最近の号外Vol.555メルマガ

2017-03-25 00:10:24

カテゴリー:ブログ



藤田のブログランキングアップにご協力お願いします。
以下のバナーをぽちっとクリックお願いします。



美白·美肌ブログランキングへ

 
 
 
診療マル秘裏話   号外Vol.555 平成28年5月23日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
 
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 
 
 
 
 
 
 
目次

1)災害派遣精神医療チームが熊本県の避難所巡回
2)本物の髪の毛で作ったウィッグ (かつら)を贈る

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
 
 
 
医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
1】 災害派遣精神医療チームが熊本県の避難所巡回

 
 
 
 
 
 
 
熊本を中心とする地震被災者
の精神面をケアするため、医師
らでつくる「災害派遣精神医療
チーム(DPAT)」が、熊本県の
避難所巡回を本格化させていま
す。 県によると、27日までに
宮城、愛媛等30都道府県の支援
チームが活動しました。不眠等
の症状を放置すれば、心的外傷
後ストレス障害(PTSD)に至る
恐れもあります。最初の震度7
の地震から28日で2週間。余震
が続き、避難長期化が予想され
る中、息の長い「心のケア」が
必要です。

DPATは、東日本大震災で心の
ケアが後回しになった教訓から、
厚生労働省が2013年に活動要領
を定めました。出動は14年8月
の広島市の土砂災害、14年9月
の御嶽山(長野、岐阜県)噴火
災害に続いて3回目です。地震
災害では初めてだそうです。

熊本、阿蘇両市の2カ所を
拠点本部に避難所を回っており、
27日は約20チームが活動。自宅
の損壊や避難生活によるストレ
スで、不眠やうつといった症状
が出ていないかどうか、面談で
精神状態を確認。重症化しない
よう相談に応じています。地震
の前から認知症や、発達障害等
の症状があった人にも対応して
います。医療機関へ橋渡しした
ケースもあるということです。

山形県立こころの医療センタ
ー(鶴岡市)は、山形県チーム
として、精神保健福祉士や看護
師ら4人を派遣。23~26日の4日
間でストレスや精神疾患を抱え
ている30人余りと接しました。

30都道府県以外にも長野県、
山梨県などが活動を予定してい
ます。 熊本県は、地元の医療
機関が被災したり、スタッフが
極めて忙しかったりするとして、
1日25チーム程度の活動ができ
るよう派遣継続を求めています。

DPATは発生当初、地震で損壊
したり、水や電気が使えなくな
ったりした熊本県の精神科病院
6カ所から、入院患者計566人を
別の医療機関等へ搬送しました。

東日本大震災では、沿岸部の
精神科病院への支援が遅れて一
時孤立するケースが出ましたが、
今回は、発生から1週間程度で
搬送を完了しました。

愛媛県からDPATが派遣された

というニュース動画です。



 
 
 
私怨を忘れて支援する。笑

 
 
 
 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
 
 
 
 
2】 本物の髪の毛で作ったウィッグ (かつら)を贈る

 
 
 
 
 
病気やけがなどで髪を失った
子どもたちに、本物の髪の毛で
つくったウィッグ(かつら)を
贈る「ヘアドネーション」が広
がっています。女性記者が自身
の髪を切り活動に取り組む団体
に寄付しました。
シャキ、シャキ、シャキ――
ハサミの音とわずかな振動を感
じるたび、頭が軽くなります。
防府市の、ヘアドネーションの
賛同美容室「のーたす」。背中
の真ん中あたりまで伸びていた
髪はあごのラインになりました。
「ヘアドネーション(髪の寄付)」
は米国で始まったとされ、日本
では2009年、大阪市の美容
師 渡辺貴一さんらが「JHD
AC(ジャーダック)(Jap
an Hair Donati
on&Charity)」を立
ち上げ、活動を開始しました。

渡辺さんらは独立して店を構
える際、「髪のプロフェッショ
ナルとして社会に貢献できない
か」と考え、数が少ない子ども
用のウィッグの提供を思いつき
ました。数十万円かかるという
フルオーダーのウィッグを病気
などで髪を失った18歳以下の
子どもたちに無償で提供してい
ます。

