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2017-03-15 02:22:12

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診療マル秘裏話  号外Vol.546 平成28年5月13日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
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目次

1)フェルラ酸がリン酸化タウ蛋白質の蓄積を低下
2)神経保護作用を持つ化合物が緑内障の進行抑制

 
 
 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
1】 フェルラ酸がリン酸化タウ蛋白質の蓄積を低下

 
 
 
 
 
 
ファンケルは、米ぬかに含ま
れるフェルラ酸の研究で新たな
知見を見いだしました。認知症
発症原因の一つであるリン酸化
タウ蛋白質の蓄積を低下させる
作用を有する事を発見しました。
同社は、フェルラ酸を中心とし
た認知症の予防に関する研究を
進める予定です。

フェルラ酸は、イネ科の植物
の細胞壁に多く含まれ強い抗酸
化作用があるといわれています。
同社は、予防医療に関する研究
に6年前から取り組んでおり、
その一環として、フェルラ酸を
その対象としてきました。

リン酸化タウ蛋白質は、神経
細胞の信号伝達にかかわる微小
管に結合し、過剰にリン酸化さ
れると神経細胞間の伝達が抑制
されることが報告されています。
認知症は、リン酸化タウ蛋白質
などの異常蛋白質が蓄積され、
脳内での病変を引き起こしてい
ることが分かっています。

同社は、フェルラ酸を添加し
た培地で、神経細胞を培養した
実験を行った結果、フェルラ酸
は、神経細胞内のリン酸化タウ
蛋白質の量を低下させることが
判明しました。 リン酸化タウ
蛋白質を低下させる作用は従来、
報告されておらず、フェルラ酸
の摂取により、認知症発症予防
につながる可能性が示唆されま
した。

今後、認知症予防に対するフ
ェルラ酸の機能性研究を進め、
ヒトでの有用性について検討し
ます。

フェルラ酸の効能について解説

している動画です。



 
左様な作用は、報告されてい
ません。笑

 
 
 
 
 
 
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2】 神経保護作用を持つ化合物が緑内障の進行抑制

 
 
 
 
 
京都大のチームは、開発した
神経保護作用のある化合物「KU
S剤」に,緑内障の進行を抑える
働きがあることがマウス実験で
分かったと、19日付の海外科学
誌電子版に発表しました。

緑内障は、目が受け取った光
の信号を脳に伝える網膜の神経
節細胞が、保持するエネルギー
を失って死滅し、進行します。

チームは、KUS 剤がエネルギ
ーの消費を抑制することに着目
しました。緑内障を発症させた
マウスに投与したところ、神経
節細胞の減少が抑えられました。

KUS 剤を、急性眼疾患の患者
さんの眼内に注射し、安全性や
効き目を確かめる治験を年内に
実施できるよう準備しています。
治療法として5年程度で実用化
したいということです。

緑内障のタイプ・原因・検査・

薬物治療の簡単まとめについて

の動画です。



 
治験の知見を使い廃藩置県を
実行した。笑

 
 
 
 
 
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編集後記

 
 
フェルラ酸が認知症発症原因
の一つであるリン酸化タウ蛋白
質の蓄積を低下させる作用を有
する事を発見したのは、偉大な
業績です。同じく認知症の進行
を抑制し神経細胞の新生をもた
らすホタテ・プラズマローゲン
との比較をして頂けたら幸いで
す。この2つの化合物が、天然
素材から摂れるという点では、
変わりがなく薬のように副作用
が出ることも考えにくいと思わ
れます。それ故に効果に優劣が
あるのかについては、興味深々
です。ホタテ・プラズマローゲ
ンには、神経細胞の新生作用が
あることが分かっていますが、
フェルラ酸に新生作用があるか
否かは、不明です。
緑内障は、目が受け取った光
の信号を脳に伝える網膜の神経
節細胞が、保持するエネルギー
を失って死滅し、進行します。
KUS 剤が動物実験で網膜の神経
節細胞の減少を抑えているので
KUS 剤が緑内障の進行を止めた
と考えられる訳です。これまで
緑内障の薬と言えば、ぶどう膜
強膜経路の房水排出を促進した
り、房水の量を減らしたりする
ことで眼圧を下げて、緑内障の
進行を抑制するといったものが
ほとんどでした。網膜の神経節
細胞の減少を直接的に抑制する
という点で画期的といえるので
はないでしょうか?
新興国の侵攻を親交を進行さ
せる事で食い止める。笑

 
 
 
 
 
 
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