美しい肌Vol.123

2013-04-22 00:00:00

カテゴリー:女性の美容と健康

$町医者のブログ



美肌の野菜&果物(各論:紫蘇、しそ)



シソ科シソ属の植物です。かつてはエゴマをこれと



同属異種の植物として分離しましたが、現在の



遺伝子学研究で両者を同種「ペリラ・フルテスケンス」



の変種とすることが確定しています。なお、シソには



品種が多く、それらの総称を「広義のシソ」、



基本品種である、チリメンジソや代表的な品種である



アカジソを「狭義のシソ」という場合があります。



次のような逸話が伝えられています。後漢末、洛陽の



若者が蟹の食べすぎで食中毒を起こしました。若者は



死にかけていましたが、名医・華佗が薬草を煎じ、



紫の薬を作りました。その薬を用いたところ、若者は



たちまち健康を取り戻しました。「紫」の「蘇る」薬



だというので、この薬草を「紫蘇」というように



なったということです。ヒマラヤやビルマ、中国など



が原産と考えられています。日本には中国から伝わった



といわれています。一年草で、高さ1m程になります。



白から紫色の花を多数つけます。独特の香りのため



本来は虫がつきにくいのですが、ハスモンヨトウの



幼虫だけは葉を好んで食べるため、栽培に



当たっては注意が必要です。β-カロテン、ビタミンB、



カルシウム、食物繊維、カリウムなどの栄養素を非常に



多く含み、特にβ-カロチンの含有量は、野菜の中で



トップクラスです。紫蘇の油は、体に良いω-3系の



不飽和脂肪酸です。ただこの油、熱に弱いため、加熱



調理には、向きません。空気に触れるだけで、酸化が



始まりますので、サラダのドレッシングとして使うのが



よろしいかと思われます。ただし、ドレッシングとして



かけてから、早めに食べるということが重要です。



また、紫蘇特有の香りの元である、ペリルアルデヒド



は、臭覚神経を刺激して胃液の分泌を促し、食欲を増進



させるほか、健胃作用や食中毒の予防にも効果があります。



漢方医学では、主に赤紫蘇の葉を「蘇葉」(そよう)



または「紫蘇葉」(しそよう)といい、理気薬(気が停滞



している状態を改善する薬物、精神を安定させる目的



もある)として神秘湯、半夏厚朴湯、香蘇散などに配合



されます。また熟した果実を「蘇子」(そし)といい、



咳、喘息、便秘などの治療に用います。シソの葉は



ロズマリン酸、葉と実にはルテオリン(フラボノイド・



酵素)という成分を含み、アレルギー疾患に効きます。



健康食品としても利用されています。実際に赤紫蘇の



健康食品を摂ることで花粉症に効果があったと



おっしゃる患者さんが当クリニックでもおられました。



ただし、健康食品であっても、用法用量を守って内服



して頂きたいと思います。



ロズマリン酸の作用でよく知られているのはアレルギー



症状を抑える作用です。以前よりシソがアレルギーを軽く



することが知られていましたが、これはロズマリン酸の



抗酸化作用によるものです。最近注目されているのは



糖の消化吸収を妨げる作用です。体内に取り入れられた



炭水化物はブドウ糖に消化されて吸収されますが、



ロズマリン酸は、麦芽糖をブドウ糖に分解する酵素、



マルターゼの活性を抑え、ブドウ糖に変化させない



ようにします。麦芽糖はそのままでは体内に蓄積される



ことなく排泄されますので、体内の糖分吸収を減らす



ことができるのです。



ルテオリンは花粉症やアトピーといったアレルギー症状



を抑制することで有名です。



ルテオリンなどのポリフェノールは、「ロイコトリエン」



という炎症を引き起こす物質を作り出す際に必要な酵素



を阻害するため、花粉症の症状、特に鼻づまりに効果を



発揮するといわれています。ロズマリン酸とルテオリン



は、抗酸化物質です。アトピー性皮膚炎やしみやくすみ



やソバカスなどの皮膚の病気に効果があることが分かって



います。したがって健康な人では、これらの抗酸化物質



の摂取により美肌効果が期待できるわけです。今回は



ここまでとさせて頂きます。



紫蘇がシソ科の始祖となる。笑



最後までお読み頂き、ありがとうございました。



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美しい肌Vol.124

2013-04-22 00:00:00

カテゴリー:女性の美容と健康

町医者のブログ



美肌の野菜&果物(各論:トウモロコシ)



