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2015-06-15 06:29:31

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診療マル秘裏話 号外Vol.116 平成27年1月5日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 
 
 
 
 
目次

1)「万能性」を持つSTAP細胞は作製できず
2)伝統的和食の食材「鰹節」を危険視するEU

 
 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
1】「万能性」を持つSTAP細胞は作製できず

 
 
 
 
 
小保方晴子研究員(31)と
理化学研究所の検証実験チーム
がそれぞれ取り組んでいた実験
で、さまざまな組織に変化する
「万能性」を持つSTAP細胞
は作製できず、論文に示された
細胞は何だったのかという疑問
は逆に深まりました。理研は、
外部有識者による調査委員会で
STAPとされた細胞の正体の
解明を進め、来年2月上旬まで
に公表する方針だそうです。

理研によると小保方氏の実験
は第三者が立ち会う監視カメラ
付きの部屋で行われました。
論文に示された酸性の液に細胞
を漬ける手法でも、一部の細胞
では、万能性の目安となる発光
現象が見られたが、発光が確認
された約1600個の細胞の塊
を使って特殊なマウスを作り、
細胞の万能性を確認する実験は、
成功しませんでした。検証チー
ムの実験でも同様の発光が認め
られましたが、特殊なマウスは
できませんでした。

存在が、否定されたSTAP
細胞とは、研究が先行する万能
細胞の「胚性幹細胞(ES細胞)」
だったのではないかとの指摘が
あり、9月に理研が設置した、
調査委員会が、小保方氏の研究
室内で冷凍保存されていた試料
などのデータを使い、調査して
いるそうです。

検証実験結果についての記者

会見のニュース動画です。



 
 
 
 
 
 
千校を先行的に、選考して、
線香花火を楽しんだ。笑

 
 
 
 
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2】伝統的和食の食材「鰹節」を危険視するEU

 
 
 
 
 
来年5月にイタリア・ミラノ
で開催される国際博覧会です
が、テーマは「食」です。
日本も、その場を通じて、
ユネスコ無形文化遺産になっ
た「和食」を大いに広めたい
ところです。ところが、日本
館のレストランで使用する、
国産の水産・畜産物の食材の
多くがEUの食品の安全規制
に、触れて持ち込めないそう
です。たとえば毒魚とされて
いるフグや、細かな規制のあ
る(牛肉以外の)国産肉類、
乳製品、そしてカツオ節です。

とくに問題となるのはカツ
オ節と推測されています。
「和食」の魅力を広める好機
と思われるミラノ万博で肝心
の和食の味を決めるダシを取
るものだからです。

しかし、なぜカツオ節が、
いけないのでしょうか。実は、
カツオの切り身をいぶす製造
過程でタールや焦げの部分が
発生し付着するが、そこに発
ガン性物質「ベンゾピレン」
が生成されるからだという事
です。 その含有量がEUの
基準を超える点が問題視され
ているのです。また、本枯れ
節のように乾燥・熟成にカビ
を使う点も、カビ毒の恐れを
指摘するとも言われています。
そのためヨーロッパの日本
食レストランでは、ダシにカ
ツオ節は使われず、旨味調味
料を使わざるを得ない実情が
あるそうです。だが、それで
は本物の味では出せません。

このニュースを目にして、
何を感じるでしょうか?カツ
オ節って、危険だったんだ!
と、素直に思う人もいるか
もしれません。伝統的和食の
食材を危険視するEUがケシ
カランと思う人がいるかも知
れません。そこに和食を締め
出そうとする秘密結社の陰謀
?を読み取る人だっているか
もしれません(笑)。

いうまでもなく、カツオ節
そのものは自然界の材料から
つくられるものです。カツオ
はもちろんカビ菌も、いぶす
煙の元の木材も自然物です。
自然なんだから安全なはずと
いう思いを持つ人もいるでし
ょうが、実は、自然界で危険
物質が生成されるケースは、
意外と多いことが知られてい
ます。毒蛇や毒キノコなどの
毒物だってその生き物自身が
作り出すものです。また無農
薬野菜では、野菜そのものが
天然性農薬様物質を生成する
という研究も出ています。
それで我が身をかじる虫を追
い払うのだということです。
とはいえ、本当にカツオ節
が危険なのかどうか考えてみ
なければなりません。本来は、
毒性と摂取量のバランスを考
えて論理的に判断すべきなの
ですが、過剰にベンゾピレン
を恐れ、過剰にカビ毒を恐れ
ている感が否めません。日本
政府は、万博で使用する分に
限って持ち込みを認めてほし
いとEUに要請しています。
安全性に問題がない点を説明
した上で、万博会場以外で、
展示・提供しないからと万博
特例として国産カツオ節など
の食材の持ち込みを認めるよ
う求めています。
しかし、これだって、厳密
にはヘンな要求です。安全だ
と言いつつ、規制そのものの
撤廃を主張するわけではない
のです。

ところで2015年夏に、フラ
ンスの大西洋沿岸のブルター
ニュ地方のコンカルノーにカ
ツオ節工場を建てる計画が進
んでいます。鹿児島県枕崎市
の枕崎水産加工業協同組合等
が出資して建設するそうです。
原料のカツオは、インド洋で
調達し、技術指導も日本がし
て製造するということです。

つまり政府の弱腰に、民間
がしびれを切らして海外進出
を決めたというのが真相だそ
うです。ある意味、これも、
日本の産業空洞化といえる
かもしれません。 そのうち
和食の素材は全部海外調達に
なるかも知れません。

本年になり、特例で、博覧会に

限って輸入を認めることになった

という動画です。



 
 
 
 
 
 
蚕業の産業化。笑

 
 
 
 
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編集後記

さまざまな組織に変化する
「万能性」を持つSTAP細胞
は作製できず、論文に示された
細胞は何だったのかという疑問
は逆に深まっただけの検証実験
でした。200回成功している
と大見得を切った小保方氏でし
たが、厳しい監視体制ではズル
をすることができなかっただけ
という気が致します。 論文に
掲載された限りは、誰がやって
も検証実験で成功するというの
が、科学の正しいあり方である
と私は、思います。毒性と摂取
量のバランスを考えて論理的に
判断すべきなのに、過剰に微量
のベンゾピレンを恐れ、過剰に
微量のカビ毒を恐れているとい
う所が問題の根本と言えるでし
ょう。ヨーロッパ人が好んで食
べるじゃがいもですら、微量の
毒を含んでいます。微量の毒を
恐れていたら、食べるものがな
くなってしまうことを率直に申
し上げるほかないと私は、考え
ています。

鼻梁に微量の毒が着く。笑

 
 
 
 
 
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