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2018-06-19 00:01:05

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診療マル秘裏話   号外Vol.942  平成29年8月15日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
 
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目次

1)脳内の不要物を取り除く免疫細胞の作製に成功
2)ネコにかまれた後ダニ媒介のSFTSを発症して死亡

 
 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
1】 脳内の不要物を取り除く免疫細胞の作製に成功

 
 
 
 
 
 
 
人のiPS細胞(人工多能性
幹細胞)から、脳内の不要物を
取り除く免疫細胞を作製する事
に成功したと、京都薬科大とシ
ンガポール科学技術研究庁など
のチームが発表しました。アル
ツハイマー病などの治療に役立
つ可能性があるということです。

この免疫細胞は、脳内の「掃
除細胞」として知られるミクロ
グリアです。アルツハイマー病
の原因とされる「アミロイド
βベータ 」などの異常蛋白質
を食べ、発症や進行を抑える働
きがあると考えられています。

同大の高田和幸准教授(病態
生理学)らは、人のiPS細胞
から、ミクログリアのもとにな
る免疫細胞と、神経細胞の2種
類を作製しました。 これらの
細胞を混ぜて培養するとミクロ
グリアに変化し、試験管内でア
ミロイドβを食べることも確認
しました。論文は米科学誌電子
版に掲載されました。

河本宏・京都大教授(免疫学)
の話「様々な病気の治療が期待
できる重要な成果だ。人の体内
で正常に機能するかどうかは、
さらに検証する必要がある」と
いうことです。

脳の免疫を司るミクログリア

細胞について解説している動画

です。

 
 


 
 
盛夏に、生家で製菓を食べて
成果を出す。笑

 
 
 
 
 
 
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2】 ネコにかまれた後ダニ媒介のSFTSを発症して死亡

 
 
 
 
 
 
西日本の50代女性が昨年、ネ
コにかまれた後にマダニが媒介
するウイルス感染症「重症熱性
血小板減少症候群(SFTS)」を
発症して死亡したことが、厚生
労働省の調査で7月24日分かり
ました。ネコからの感染は初め
て。通常は、マダニに咬まれて、
感染するルートをたどりますが、
ネコがマダニに咬まれて、ネコ
のウイルス血症を起こし、ウイ
ルス血症を起こしたネコに咬ま
れることでウイルスに感染した
という感染経路が推測されてい
ます。

このニュースのニュース動画で

す。

 
 


 
 
 
長鎖脂肪酸の構造を調査する。


 
 
 
 
 
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編集後記

 
 
 
人のiPS細胞(人工多能性
幹細胞)から、脳内の不要物を
取り除く免疫細胞を作製する事
に成功したのは偉大な業績です。
ただミクログリアが増えたり、
その働きが活性化したりする事
によって、神経障害性疼痛など
の症状が出現しないとも限らな
いので、ミクログリアが過剰に
増えたり、活性化した時の対策
も考えておくべきではないでし
ょうか?
西日本の50代女性が昨年、ネ
コにかまれた後にマダニが媒介
するウイルス感染症「重症熱性
血小板減少症候群(SFTS)」を
発症して死亡したことが、厚生
労働省の調査で分かったのは、
由々しきことです。ペット経由
で感染したのであれば、ペット
のマダニを駆除することが必要
ですが、人間と違ってネコは、
体毛でおおわれており、マダニ
の恰好の餌食です。また人畜の
共通の感染症となったことも、
脅威の一つであり、必要以上の
スキンシップを取らないことが
重要と言えるでしょう。

ポディビルで、驚異の胸囲が
脅威となる。笑

 
 
 
 
 
 
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