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2014-11-13 13:30:53

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診療マル秘裏話 号外Vol.23 平成26年9月20日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
 
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目次

1) ブラジャーの着用と閉経女性の乳ガンリスクに関連性無
2)睡眠障害が、広範囲の脳容積の急激な減少と関連する

 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
1】 ブラジャーの着用と閉経女性の乳ガンリスクに関連性無

米国ガン学会(AACR)は9月5日、
ブラジャーの着用と閉経女性の
乳ガンリスクの上昇に関連性は、
ないことを示した症例対照研究
を紹介しました。Cancer
Epidemiology, Biomarkers &
Prevention誌に掲載されました。

この研究は、シアトル・ピュー
ジェットサウンド都市部の55歳
から74歳の閉経女性を対象に
実施されました。乳ガンの組織型
の中で最も多い浸潤性乳管ガン
(IDC)454人と浸潤性小葉ガン
(ILC)590人を乳ガンのない469
人と比較しました。個別面接に
より人口統計学データや家族歴、
出産歴に関する情報を収集し、
ブラジャーをつけ始めた時期、
アンダーワイヤーの有無、カッ
プやバンドサイズ、1日の着用
時間や1週間の着用日数、これま
での各時期におけるブラ着用パ
ターンの変化についてなど、
一連の体系的な質問を通じて
ブラジャー着用の生活パターン
を評価し、乳ガンリスクとの関連
を検討しました。

その結果、ブラジャー着用の
いずれの面でもIDC またはILC
リスク上昇との関連は認められ
ず、ブラジャーが乳ガンリスクを
高めるエビデンスはないことが
分かりました。先進国で乳ガンが
多い原因としてブラジャーの
着用が懸念されていましたが、
「そうした関連性を支持する
生物学的エビデンスはごく限ら
れており、本結果は妥当なもの
と」研究者は述べています。

乳ガンの予防に役立つ食材の

動画です。



 
 
 
 
 
 
 
体型の体系をまとめて大計を
図った。笑

 
 
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2】睡眠障害が、広範囲の脳容積の急激な減少と関連する

米国神経学会(AAN)は9月3日、
睡眠障害と脳容積の急激な減少
には関連があることを示した
研究を紹介しました。Neurology
誌オンライン版に掲載されました。

この研究は成人147人(20-84
歳)を対象に、睡眠障害(入眠
困難や夜間覚醒)と脳容積の関連
を調査しました。被験者はMRI脳
スキャンを、平均3.5年の間隔を
あけて2回受け、その後それぞれ
の睡眠習慣についての質問票に
回答しました。回答を睡眠時間、
入眠までの時間、睡眠薬使用の
有無などについて評価し、睡眠の
質をスコア化しました。

その結果、被験者のうち「質の
低い睡眠」の基準に合致したのは
35%(21点満点のスコアで平均
8.5点)で、睡眠障害が広範囲
(前頭部、側頭部、頭頂部など)
での脳容積の急激な減少と関連し
ていることが分かりました。特に
60歳以上の被験者でより顕著でし
た。

研究者は、「質の低い睡眠が、
脳構造の変化の原因なのか結果な
のかは不明」としながらも、
「睡眠障害は、治療可能なので、
睡眠の質を改善することで脳容積
の減少を遅らせることができるか、
今後研究していく必要がある」と
述べています。

睡眠について分かりやすく解説した

動画です。



 
 
 
 
 
 
化膿していても治療可能。笑

 
 
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編集後記

ブラジャー着用がすべての面
で、乳ガン発症リスクの上昇と
関連していなかったのは、女性
の安心が得られたという点で素
晴らしいと思います。睡眠障害
と脳容積の減少が関連付けられ
たことも、画期的な発見である
と思います。睡眠障害を治療す
ることで脳容積の減少を予防で
きるようになることを期待して
止みません。

脳容積の減少の現象を睡眠
障害が促進している可能性大。笑

 
 
 
 
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