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診療マル秘裏話 Vol.102 平成17年11月17日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
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目次
1) 中国、韓国産のキムチ
2) 輸血でE型肝炎に感染

 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
1】中国、韓国産のキムチ

韓国でキムチから寄生虫の卵が
検出されたことを受け、厚生労働省
は11月4日までに、該当する16社の
キムチや焼き肉のたれが輸入される
たびに、全国各地の検疫所で検査す
ることを決めました。

10月には中国産のキムチからも
寄生虫の卵が検出されており、厚労
省はこれまで、該当する延べ30製品
のメーカーの輸入を保留していまし
た。この中国産についても、同様に
検査する予定です。

検査で寄生虫の卵が見つかった
場合、廃棄などの措置を取るそう
です。

韓国政府のスポークスマンは
「検出されたのはイヌやネコの回虫
卵などで、摂取しても人体に影響は
ない。」と言っているそうです。
イヌやネコの回虫は、日本では、
砂場にいることが多いものです。
本当にイヌやネコの回虫であれば、
当然健康被害はありえます。幼線虫
移行症とよばれ、大人の回虫になる
ことなく、人間のからだをさまよい
続けるのです。

ひどい場合目から回虫の幼虫が
でて、大変なことになった子供が
いると聞いています。また肺のレン
トゲンで陰を認めたため、腫瘍を疑
い、手術したら実は幼線虫移行症
だったこともあるようです。

子供たちにとって砂場や、中国、
韓国産キムチは危険ですが、さらに
危険なのはカタツムリです。
アフリカマイマイが輸入されるよう
になってから、危険な寄生虫による
被害がでるようになりました。
アフリカマイマイだけでなく普通の
カタツムリも寄生虫に感染している
ものが多いので注意が必要です。
これは広東住血吸虫という寄生虫で、
やはり幼線虫移行症です。脳のなか
でも、脳幹部というところを目指し
てさまよいつづけるのです。その
結果脳幹部に虫が入り込み死亡した
人もいます。

韓国産食品の危険性を具体的に挙げた

動画です。

www.youtube.com/watch?v=ffqz1ctYnjI

 
 
 
 
 
 
 


































カタツムリをみても、無視(虫)し
ましょう。笑

 
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2】輸血でE型肝炎に感染

北海道で献血されたE型肝炎ウイ
ルス(HEV)の混入した血液が、
高感度検査の結果が出る前に出荷さ
れ、70代の男性患者に輸血されて
いたことが11月1日、厚生労働省の
血液事業部会運営委員会で報告され
ました。輸血によるHEVの感染例
は、国内では4件目だそうです。

今回輸血された血小板は有効期間
が3日間と短いものでした。エイズ
ウイルス(HIV)やC型肝炎
(HCV)の検査結果は翌日に出ま
すが、HEVは約1週間かかるため
に、結果が出る前に出荷されてしま
うといい、日赤は「現在の手作業に
よる検査を早急に機械化したい」と
いう意向だそうです。

HEVは未解明な部分が多いとい
うことです。豚や野生動物を生で食
べた場合に感染する可能性があると
され、ほかの肝炎に比べ発症、劇症
化しにくいといわれています。日赤
は昨年11月から感染率の高い北海
道に限定して高感度検査を実施して
います。北海道は食べ物は美味しい
けど、きたきつねのエキノコックス
(寄生虫)といい、E型肝炎といい
(Eだけど良くない:笑)怖いですね。

報告によると、患者さんは、9月
21日に北海道内の病院で心臓外科
手術を受けた際、前日に献血された
血小板の輸血を受けました。ところ
が、追跡調査で献血者がHEV陽性
だったことが判明しました。輸血を
うけた患者さんにも感染している
ことがわかりました。しかし感染は
あるものの、発症はしていないと
いうことです。

この日の委員会では、7月に70代
の女性が、9月に70代の男性がそれ
ぞれ輸血後に敗血症で死亡したこと
も報告されました。輸血血液からは
いずれも原因となる菌は見つかりま
せんでした。しかし、担当医は
「輸血と関連がある」との所見を出
し、日赤は細菌を除去する方法を
検討し始めました。検出されていな
い細菌をどうやって除去するのか
不思議です。

www.youtube.com/watch?v=PadJTEnbAe8

 
 
 
 
 
 
 
 




































最近の細菌はこわいです。だって
敗血症になっている人がいるのに
検出されないのですから。笑

 
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編集後記

輸血による感染症は、万全を期して
いたつもりでも起こりうるということ
がよくわかりました。はやく人工赤血
球や人工血小板が実用化されるか、
臍帯血の増殖による輸血が実用化され
ることを望みます。また寄生虫を甘く
考えると大変なことになります。
キムチは当分食べないほうが、いいの
ではないでしょうか。ちなみに私は腸
の病気があるので、食べたくても、食
べられません。腸の病気は、特殊な
治療で、本年(平成26年4月頃、完治
しました。)このメルマガが作成され
た当時は、まだ症状が激烈だったと
記憶しております。

寄生虫を恐れて、帰省の規制中。笑

 
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