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2019-09-07 01:28:46

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診療マル秘裏話  号外Vol.1323 平成30年11月3日作成

作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
 
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目次

1)入所者の健康状態を一元的管理する見守りシステム
2)ミノキシジルがMSCから出される発毛因子の発現上昇

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
 
 
 
1】 入所者の健康状態を一元的管理する見守りシステム

 
 
 
 
 
 
 
 
日立システムズは10月9日、
介護施設や医療施設向けに赤外
線センサやマット型の生体セン
サ、尿意検知センサなど、さま
ざまなIoT センサの活用により
入所者の状態を迅速に把握する
とともに、「福祉の森」などの
介護記録システムと連携して、
入所者の健康状態を、一元的に
管理する見守りシステムの実証
実験を開始しました。

同システムは、複数のIoT セン
サを通じて、入所者のバイタル
情報や生体情報等を収集し、ス
タッフルームに備え付けのPCや
タブレット端末、スマートフォ
ンなどにリアルタイムに表示さ
せ、視覚的に状況を把握する事
が可能なシステムです。

これにより居室への空振り訪問
回数を削減できるだけでなく、
異常を検知した場合にはナース
コールからの着信により迅速か
つ適切な対応ができるという事
です。

また、血圧測定結果や検温デー
タ等の介護記録への記入に費や
していた時間を短縮するために、
専用の生体測定機器を採用する
ことにより、自動で福祉の森等
の介護記録システムに、データ
連携できる仕組みを提供しまし
た。

これらのバイタルデータと各居
室から、各IoT センサを通じて
受信したデータを集約すること
で、各種介護記録帳票が簡単か
つ短時間で作成することを可能
としています。

今後、同社は複数の介護施設の
協力を得て、見守りシステムの
実証実験を実施する事で、連携
可能なIoT センサの種類を拡充
し、さまざまな介護記録システ
ムとの連携を確認すると同時に
介護スタッフのニーズや、業務
課題を把握してシステムのブラ
ッシュアップを図り、2018年中
のサービス提供開始を目指しま
す。

さらに、将来的には一元化した
データとAI(人工知能)なども組
み合わせることで、健康の改善
や増進、未病といった健康科学
の分野までサービス提供の範囲
を拡大することを図る考えです。

「見守りクラウドロボ」が高齢

者を見守る仕組みを作りつつあ

るという動画です。

 
 


 
 
 
専用の生体測定機器の不採用
の危機。笑

 
 
 
 
 
 
 
 
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2】 ミノキシジルがMSCから出される発毛因子の発現上昇

 
 
 
 
 
 
 
 
ロート製薬は、発毛促進成分
「ミノキシジル」が、脂肪由来
間葉系幹細胞(MSC)から出
される発毛因子の発現を高める
ことを確認したと発表しました。
同成分はこれまで、毛乳頭細胞
など毛の中の細胞への働きは、
確認されていましたが、毛根部
周辺にある同幹細胞への効果も
判明しました。 同社では今回
判明したメカニズムを生かした
発毛剤を年内にも販売する方針
です。

MSCは体内で移動しながら
臓器を修復する物質などを産生
しています。再生医療に取り組
む同社ではMSCの研究を進め
ています。肝硬変を対象とした
再生医療等製品候補、他家脂肪
組織由来幹細胞製剤「ADR-
001(開発コード)」は第1
/2相臨床試験を実施していま
す。

同社では、そうした再生医療
研究の知見を、目薬や化粧品の
製品などに応用してきました。
今回、発毛剤への適用を検討し
ています。すでに発毛剤に広
く用いられているミノキシジル
が、毛根周辺の脂肪由来MSC
にも働くことを突き止めました。
同MSC内で毛の伸長に重要な
FGF7、血管誘導するVEG
FA、発毛を促すPDGFAと
いった発毛因子の遺伝子発現を
高めることを解明しました。

同社では脂肪由来MSCへの
働きを考慮した処方を検討中で、
年内に、今回の知見を生かした
発毛剤を、発売する予定です。
R&D推進特任部長および基礎
研究開発部長を兼務する、経営
戦略推進本部の本間陽一ディレ
クターは、大阪市内で開催した
記者説明会で「今後はMSCに
働きかけ、発毛を促すミノキシ
ジル以外の成分の探索も実施し
ていきたい」としています。

脂肪由来間葉系幹細胞について

解説している動画です。

 
 


 
 
 
ガンの新生血管は、欠陥のあ
る血管です。笑

 
 
 
 
 
 
 
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編集後記

 
 
 
介護施設や医療施設向けに赤
外線センサやマット型の生体セ
ンサ、尿意検知センサ等、さま
ざまなIoT センサの活用により
入所者の状態を迅速に把握する
とともに、「福祉の森」などの
介護記録システムと連携して、
入所者の健康状態を、一元的に
管理する見守りシステムの実証
実験を開始したのは、喜ばしい
ことです。あまつさえ介護業界
は、人手が足りず、薄給に耐え
られず、止めていく人が多いと
されています。政府は、それに
対し、外国人労働者の導入も辞
さないとしていますが、この様
なシステムが完成していれば、
無理に外国人労働者の導入をし
なくても良くなる気がします。
発毛促進成分「ミノキシジル」
が、脂肪由来間葉系幹細胞(M
SC)から出される発毛因子の
発現を高めることを確認したと
発表したのは、素晴らしい業績
です。MSCは体内で移動しな
がら臓器を修復する物質などを
産生しているということですが、
どのようなメカニズムで体内を
移動しながら、臓器を修復する
物質などを産生するのかという
点については、よくわかってい
ません。しかし、脂肪組織を取
り出して、そこから、MSCを
濃縮して、採取した脂肪細胞と
ともに点滴すると、損傷部位が
回復することが知られています。
今後はMSCに働きかけ、発毛
を促すミノキシジル以外の成分
の探索も実施していくという事
ですから、その内、夢の発毛剤
が完成することを期待したいと
思います。

酸性の物質を産生することに
賛成する。笑

 
 
 
 
 
 
 
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