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2015-08-06 01:09:27

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診療マル秘裏話 号外Vol.140 平成27年2月1日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
 
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目次

1)3Dプリンターを使って、人体組織や臓器を立体的に作製
2)iPS細胞(人工多能性幹細胞)でパーキンソン病を治療

 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
1】 3Dプリンターを使って、人体組織や臓器を立体的に作製

 
 
 
 
3D(3次元)プリンターなど
を使って、移植用の人体組織や
臓器を立体的に作製しようという
再生医療の研究が、大阪大など5
研究グループで始まりました。

世界的にまだ実用化していない
技術で、日本が課題を克服すれば、
再生医療で、世界のトップに立つ
チャンスをつかむことができます。
国はこの5グループに対し、2018
年度までの5年間で、計25億円
の研究費を投じ、支援します。

大阪大が取り組むのは、iPS
細胞(人工多能性幹細胞)から作
った心筋の細胞と、血管のもとに
なる細胞をブロックのように積み
重ね、血管を持った心筋組織を
作製する研究です。 合成樹脂を
微小粒子状に噴き出して積み上げ、
思い通りの立体を生み出す3Dプ
リンターの技術を利用し、細胞を
迅速、精密に積み重ねるそうです。

今のプリンター技術では、細胞
を噴き出す際に、噴き出し口(ノ
ズル)が詰まりやすく、安定して
心筋組織を作製できません。大阪
大は、事務用プリンター等を生産
するリコーと協力して、ノズルの
形や噴き出すタイミング等を工夫
します。

研究を取りまとめる、明石満・
大阪大教授は「作製できる心筋の
厚さは、今は1ミリ・メートル
程度が限界だが、この技術が実現
すれば、1センチ以上になる。
心筋梗塞などに対する治療効果が
大幅に改善する」と話しています。
5年以内に動物実験で効果を確か
めることが目標です。

大阪大以外の4グループでは、
東京女子医大と京都大が、それぞ
れ心筋の作製に取り組みます。
東京大は骨や軟骨、佐賀大は血管
を作ることに挑戦します。いずれ
のグループも、企業と組んだ産学
連携で、早期の成果を目指してい
ます。

赤池敏宏・東京工業大名誉教授
の話 「複雑な構造を持つ組織や
臓器を作るのは、技術的に大きな
飛躍が必要だ。研究者と企業が一
体となった挑戦を政府が積極支援
するのは、再生医療を次の段階に
進める取り組みとして評価できる」
ということです。

3Dプリンターが変える医療現場

という動画です。



 
 
 
 
 
 
貂蝉の朝鮮への挑戦。笑

 
 
 
 
 
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2】iPS細胞(人工多能性幹細胞)でパーキンソン病を治療

 
 
 
 
京都大iPS細胞研究所の高橋淳
教授は16日、人工多能性幹細胞(
iPS細胞)を使い、パーキンソン
病を治療する臨床研究の実施計画を、
京大が設置予定の第三者委員会に6
月にも申請する考えを大阪府吹田市
内での記者会見で明らかにしました。

iPS細胞を使った臨床研究は、
理化学研究所(神戸市)の高橋政代
プロジェクトリーダーらが昨年、
世界で初めて実施した目の難病治療
に続き、2例目となる見通しです。

実施計画は、京大が設置する第三
者委「特定認定再生医療等委員会」
で安全性を審査します。その後、
厚生労働省に提出され、専門委員会
の審議や厚労相の了承が必要となる
そうです。

iPS細胞を使ってのパーキンソン病

の治療に関する動画です。



 
 
 
 
 
 
京大が、兄弟の鏡台を設置する。


 
 
 
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編集後記

3D(3次元)プリンターなどを
使って、移植用の人体組織や臓器を
立体的に作製しようという再生医療
の研究が行われるようになったこと
は、喜ばしいことだと思います。し
かし、課題を乗り越えて成功するに
は、時間と労力とお金が沢山必要に
なります。人工多能性幹細胞(iP
S細胞)を使い、パーキンソン病を
治療する臨床研究の実施計画が申請
されました。早く臨床試験を終えて、
成果が出て、実際の臨床で使える様
になって欲しいと思います。

異色の移植を委嘱する。笑

 
 
 
 
 
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