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診療マル秘裏話 Vol.592 平成27年4月16日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
 
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目次

1)ミカンの皮とヨーグルトの成分同時摂取で,花粉症状軽減
2)周辺に医療機関がない無医地区が前回調査より減

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
 
1】 ミカンの皮とヨーグルトの成分同時摂取で,花粉症状軽減

 
 
 
 
 
 
 
ミカンの皮とヨーグルトに含
まれる成分を同時に摂取すると、
花粉症患者の症状が和らぐ効果
があるとする研究結果を、愛媛
大の菅原卓也教授(食品機能学)
らのグループが28日、岡山県で
開催中の日本農芸化学会で発表
しました。花粉症への抵抗力を
高める食品の開発に繋がる成果
としています。

グループは、温州ミカンの皮
に含まれるポリフェノールの一
種「ノビレチン」と、牛乳成分
のたんぱく質「βラクトグロブ
リン」に、それぞれ花粉症に関
わる炎症反応を抑える働きがあ
ることに着目しました。 スギ
花粉症患者さん26人に同意を得
たうえで、すり潰したミカンの
皮を混ぜた飲むタイプのヨーグ
ルト(150ミリ・リットル)を1
日1回摂取してもらいました。

26人には、摂取を始める前と
摂取2週間後に、花粉症の原因
物質を両目に点眼しました。
それぞれ点眼30分後に表れた
症状を比較した結果、全員で
かゆみなどの自覚症状が著しく
低下し、結膜炎の指標となる、
眼球表面の温度上昇も約半分に
抑えられました。

花粉症は、体内に入った花粉
に免疫細胞が反応し、ヒスタミ
ンなどの化学物質が放出される
のが原因とされています。二つ
の成分の相乗効果で花粉による
反応を弱め、化学物質の放出を
抑えるとみられています。

菅原教授は「ミカンの皮は、
漢方薬では『陳皮』と呼ばれる
健康素材。牛乳アレルギーの恐
れがある人に活用できないのは、
弱点だが、地元企業と連携して
花粉症対策の機能性食品として
開発したい」と話しています。

竹田潔・大阪大教授(免疫学)
の話「実際の患者で効果を確か
めた点で大きな価値がある研究
だ。症状抑制のより詳しい仕組
みの解明に期待したい」

花粉症の耳ツボ治療について

解説している動画です。



 
僧正が、権力者に奏上して、
相乗効果を手にした。笑

 
 
 
 
 
 
 
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2】 周辺に医療機関がない無医地区が前回調査より減

 
 
 
 
 
 
周辺に医療機関がない「無医
地区」が、2014年10月末
現在、全国に635あり、地区
内の人口が計約12万3千人に
上ることが30日、厚生労働省
の調査で分かりました。調査は、
5年ごとに行われており、前回
(09年10月末現在)より70
地区、約1万3千人減りました。

無医地区は、半径約4キロの
範囲に50人以上が暮らす地区
のうち、車などを使っても1時
間以内に医療機関を受診できな
い地域です。厚労省は無医地区
減少の要因を「交通の便が改善
された他、人口減少に伴い人口
50人以上とする、無医地区の
基準から外れた地区が増えた」
と説明しています。「必ずしも
医療体制が改善されたとは言え
ない」としています。

無医地区の巡回診療をしている

様子を記した動画です。



 
人口減少に伴い、無医地区の
減少という現象が、数字上だけ
現れた。笑

 
 
 
 
 
 
 
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編集後記

 
 
乳製品の大量摂取には、賛成
できません。そのため、ヨーグ
ルトと陳皮が相加相乗作用があ
ったとしても、ヨーグルトに代
わる相加相乗作用がある素材を
見つけることが肝要ではないか
と考えています。
無医地区減少の要因を「交通の
便が改善された他、人口減少に
伴い人口50人以上とする、無
医地区の基準から外れた地区が
増えた」と厚生労働省は、説明
しているようです。実質の無医
地区がなくなるような、医療の
施策を考えて欲しいものです。

無医地区が無くなったと自画
自賛するのは、チクチクと心が
痛い。笑

 
 
 
 
 
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