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2015-06-04 06:29:11

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診療マル秘裏話 号外Vol.112 平成26年12月31日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
 
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目次

1)糖尿病患者の、血糖自己測定器専用の音声出力装置
2)書籍「認知症ケアと予防に役立つ料理療法」の出版

 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
1】糖尿病患者の、血糖自己測定器専用の音声出力装置

 
 
 
アークレイは、糖尿病患者さん
の血糖自己測定器専用の音声出力
装置を発売します。視力が低下し
た人や高齢のため操作が困難と感
じる人の血糖コントロールをサポ
ートします。一方、三和化学研究
所もアークレイから製品供給を受
け、自社ブランドで販売します。

専用音声ガイド装置は、アーク
レイが「PlusTalk GO
-9650」を、三和化学研究所
が「プラストークGT-1830」
をそれぞれ発売します(税別1万
1000円)。 自社で発売する
血糖自己測定器に取り付けるだけ
で簡単に使用できます。大きさは
46×62×30ミリメートル、
重量は80グラム。単5アルカリ
乾電池2本で駆動し、測定結果を
画面表示と音声で知らせます。
音声ガイドが不要の時は取り外す
ことができます。測定手順、測定
結果、エラー時の対処方法などを
音声案内することで、高齢者や初
めて血糖を自己測定する患者さん
の生活の質(QOL)向上に寄与
します。

増加をたどる糖尿病患者さんの
うち、60歳以上の患者さんは、
全体の約6割を占めています。
日々の血糖測定の操作を不自由に
感じる高齢者が増加しており、
視認性や操作性への向上が求めら
れています。

血糖値の基礎知識に関する動画

です。



 
 
 
 
 
向上心から荒城の月を歌う。笑

 
 
 
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2】書籍「認知症ケアと予防に役立つ料理療法」の出版

 
 
 
 
料理を通して認知症の人のやる
気や自信を呼び覚まそうと、京都
教育大の湯川夏子准教授らが、
書籍「認知症ケアと予防に役立つ
料理療法」を出版しました。グル
ープホームの料理活動で人気の高
いお好み焼き、おはぎなど14品
のレシピと言葉かけのポイント等
を詳しく紹介、自宅でも施設でも
役立ちそうです。

湯川さんは、10年ほど前から
高齢者施設などで行われる、料理
活動を調査しました。中程度まで
の認知症の人ならば数年間料理を
していなくても問題なく包丁を使
えることや、料理経験のない男性
でも適切な支援があれば料理は、
可能なことなどを現場で実感して
きました。

福祉の現場が実践してきた料理
活動を理論づけ、「料理療法」と
して広く伝えるために本書を記し
ました。加えて「自宅でも十分に
実践してもらえる」と湯川さんは、
おっしゃっています。施設では、
参加者の個性を把握したうえでの
役割分担や事後評価が欠かせませ
んが、「自宅なら1対1。細かな
ことはあまり気にせず楽しく取り
組んで」と気楽なチャレンジを勧
めています。

実践の際に、最も大切なのは、
高齢者が自信をなくしてしまわな
いよう周りが気を配ることです。
湯川さんは「自らの役割を感じら
れてこそ、自信の回復につながる
ので、本人がつらい思いをしない
ような支援を考えて下さい」と呼
びかけています。

皮むきや筋取りといった下処理
から、材料を混ぜる、丸める、焼
くなどの調理、味見や、盛りつけ
まで料理は多くの工程があるので、
高齢者の得意な部分を任せること
にしています。

途中の言葉掛けも、重要なポイ
ントです。 お好み焼きを作る時
なら「何を入れていましたか?」
「おいしそうなにおいがしてきま
したね」など、回想を引き出した
り五感を刺激するような声かけが
有効です。「本人が乗り気なら、
いろいろとお願いしてみて『すご
いねー』とほめたりするのもいい
ですよ」ということだそうです。
自身の祖母のケースを振り返って
教えてくれました。

「でも、あくまで本人の自主性
や自発性を大切にしてください」
と湯川さんは強調しています。
気持ちが向かない時に無理やり誘
うのは禁物といい、「ゆったりと
した気持ちで高齢者が持っている
力を使ってともに楽しむつもりで
実践してください」ということだ
そうです。

「認知症ケアと予防に役立つ
料理療法」はクリエイツかもがわ
刊、2376円です。

米国の最先端の認知症の予防

及び管理に関する動画です。



 
 
 
 
 
 
料理で認知症の予防を呼ぼう。笑

 
 
 
 
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編集後記

糖尿病患者さんの血糖自己測定
器専用の音声出力装置を発売され、
視力が低下した人や、高齢のため
操作が困難と感じる人の血糖コン
トロールをサポート可能になった
のは、素晴らしく視力低下した人
や高齢者に優しい技術であるとい
うことを実感しました。
中程度までの認知症の人ならば、
数年間料理をしていなくても問題
なく包丁を使えることや料理経験
のない男性でも適切な支援があれ
ば料理は可能なことを知っておら
れるというのは、たくさんの場数
を踏んでいる、湯川夏子准教授の
優れた身についた知識であると私
は、考えています。こうした経験
に裏打ちされた知識を通して認知
症予防ができたら、素晴らしいと
感じました。

私怨を支援する訳では、ありま
せん。笑

 
 
 
 
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