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2017-03-02 00:37:56

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診療マル秘裏話  号外Vol.535 平成28年4月30日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
 
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目次

1)貝毒分析に必要な標準液の認証標準物質を開発
2)ガン患者グループ「めぐみの会」主催のランチコンサート

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
1】 貝毒分析に必要な標準液の認証標準物質を開発

 
 
 
 
 
産業技術総合研究所は4月5日、
貝毒を液体クロマトグラフ質量
分析計などの分析機器で分析す
る際に用いるオカダ酸群(オカ
ダ酸とジノフィシストキシン-1)
標準液の認証標準物質を開発し、
4月6日から委託事業者を通して
頒布を開始したことを発表しま
した。
今回の開発は、同研究所物質
計測標準研究部門バイオメディ
カル標準研究グループの山崎
太一研究員、川口研主任研究員、
高津章子副研究部門長と、水産
研究・教育機構(FRA )中央水
産研究所水産物応用開発研究セ
ンター衛生管理グループの渡邊
龍一主任研究員、松嶋良次主任
研究員、及川寛グループ長、同
センターの鈴木敏之センター長
によるものです。
アサリやホタテガイなどの二
枚貝は、日本をはじめ世界各地
で食用水産物として重要な地位
を占めていますが、有毒プラン
クトンの摂取が原因で、体内に
貝毒を蓄積し、食中毒を引き起
こすことがあります。国内では、
貝毒による食中毒を防ぐために
厚生労働省が規制値と貝毒検査
法を通知し規制値を超える貝類
の販売を禁止するとともに、農
林水産省の通知等により、生産
海域における貝毒の監視や貝毒
発生時の出荷の自主規制が行わ
れています。
下痢性貝毒であるオカダ酸群
の検査は、これまでマウス毒性
試験が実施されてきましたが、
近年では動物愛護の観点や成分
ごとに毒を検出できる利点から、
機器分析による検査の導入が、
世界で普及しつつあります。ま
た生産者による適切な出荷管理
や、水産物の輸出拡大、市場に
流通する食品の安全性の確保の
観点からも国際基準に基づいた
検査を行う必要性が高まってい
ます。
このような中、国内において
も2015年3月に、下痢性貝毒オ
カダ酸群の検査では機器分析を
導入することが厚生労働省より
通知されていました。
認証標準物質は、FRA が開発
中の貝毒を産生する藻類の大量
培養技術と貝毒精製技術を利用
して高度に精製されたオカダ酸
と、ジノフィシストキシン-1を
製造し、それらを用いて調製さ
れた溶液の濃度を産総研が正確
に決定することにより開発され
ました。濃度の決定は産総研が
中心となって開発し、普及を進
めている核磁気共鳴を利用した
有機化合物の定量分析法(定量
NMR 法)により行いました。
今回開発した認証標準物質は、
「NMIJ CRM 6206-aオカダ酸標
準液」と「NMIJ CRM 6207-aジ
ノフィシストキシン-1標準液」
として4月6日から委託事業者を
通して頒布を開始します。また、
産総研とFRA の両者は、今後さ
らに濃度決定法や精製法の高度
化を進めるとともに、品質の高
い標準物質を安定供給できるよ
う取り組む予定としています。

貝毒調査の実際について解説し

ている動画です。



 
 
特殊な精製法を用いてできた
薬剤の生成。笑

 
 
 
 
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2】 ガン患者グループ「めぐみの会」主催のランチコンサート

 
 
 
 
 
名古屋市や東郷町で活動する
ガン患者グループ「めぐみの会」
が8日、日進市役所隣のにぎわ
い交流館でランチコンサートを
開きました。坂本九さんの名曲
「見上げてごらん夜の星を」等
を披露する予定で、会のメンバ
ーは「歌うことで元気が出る」
と意気込んでいました。

めぐみの会を運営するのは、
東郷町在住で、ガン患者の織田
英嗣さん(52)。2006年
に食道ガンになり、食道と胃の
一部を摘出しました。勤めてい
た会社を退職し、生活習慣を見
直しました。「ガンは患者本人
の生きる姿勢が大切になる。患
者同士が学び合い、支え合う場
をつくりたい」と会を始めまし
た。

月1回、にぎわい交流館でラ
ンチを食べながら患者の交流会
を開催しています。 今回は、
その交流会で歌を披露します。

歌うのは、名古屋市などから
集まったメンバー8人です。そ
れぞれにガンや腫瘍など健康に
不安を抱えています。それでも、
ピアノやギターに合わせ、おな
かから声を出します。

参加者の豊川市桜町の西山登
さん(43)は「1人でいると
落ち込むこともある。病気の事
を忘れてみんなで歌うと、気持
ちが前向きになります」と話し
ています。 千種区の水野清美
さん(49)も「声を出すのは
気持ちいいですね」。

交流会は午前11時半からだ
そうです。「野に咲く花のよう
に」や「時代」など誰もが口ず
さめる4曲を歌います。誰でも
参加でき、参加費は食べ物と飲
み物付きで1000円。(問)
織田さん=090(5628)
0136

ガン患者さんの就労支援につい

て解説している動画です。



 
 
傘下の企業から参加費が出る。


 
 
 
 
 
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編集後記

 
 
有毒プランクトンの摂取が、
原因で、体内に貝毒を蓄積し、
食中毒を引き起こすことが分か
ているとのことですが、神経毒
のシガテラ毒を含む、海産物も
最近話題になってきています。
この場合、神経毒を含む藻類を
魚貝が食べることによって体内
で濃縮され、さらに食物連鎖で
人間様が食べると発症すること
が原因です。このような貝毒を
液体クロマトグラフ質量分析計
などの分析機器で分析する際に
用いるオカダ酸群(オカダ酸と
ジノフィシストキシン-1)標準
液の認証標準物質が開発された
のは喜ばしいことです。マウス
毒性試験の実施が難しくなり、
成分ごとに毒を検出できる利点
から機器分析による検査の導入
が、世界で普及している世相を
考えれば標準液の認証標準物質
が開発された意義は大きいと考
えています。
ガン患者さんが治療で受ける
ストレスは、本当に大きいと私
は、考えています。 そのスト
レス故に、うつ病など精神疾患
にかかる人もいるようです。こ
のような患者さん同士が交流す
る場があり、そこで歌を歌って
発散できれば、ストレス解消と
なって、心理的には非常に良い
影響を、与えるのではないかと
推察しています。痛い、辛い、
苦しいなどの身体状況も一時的
であれ、少し軽減すると思われ
ます。

上京している状況。笑

 
 
 
 
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