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診療マル秘裏話 Vol.309 平成21年11月5日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
 
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目次
1)  レプチンの糖尿病に対する優れた効用
2) セレウス菌の胞子の防御壁はガラス製

 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
1】 レプチンの糖尿病に対する優れた効用

 
 
 
 
体内脂肪細胞から出る肥満
ホルモン「レプチン」が血糖
値を下げ糖尿病を防ぐ効用が
あるメカニズムを突き止め、
自然科学研究機構生理学研究
所(愛知県岡崎市)の箕越
靖彦(みのこし・やすひこ)
教授のグループが近く、米国
の糖尿病学会の専門誌で発表
します。

箕越教授は「インスリンの
投与をしなくても済む新しい
糖尿病治療薬の開発につなが
る可能性がある」と話してい
ます。

研究グループは正常なマウ
スにレプチンを投与する方法
で実験しました。レプチンは
脳の満腹中枢に作用し、食欲
を抑制する「摂食調節神経」
を活性化させるため、筋肉の
糖の取り込みが促進されて、
血糖値の上昇を防ぐ効果があ
るということです。

レプチンは、脂肪組織が、
欠落するなどの、「脂肪萎縮
(いしゅく)性糖尿病」の
特効薬として既に使用されて
いますが、仕組みはこれまで
明らかにされてきませんでし
た。新しいメカニズムを活用
すれば、一般的な糖尿病でも
新しい治療法の開発に結び付
く可能性があるということで
す。

レプチンの様々な働きに関する

動画です。



 
 
 
 
 
満腹が満幅となる。笑

 
 
 
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2】 セレウス菌の胞子の防御壁はガラス製

 
 
 
 
自然界に広く存在し食中毒
の原因にもなるセレウス菌の
胞子は、シリカガラスの殻で
覆われて、強い酸性の環境で
も身を守ることができるとの
研究結果を広島大の黒田章夫
(くろだ・あきお)教授
(応用生物工学)、広田隆一
(ひろた・りゅういち)助教
(微生物遺伝学)らが10月
30日までにまとめました。

カイメンの骨など体の形を
保つのにガラスを使った生物
は知られていますが、黒田
教授によると、酸に強い性質
の利用を確認したのは初とい
うことです。実験で、水素イ
オン指数(pH)1という極
めて、強い酸性の環境でも数
時間生存できたということで
す。

黒田教授らは、セレウス菌
の培養環境にガラスの原料と
なるケイ素を加えて実験しま
した。胞子が成長するととも
にガラスが外側に蓄積しまし
た。研究室で実験する場合は
通常、不純物を除いた水を使
うためケイ素が供給されず、
これまでガラスの形成が確認
されなかったのではないかと
いうことです。

黒田教授によると、200
1年に米国で起きた炭疽(た
んそ)菌事件で、セレウス菌
の近縁にあたる炭疽菌の胞子
の外側にガラスが確認されま
したが、原因や働きは不明で
謎とされていました。

セレウス菌の感染症に関する

動画です。2年前の事例が、

示されています。



 
 
 
 
 
硅素で刑訴される。笑

 
 
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編集後記

DPP4阻害薬といい、レ
プチンといい糖尿病の新しい
治療法が雨後の竹の子のよう
に生まれています。 できる
だけ、糖尿病が生理的に上手
くコントロールできるように
なればいいと考えています。
セレウス菌は、ガラスで身を
守るということですが、芽胞
を形成する菌の方がより強力
に身を守れるのでは、と思い
ます。

強力に協力的になる。笑

 
 
 
 
 
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