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2019-09-27 21:52:53

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診療マル秘裏話  号外Vol.1341 平成30年11月24日作成

作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 
 
 
 
 
 
 
 
 
目次

1)進行性骨化性線維異形成症治療薬候補2種発見
2)交通事故後の軽度外傷性脳損傷患者の救済方法

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
 
 
1】 進行性骨化性線維異形成症治療薬候補2種発見

 
 
 
 
 
 
 
肉の中に骨ができる難病「進
行性骨化性線維異形成症(FO
P)」の治療に役立つ可能性が
ある新しい化合物2種類を発見
したと京都大と大日本住友製薬
の研究グループが発表しました。

患者数が少ないため研究が進
みにくい難病の仕組みや治療法
を、患者さんのiPS細胞(人
工多能性幹細胞)を使って追究
した研究の成果です。11月2日
の米科学誌「ステム・セル・リ
ポーツ」電子版に掲載されまし
た。

FOPは遺伝子の変異が原因
で、本来は骨がない場所に骨が
できる病気です。国内の患者数
は、推定80人程度と極めて少な
く治療法は見つかっていません。

京大iPS細胞研究所の池谷
真・准教授らは、骨になる手前
の軟骨を作りやすい、マウスの
培養細胞に、FOPの原因遺伝
子を組み込み、発症の仕組みを
詳しく調べました。この細胞に
4892種類の化合物を加え、
軟骨化を抑える効果がある7種
類の化合物を見つけました。

さらにFOP患者さんのiP
S細胞で効果を確かめ、2種類
を選びました。いずれもガンの
治療薬として過去に臨床試験が
行われたことがある物質で池谷
准教授は「すぐに臨床応用は難
しいが、謎が多いFOPの発症
の仕組みを解明し治療薬を開発
する重要な手がかりになる」と
話しています。

このニュースのニュース動画で

す。

 
 


 
 
骨の病気の治療薬を探すのに
骨が折れる。笑

 
 
 
 
 
 
 
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2】 交通事故後の軽度外傷性脳損傷患者の救済方法

 
 
 
 
 
 
 
交通事故などで頭を打ち記憶
障害や手足のしびれなどが生じ
る「軽度外傷性脳損傷(MTB
I)」の患者さんを救済しよう
と、広島県の弁護士が全国初の
弁護団を結成し、11月3日、初
めて電話相談会を開きます。M
TBIは発見が難しく、認知度
も低いため、損害保険などで後
遺障害として認定されにくいと
いい、弁護団は「活動を通じて
MTBIへの理解も広げたい」
としています。

MTBIは頭部に衝撃を受け、
脳内の神経線維が傷つくことで
発症します。症状は、記憶障害
や判断力の低下、手足のしびれ、
味覚障害など多岐にわたり生活
に支障が出るほど重症化するケ
ースもあります。

専門医らによると、国内では
年間16万~32万人が発症すると
されていますが、傷が微細で、
磁気共鳴画像(MRI)などの
検査でも見つかりにくく、むち
打ちなどと誤診されるケースが
あるということです。

弁護団は、広島市の神経内科
医院「友和クリニック」の宇土
博医師(69)の呼びかけで広島
弁護士会の有志34人で結成され
ました。10月には、交通事故で
MTBIを発症した男性会社員
を原告として、加害者側に約3
900万円の損害賠償を求める
訴訟を広島地裁に起こしました。

弁護団では、こうした訴訟を
支援するほか、事故の加害者側
や、保険会社との交渉について
助言したり、病院の受診を勧め
たりします。

弁護団の工藤勇行弁護士は「
事故後に、体調不良になる等の
不安を感じている人は、気軽に
相談してきてほしい」と話して
います。

電話相談(082・228・
2477)は11月3日午前10時
~午後4時です。無料で、全国
から受け付けます。

このニュースのニュース動画で

す。

 
 


 
 
公証役場で、公正証書の交渉
をする。笑

 
 
 
 
 
 
 
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編集後記

 
 
 
肉の中に骨ができる難病「進
行性骨化性線維異形成症(FO
P)」の治療に役立つ可能性が
ある新しい化合物2種類を発見
したと発表したのは偉大な業績
です。いずれもガンの治療薬と
して過去に臨床試験が行われた
ことがある物質だそうなので、
安全性については、期待できそ
うです。「進行性骨化性線維異
形成症(FOP)」は、遺伝子
の変異が原因で、本来は骨がな
い場所に骨ができる病気ですが、
ちょっとした刺激で、骨がない
場所に骨ができる際に、大変な
苦痛を生じます。 一刻も早く、
臨床試験に持ち込んで頂き患者
さんの苦痛を除いてあげて頂き
たいものです。
交通事故などで頭を打ち記憶
障害や手足のしびれなどが生じ
る「軽度外傷性脳損傷(MTB
I)」の患者さんを救済しよう
と、広島県の弁護士が全国初の
弁護団を結成し、11月3日、初
めて電話相談会を開くという事
ですが、画期的な試みだと思い
ます。MTBIは頭部に衝撃を
受け、脳内の神経線維が傷つく
ことで発症し、症状は記憶障害
や判断力の低下、手足のしびれ、
味覚障害など多岐にわたり生活
に支障が出るほど重症化するケ
ースもあるということですから、
交通事故後の体調の不良を感じ
る方は、一度、相談に乗っても
らった方が良いようです。同じ
ように認知度が低かった脳脊髄
液減少症も現在は、ブラッド・
パッチ療法の効果が認められる
ようになりました。

隊長の体調が不良となった。


 
 
 
 
 
 
 
 
 
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