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2014-11-18 20:27:31

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診療マル秘裏話 号外Vol.25 平成26年9月22日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
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目次

1) リリカの重篤な副作用に劇症肝炎と肝機能障害を追記
2)ジャガイモの天然毒素の合成に関与する遺伝子を発見

 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
1】 リリカの重篤な副作用に劇症肝炎と肝機能障害を追記
医薬品医療機器総合機構は9月16日、
厚生労働省が疼痛治療薬プレガバリン
(商品名リリカ)の使用上の注意で、
重篤な副作用に劇症肝炎と肝機能障害
を追記するよう製造販売元のファイザー
に指示したと発表しました。同薬の
適応は神経障害性疼痛と線維筋痛症に
伴う疼痛だが、因果関係が否定できな
い死亡例が報告されたことから、追記
では、異常が認められた場合の適切な
対応を呼び掛けています。

該当商品名は「リリカカプセル」の
25mgと75mg、150mgの3剤です。PMDAの
発表では、直近3年度に発生した国内
副作用報告のうち、同薬との因果関係
が否定できない劇症肝炎による死亡が
1件報告されました。また肝機能障害
関連障害は死亡したケースはなかった
ものの10件中7件で同薬との因果関係
が否定できませんでした。

同日は、このほか抗悪性腫瘍薬イマ
チニブ(商品名グリベック)の使用上
の注意でも、重大な副作用として、胃
前庭部毛細血管拡張症(GAVE)の追加
指示が出されました。

薬の副作用は、無視できません。必ず

用法容量を守って、副作用が出たとき

は、主治医に相談することをお勧めし

ます。



 
 
 
 
 
 
以上の異常が移譲された。笑

 
 
 
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2】ジャガイモの天然毒素の合成に関与する遺伝子を発見

ジャガイモの芽のほか、光が当たって
緑色になった皮の部分に多く含まれる、
天然毒素の合成に関与する遺伝子を発見
したと、理化学研究所やキリン基盤技術
研究所、大阪大などの研究チームが20日
までに、米科学誌プラント・セル電子版
に発表しました。
この毒素は「α―ソラニン」や「α―
チャコニン」で、食べると吐いたり、
下痢や腹痛、頭痛を起こしたりします。
この遺伝子が働かず、有毒成分が少ない
品種を、開発できる可能性があるという
ことです。αーソラニンなどは「ステロ
イドグリコアルカロイド」と総称される
化学物質の一種で、コレステロールから
合成されます。研究チームは「SSR2」
遺伝子が作る酵素がコレステロール合成
に関与していることを酵母の実験で発見
しました。
遺伝子組み換えでこの遺伝子が働かな
いジャガイモを作ったところ、ステロイ
ドグリコアルカロイドの量が通常の1割
に減りました。
ジャガイモに有毒なアルカロイドが含
まれる理由は特定されていませんが、
一般的に植物のアルカロイドは、昆虫や
動物に食べられるのを防ぐ効果があると
考えられています。

ステロイドグリコアルカロイドは、芽の部分

や、青くなっている部分に多く含まれて

います。この芽や青くなっている部分以外

でも、微量ながらステロイドグリコアルカロイド

は、含まれています。そのため、大量に

ジャガイモを沢山(一回の食事で4個以上)

食べないようにして下さい。芽の部分を

取り除くところをお見せする動画です。



 
 
 
 
 
 
宗匠の創傷を総称した。笑

 
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編集後記

最近リリカの副作用で、血管浮腫を
経験しました。リリカの適応が、神経
障害性疼痛と繊維筋痛症であるのは、
医師であれば、よくご存じであると
思いますが、適応外の処方がされて
いるようでした。今回、肝臓に対する
重大な副作用が示唆された訳で、内服
されている方は、本当に、この病気に
かかって内服しているかどうか確かめ
た方が良さそうです。ジャガイモの毒
が少ない品種を作ることができれば、
それにこしたことはないと感じました。
ただし遺伝子組み換えを用いて品種の
改良をするのであれば、安全性を確保
してから行って頂きたいと思います。

品種苦で顰蹙を買う。笑

 
 
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