女性記者は3年ほど前、イン
ターネットで海外のヘアドネー
ションの記事を読んだことをき
っかけに、髪を伸ばしてきまし
た。JHDACで作るウィッグ
には31センチ以上の髪が必要
です。 「のーたす」の美容師
住田梨花さんには、予定より長
く40センチほど切ってもらう
ことにしました。
ヘアドネーションのために伸
ばしてきたとはいえ、バッサリ
切るのは勇気がいりました。で
も鏡に映った別人のような自分
を見て、ウィッグをもらった子
どもも、新たな気分でおしゃれ
を楽しんでくれたらいいなと感
じました。

「のーたす」の様な賛同美容
室は全国で増えており、県内に
も宇部、防府両市に4店舗あり
ます。

宇部市の美容室「BEWIT
CH」は、昨春加わりました。
美容師の田辺勢司さんは「山口
大学医学部付属病院が近いこと
からお客さんの中にもガン患者
や円形脱毛症など髪の悩みを抱
えた人がいて、何か役に立てれ
ばと思った」と話しています。

1人分のウィッグをつくるに
は、20~30人分の髪の毛が
必要ということです。髪の寄付
も年々増えていますが、女の子
の希望が多いロングヘアに必要
な50~60センチの髪が足り
ないのが現状です。JHDAC
は設立から今月までに94人に
提供しましたが、待っている子
どもは約110人に上ります。

美容師の確保も、課題です。
賛同美容室は増えたものの実際
のウィッグづくりに携わる美容
師は全国で10人ほどで、休日
などにボランティアで取り組ん
でいます。

「ウィッグを待っている子ど
ものためにも採寸やカットをす
る美容師の協力が欠かせない」
と渡辺さんは言っています。子
どもたちが地元の美容室で気軽
にウィッグをつくってもらえる
ようにするのが目標だそうです。

ヘアドネーションの実際の映像

の動画です。



 
強力な協力者。笑

 
 
 
 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
 
 
 
 
 
編集後記

 
 
熊本を中心とする地震被災者
の精神面をケアするため、医師
らでつくる「災害派遣精神医療
チーム(DPAT)」が、熊本県の
避難所巡回を本格化させている
のは、素晴らしいことです。東
日本大震災での教訓から、被災
地の精神衛生を重視する方法は、
恐らく世界中から注目されてい
るに違いありません。熊本地震
の被害者数が少ないのは、世界
から見れば、驚嘆の声が上がっ
ているそうですから、世界に先
だっての試みは、本当に有難い
と言う他ありません。
病気やけがなどで髪を失った
子どもたちに、本物の髪の毛で
つくったウィッグ(かつら)を
贈る「ヘアドネーション」が広
がっているのは、人間の優しさ
を感じざるを得ません。提供者
の女性記者は「ヘアドネーショ
ンのために伸ばしてきたとはい
え、バッサリ切るのは勇気がい
りました。でも鏡に映った別人
のような自分を見て、ウィッグ
をもらった子どもも新たな気分
でおしゃれを楽しんでくれたら
いいな」と言っていますがドナ
ーに苦痛を生じない部分の移植
と考えれば、気軽に取り組める
ものであると感じました。ただ
ボランティアでやっている美容
師の方の人数が増えないとドナ
ーも増えず、需要に追い付かな
いと思われます。

ヘアドネーションは、髪を失
った子どもにとっては、重要な
需要です。笑

 
 
 
 
 
************************

このメールマガジンは以下の配信システムを利用して
発行しています。
解除の手続きは下記ページよりお願い致します。
「まぐまぐ」www.mag2.com/m/0000121810.html
(イジニイワト)

発行者名  医療法人永徳会 皿沼クリニック院長
藤田 亨
職業    医師の箸くれ(はしくれ)
運営サイト www.eitokukaisalanuma.or.jp/ ご意見・ご感想・励ましのお便りお待ちしております。
sara2162@atlas.plala.or.jp このマガジンの掲載記事を無断で転載・使用すること
を禁じます。
ただしお友達への転送はご自由はご自由です。
このエントリーをはてなブックマークに追加 
 

コメント