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2015-06-02 11:24:45

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診療マル秘裏話 号外Vol.111 平成26年12月30日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 
 
 
 
 
 
 
目次

1)ナイロウイルス出血熱感染症のモデルマウスを開発
2)生理周期で起こる頭痛は、排卵後や生理直前に多い

 
 
 
 
 
 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
 
医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
1】ナイロウイルス出血熱感染症のモデルマウスを開発

 
 
 
 
 
北海道大学の研究グループは、
ナイロウイルス出血熱感染症の
モデルマウスを開発しました。
ウイルス性出血熱は免疫機能
不全マウスを使った場合にだけ、
感染・発症するため、エボラ
ウイルスをはじめとする出血熱
全般の病態研究が進んでいませ
ん。開発したモデルマウスは、
新規に見つかったウイルスに
感染させていますが、通常の
免疫機能を備えていても発症さ
せることができます。 出血熱
発症機構の解明や予防・治療法
開発に向けた基礎研究のための
実験動物への利用が、見込まれ
ます。

開発したモデルマウスは、
ウイルスを感染させると白血球
や血小板が減少し、多臓器不全、
腸管での出血などの症状を示し
死にいたります。これは、アフ
リカで出血性の感染報告が多い
ラッサ熱に次ぐ、同じナイロ系
のクリミア・コンゴ出血熱ウイ
ルスに感染したヒト出血熱に似
た症状です。

感染を引き起こすウイルスは、
アフリカのザンビアに棲息する
野生コウモリから分離した
「レオパーズヒルウイルス」で
す。ザンビア大学医学部に設置
した北海道大学人獣共通感染症
リサーチザンビア拠点で、ウイ
ルスを次世代シーケンス技術を
用いて網羅的に探索しました。

病原性の解析、出血熱ウイル
スの動物の生体内での増殖動態、
治療、予防法の確立などの基礎
実験に病態を反映できるモデル
としての用途が見込まれます。
ウイルス性出血熱の研究で、
マウスによる免疫機能に関わる
実験が難しかった現状を打破で
きる可能性が出てきました。

日本の研究者が海外の感染症

流行地で活躍しているという動画

です。



 
 
 
 
 
 
昨日の免疫機能に帰納する。


 
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2】生理周期で起こる頭痛は、排卵後や生理直前に多い

 
 
 
 
 
 
女性が感じる3大不調は「肩
こり」「手足の冷え」「頭痛」
です。ライオンが20~40代
の女性に、生理・頭痛に関する
意識調査で明らかとなりました。
肩こりや手足の冷えは慢性的な
悩みとみられますが意外と知ら
れていないのが「生理周期によ
って頭痛が起こること」で、
メカニズムを知って予防や痛み
の軽減に役立ててほしいとアド
バイスを送っています。

調査によると、1年を通じて
感じる不調は1位が「肩や首が
こる(50%)」、2位が「手
足の冷え(35%)」、3位が
「頭痛(32%)」です。

このうち1年を通じて頭痛を
感じると答えた人に生理前後に
頭痛を感じたことがあるか聞い
たところ、約8割が生理前後に
感じると回答しました。「スト
レス」や「疲れ」が主な原因と
考えており、ほかにも運動不足、
睡眠不足、体質的なものを挙げ
る人が多く、「生理周期と関連
している」と考えている女性は、
30%程度にとどまっています。

ライオンのヘルスケアマイス
ターによると、生理周期による
頭痛は、ホルモンのバランスの
変化で脳内血管が拡張し神経を
刺激するために起こります。
そのため、排卵後や生理直前に
起こることが多いといわれてい
ます。寝不足や強い光に注意し、
熱いお風呂などは避けた方が良
いそうです。鎮痛薬を服用する
場合は痛みを感じたら早めにと
アドバイスしています。

なお、4位以下は生理痛28
%、腰痛27%、むくみやすい
26%、とくにない19%、
胃痛・胃もたれ18%となって
います。

生理(月経)に関する基礎的な

知識を教えてくれる動画です。



 
 
 
 
 
 
体質のため、退室した。笑

 
 
 
 
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編集後記

ウイルス性出血熱は免疫機能
不全マウスを使った場合にだけ、
感染・発症するため、エボラ
ウイルスをはじめとする出血熱
全般の病態研究が進んでいない
という事実は、残念なことと言
わざるを得ません。しかし今回
の発見で、ウイルスの種類は、
特殊なものですが、通常の免疫
機能を備えていても発症させる
ことが可能と言う点が、素晴ら
しいところだと思います。ウイ
ルス性出血熱の研究で、マウス
による免疫機能に関わる実験が
難しかった現状を打破して治療
の臨床に繋げて頂きたいと考え
ております。生理周期による、
頭痛は、ホルモンのバランスの
変化で脳内血管が拡張し神経を
刺激するために起こるという
メカニズムを知って予防や痛み
の軽減に役立ててほしいもので
す。

玄奘三蔵法師の現状。笑

 
 
 
 
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