉市)の研究
チームがとらえることに初めて
成功しました。

脳の前頭葉と呼ばれる部位で
通常より強い電気信号が現れ、
自己愛(ナルシシズム)の強い人
ほど反応が大きかったということ
です。神戸市で9月4日開かれた
日本神経科学学会など3学会の
合同大会「ニューロ2010」で
報告されました。

他人の幸福や不幸に対し、同じ
気持ちを抱く心理状態が「共感」
と呼ばれるのに対し野球やサッカー
などの試合で勝者が敗者の悔しい
表情を見て喜ぶ感情は「反共感」
と呼ばれています。

研究チームは、反共感の際、
実際に反応する脳の部位を確認す
るため、トランプで数の大きい方
が勝ちとなる単純なゲームを実施
しました。敗者の悔しげな表情を
見た勝者では、前頭葉の前部帯状
回と呼ばれる部位に現れる
「フィードバック関連陰性電位」
という電気信号が、通常よりも強
く脳波計で測定されました。

被験者に自己愛度を測る心理
テストも受けてもらったところ、
自己愛の強い人ほど、この電位が
高くなりました。一方、相手に
同情しがちな人では、電位はあま
り変わりませんでした。

チームの山田真希子研究員は
「自己愛性人格障害など様々な
対人関係障害の病態理解につな
がる」と話しています。

優越感の魔力について解説した動画

です。ただし、無料プログラムに登録

するかどうかは、自己責任でお願い

します。違う価値観を受け入れることは

重要ですが、優越感も悪いところばかり

ではないと私は考えています。

www.youtube.com/watch?v=rRlHRiyRMAs

 
 
 
 
 
 
 









































自己愛は、事故藍ではありま
せん。笑

 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
編集後記

糖尿病関連の遺伝子が見つかっ
たことは素晴らしいと思います。
予備軍の人は本当の糖尿病に移行
しないように、また糖尿病患者
さんでは、遺伝子治療が進むこと
を期待したいと思います。数多く
の反共感を経験してきたタイガー
ウッズも今や、対戦相手から反共
感の感情を抱かれる毎日でしょう。

他人の不幸は蜜の味に満つ。笑

************************

このメールマガジンは以下の配信システムを利用して
発行しています。
解除の手続きは下記ページよりお願い致します。
「まぐまぐ」www.mag2.com/m/0000121810.html
(イジニイワト)

発行者名  医療法人永徳会 皿沼クリニック院長
藤田 亨
職業    医師の箸くれ(はしくれ)
運営サイト www.eitokukaisalanuma.or.jp/ ご意見・ご感想・励ましのお便りお待ちしております。
sara2162@atlas.plala.or.jp このマガジンの掲載記事を無断で転載・使用すること
を禁じます。
ただしお友達への転送はご自由はご自由です。
このエントリーをはてなブックマークに追加 
 

コメント