最近の号外Vol.115メルマガ

2015-06-11 15:09:46

カテゴリー:ブログ

エベレスト

藤田のブログランキングアップにご協力お願いします。
以下のバナーをぽちっとクリックお願いします。



美白·美肌ブログランキングへ

 
診療マル秘裏話 号外Vol.115 平成27年1月4日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
 
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 
 
 
 
 
目次

1)株式会社東芝は、ヘルスケア開発センターを開所
2)脊髄小脳失調症モデルマウスの寿命を顕著に改善

 
 
 
 
 
 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
 
 
医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
1】株式会社東芝は、ヘルスケア開発センターを開所

 
 
 
 
株式会社東芝は12月17日、
神奈川県川崎市の同社小向
事業所内にヘルスケア開発
センターを開所したと発表
しました。同センターでは、
ゲノム解析や生体センサー
を活用したサービス開発と
その要素となる次世代セン
シング技術やビッグデータ
解析などの、差異化技術の
研究開発を推進します。
同社は中期経営計画で掲
げるヘルスケア事業の拡大
に向け、研究開発費として、
2016年度には2014年度の3
割増しとなる500億円を
投入するとともに、同セン
ターを含めヘルスケア事業
にたずさわる国内外の研究
開発人員を約3,800名まで
増員するそうです。
ヘルスケア開発センター
では、同社子会社の東芝メ
ディカルが手掛ける超音波
診断装置やMRIなどの画像
診断システムの開発計画の
中から、研究開発センター
や首都圏の大学・研究機関
との連携効果の高いテーマ
を選定しました。 早期の
市場投入を目指した開発を
行います。
また、これまでは、東芝
メディカルが手掛けてきた
画像診断装置を中心とする
「診断・治療」、病気の
発症リスクを低減する
「予防」、病気や怪我の
治癒後をケアする「予後・
介護」、安全安心な生活
環境づくりや健康をサポー
トする健康増進分野を中心
に事業を展開するとしてい
ます。さらに同社グループ
の技術を融合させる「ニュー
・コンセプト・イノベーシ
ョン」によって、同社なら
ではの製品や、サービスを
順次市場投入するそうです。

東芝の新型食中毒菌のDNA

検査で、短時間で特定する

という動画です。



 
 
 
 
 
 
史上最大のスキャンダル
が誌上と市場を賑わした。笑

 
 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
 
 
 
2】脊髄小脳失調症モデルマウスの寿命を顕著に改善

 
 
 
 
科学技術振興機構(JST)
は12月15日、DNAの機能に
大きな影響を与える、たん
ぱく質HMGB1を遺伝子治療
的に補充することで、
脊髄小脳失調症1型(SCA1)
モデルマウスの寿命と
運動能力を顕著に改善する
ことに成功したと発表しま
した。
この研究は、JSTの戦略
的創造研究推進事業におい
て、東京医科歯科大学難治
疾患研究所の岡澤均教授ら
が行ったものです。 研究
成果は欧州分子生物学機構
(EMBO)の科学誌「EMBO
Molecular Medicine」
オンライン版に現地時間
12月15日付で公開されてい
ます。
脊髄小脳失調症は、アル
ツハイマー病、パーキンソ
ン病に次いで患者数の多い
神経変性疾患です。 推定
患者数は3万人と言われて
います。 近年、神経変性
疾患の発症メカニズムは、
解明されつつありますが、
いずれの変性疾患も、病態
修飾療法には成功しておら
ず、脊髄小脳失調症1型
(SCA1)においてもその
病態解明と治療開発は喫緊
の社会的問題でした。
同研究グループは、2007
年に網羅的タンパク質質量
解析 (プロテオミックス
解析)を用いて、SCA1およ
びハンチントン病の神経
細胞モデルで共通して減少
するタンパク質として
「HMGB1」を発見していま
した。今回の研究では、
この研究成果を臨床応用
に近づけていくために、
米国・ベイラー医科大学の
ゾービ教授らが開発した
SCA1モデルマウスを用いて、
HMGB1の補充による、治療
効果を調査しました。
その結果、HMGB1発現
トランスジェニックマウス
との交配、またはHMGB1
発現アデノ随伴ウイルス
ベクターの投与により、
SCA1モデルマウスの症状が
顕著に改善することが示さ
れたということです。さら
に、HMGB1がミトコンドリ
アDNAの損傷修復に関与し、
治療効果を発揮することも
世界が初めて明らかになり
ました。
今回の研究成果は、
HMGB1を分子標的として
病態修飾による治療の可能
性を明らかにしたもので、
今後、SCA1をはじめ、さま
ざまな神経変性疾患に対す
るHMGB1の遺伝子治療の
開発につながるものと期待
されています。

一リットルの涙というドラマで

描かれている脊髄小脳変性

症について語っている動画

です。動画では、治療法が

ないと言っていますが、

モデルマウスが改善した、

遺伝子治療を早く、臨床で

使って欲しいと思いました。

この病気もミトコンドリア機能

障害ですので、水素吸入や

CPLなどのサプリメントが有効

である可能性があります。



 
 
 
 
 
 
修飾処理を加えることで
就職を有利にする。笑

 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
 
 
 
編集後記

画像診断装置を中心とす
る「診断・治療」、病気の
発症リスクを低減する
「予防」、病気や怪我の
治癒後をケアする「予後・
介護」、安全安心な生活
環境づくりや健康をサポー
トする健康増進分野を中心
に事業を展開するなど医療
介護の分野を企業が助けて
くれるなら、本当に有難い
ことだと思いました。東芝
には、叔父が勤めていたの
で、東芝が病院を持ってい
ることも知っています。
豊富な経験と知識に裏打
ちされた素晴らしい技術を
導入して頂きたいものです。
いずれの変性疾患も病態
修飾療法には成功していな
い中で動物実験とはいえ、
HMGB1発現トランスジェニッ
クマウスとの交配、または
HMGB1発現アデノ随伴ウイル
スベクターの投与により、
SCA1モデルマウスの症状が
顕著に改善したのは、快挙
と言っていいでしょう。
是非遺伝子治療の開発に
つなげて頂きたいと考えてい
ます。

是非行いたい遺伝子治療の
是否。笑

 
 
 
 
************************

このメールマガジンは以下の配信システムを利用して
発行しています。
解除の手続きは下記ページよりお願い致します。
「まぐまぐ」www.mag2.com/m/0000121810.html
(イジニイワト)

発行者名  医療法人永徳会 皿沼クリニック院長
藤田 亨
職業    医師の箸くれ(はしくれ)
運営サイト www.eitokukaisalanuma.or.jp/ ご意見・ご感想・励ましのお便りお待ちしております。
sara2162@atlas.plala.or.jp このマガジンの掲載記事を無断で転載・使用すること
を禁じます。
ただしお友達への転送はご自由はご自由です。
このエントリーをはてなブックマークに追加 
 

コメント