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2018-06-03 00:28:26

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診療マル秘裏話   Vol.657 平成28年7月14日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
 
 
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目次

1)ブラジル産プロポリス が、糖尿病性腎症を遅らせる
2)重症熱性血小板減少症候群(SFTS)の臨床試験

 
 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
 
1】 ブラジル産プロポリス が、糖尿病性腎症を遅らせる

 
 
 
 
 
 
 
山田養蜂場と、京都府立医科
大学大学院の丸中良典教授らの
研究グループは、ブラジル産プ
ロポリスに2型糖尿病の重篤な
合併症である「腎症」を遅らせ
る可能性があることを確認しま
した。腎症は2型糖尿病の3大
合併症の一つといわれています
が特効薬がないのが現実です。
同社では食品で腎症の進行予防
を確認できたのは初めてとして
おり、さらなる研究を進めてい
く予定です。

研究グループは35~80歳
の2型糖尿病患者80人を2グ
ループに分け、食事療法と運動
療法と併せて試験食を、8週間
飲用してもらいその結果を評価
した。試験食はブラジル産プロ
ポリス226・8ミリグラム(
カプセル3粒)またはプラセボ
です。

臨床試験の結果、プロポリス
を飲用していたグループは、プ
ラセボを飲用したグループと比
べて
(1)腎臓の老廃物ろ過能力の
減少が抑えられる。
(2)腎臓の機能低下により起
こる尿酸値の上昇が抑制される
-ことが分かりました。腎臓の
老廃物のろ過能力の変化量は、
プラセボでは1.73平方メートル
当たり毎分2・7ミリリットル
に対してプロポリス飲用群は同
毎分1ミリリットルと、ろ過能
力の減少を37%抑制できました。
また、尿酸値はプラセボ群が1
デシリットル当たり0・21ミ
リグラムの上昇に対して、プロ
ポリス飲用群は1デシリットル
当たり、0・03ミリグラムの
低下と尿酸値上昇を13%抑制
しました。

丸中教授らはブラジル産プロ
ポリスに2型糖尿病の初期段階
で血糖値を下げるインスリンが
効きにくくなる、(インスリン
抵抗性)ことを防ぐ機能がある
ことを基礎研究で明らかにして
います。 今回山田養蜂場では
丸中教授らの臨床研究に助成し、
インスリン抵抗性や合併症悪化
を遅らせる事ができるのか確認
しました。

糖尿病は自覚症状がないこと
が多く、気づかないうちにさま
ざまな合併症を起こす。多いの
が腎症、神経症、網膜症。この
うち腎症は進行すると腎不全に
なり、慢性腎不全になると人工
透析が必要で週3回以上、一生
涯にわたって透析を受けること
になります。腎症から人工透析
にいたる患者は毎年1万300
0人超。糖尿病性腎症には特効
薬がなく、食事療法と運動療法
による血糖値、血圧の管理が、
基本となるが、それだけでは、
悪化は防ぎきれないのが現状だ
そうです。

山田養蜂場では、天然食品の
プロポリスを飲用する事で糖尿
病性腎症の進行予防が行えるこ
とは患者のQOL(生活の質)
向上に、貢献できるとみており、
研究を加速させていく予定だそ
うです。

プロポリスについて解説してい

る動画です。

 


 
 
新興国が、侵攻する。笑

 
 
 
 
 
 
 
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2】 重症熱性血小板減少症候群(SFTS)の臨床試験

 
 
 
 
 
 
 
 
2013年に国内で患者が初
確認され、死に至る場合も多い
重症熱性血小板減少症候群(SF
TS)について、愛媛大などのグ
ループが抗インフルエンザ薬の
「アビガン」(一般名・ファビ
ピラビル)を使った臨床研究を
始めます。マウス実験で効果が
確認されたため、臨床研究で人
での効果と副作用を調べ、治療
薬としての実用化を目指します。

国立感染症研究所によると、
SFTSはウイルスを持った野外の
マダニにかまれて感染します。
発症すると高熱が続き、嘔吐(
おうと)や下痢などの症状が出
ます。血小板や、白血球が減り
ます。治療薬やワクチンはなく、
致死率は10~30%です。国
内では今年6月1日までに西日
本を中心に185人で確認され、
うち47人が死亡しました。

アビガンは富士フイルム傘下
の富山化学工業(東京)が開発
しました。ウイルスが遺伝子を
複製し増殖するのを妨げるタイ
プの薬で、エボラ出血熱の治療
でも期待されました。

感染研などによるマウス実験
では、投与開始が感染3日以内
では全例が生存しました。4日
目から死亡例が出て、5日目の
生存率は50%でした。投与が
早いほど体重減少も少なく、「
人でも有効性が期待できる」と
ウイルス第一部の西條政幸部長
は話しています。

臨床研究には、愛媛大や長崎
大、国立国際医療研究センター
(東京)など約30の医療機関
が参加しました。 患者さんの
同意を得て、診断が確定したら
参加機関で10~14日間アビ
ガンを飲んでもらい、血液中の
ウイルス量の変化や消化器症状
などの副作用を調べます。今年
は25人を目標にしています。
愛媛大の安川正貴教授(血液・
感染症学)は「SFTSの根本的な
治療法になり得る」と期待を寄
せています。

SFTSについて解説している動画

です。

 
 


 
 
 
傘下の参加機関で酸化の実験
を行う。笑

 
 
 
 
 
 
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編集後記

 
 
 
ブラジル産プロポリスに2型
糖尿病の重篤な合併症である「
腎症」を遅らせる可能性がある
ことが分かったのは偉大な業績
です。腎症は2型糖尿病の3大
合併症の一つといわれています
が、特効薬がないのが現実です。
食品で腎症の進行予防を確認で
きたのは初めてということです
ので、今後、大規模な臨床試験
をして、その効果を、確かめて
頂きたいと思いました。腎症か
ら人工透析にいたる患者は毎年
1万3000人超ということな
ので、ぜひ、ブラジル産プロポ
リスで治療を開始して頂きたい
ものです。
マダニの媒介する病気で治療
薬やワクチンはなく、致死率は
10~30%という、恐ろしい病気
のSFTSですが、初期にアビガン
を投与すれば、良好な結果が得
られるのではないでしょうか?
アビガンをアフリカで、エボラ
出血熱の臨床試験をされたこと
があり、やはり感染初期に効く
という結果が、得られました。
死亡率が高い病気には、このよ
うなトライアルが絶対必要と感
じています。

暑気払いで、書記が初期感染
を起こす。笑

 
 
 
 
 
 
 
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