とうもろこしは小麦や稲と共に世界三大作物の一角



を担っています。とうもろこしの主成分はでんぷん



で、その他の栄養素であるたんぱく質、脂質、糖質



をバランスよく成分として含んでいます。



 とうもろこしの黄色い部分に含まれる色素成分は、



ゼアキサンチンと呼ばれる成分(ファイトケミカル)



で、抗酸化物質でもあります。肝臓ガンの発ガン防止効果



があるといわれています。ゼアキサンチンは、以前お話



したルテイン(ほうれん草に多く含まれる)の構造異性体です。



 とうもろこしには、いも類よりも多い食物繊維が



含まれていて、脂質の吸収を抑えて、便秘の予防・



改善、大腸ガンの予防、コレステロール値の吸収抑制



に効果があります。



 ほかに、疲労回復にも効果があるビタミンB群や、



塩分を体外に排出して血圧の上昇を抑えるカリウム、



老化防止に役立つビタミンEの供給源としても期待できる



食品です。とうもろこしの中でも日本で栽培されている



品種は、スウィートコーンと呼ばれるもので、実の根元の



胚芽部分にリノール酸が豊富に含まれています。黄色い



品種のとうもろこしにはβ-カロテンも含まれています。



もうひとつメタボリックシンドロームを改善する働きの



あるファイトケミカルがオスモチンです。オスモチンは



とうもろこしに多く含まれる植物由来のタンパク質です。



植物が外敵から身を守るために作られる成分でもあります。



オスモチンは最近、優良な作用が、多々明らかになって



います。その一つがメタボリックシンドロームの



メカニズムに深い関わりを持つアディポネクチンの



受容体を刺激することです。



アディポネクチンは内臓脂肪の細胞から分泌される物質で、



脂肪細胞が巨大化すると分泌量が減ってきます。すると、



糖代謝異常、脂質異常、高血圧が起こり、メタボリック・



シンドロームが進行します。ところがトウモロコシ



などの食物によってオスモチンを摂取すると、それが



アディポネクチン受容体に結合して、アディポネクチンの



作用を生み出し、メタボリックシンドロームの進行を



抑えることができます。さらにオスモチンが



すでに肥満していてアディポネクチンの分泌量が増えない



人や、体質的にアディポネクチンを増やすことができない



人でも、アディポネクチンのかわりに同じように働いてくれ



ます。まさに、肥満している人にとって、効率的に



メタボリック・シンドロームの進行をストップしてくれます。



おもにビタミンEの抗老化作用、抗酸化作用とオスモチン



の脂質代謝改善作用、ゼアキサンチンの抗酸化作用、



食物繊維の整腸作用が相まって美肌効果に拍車をかけるもの



と考えられます。したがってトウモロコシは、少量でも



継続して摂取することが必要です。今回はここまでとさせて



頂きます。廊下を走って老化が進む。笑



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美しい肌Vol.125

2013-04-22 00:00:00

カテゴリー:女性の美容と健康

町医者のブログ



美肌の野菜&果物(各論:モロヘイヤ)



モロヘイヤはエジプトやアラビア半島で古く



から常食されているシナノキ科に属する



緑黄色野菜の一種です。別名ツナソとも



呼ばれています。エジプトでは5000年以上



前から庶民に普及していたといわれています。



高温、乾燥地帯でも育つことができる強い



生命力とその高い栄養価から、近年注目を



集めています。



虫にも暑さにも強いため、家庭菜園でも



人気があります。エジプトで古くから食べ



られているモロヘイヤは、アラビア語で



「王様の野菜」という意味の「ムルキーヤ」



が語源であるといわれています。



かつて、どんな薬も効かない程の重病を患った



エジプト王が、モロヘイヤの葉を刻んでつくった



スープを飲んだところ病気が治ったという



言い伝えから「王様の野菜」と呼ばれるように



なりました。



モロヘイヤスープはエジプトの伝統的な家庭料理



として現在でもよく食べられています。各家庭には



マハラタと呼ばれるモロヘイヤ専門の包丁があります。



中近東地域が原産のモロヘイヤは、クレオパトラ



にも愛された野菜といわれる程、古くから食用野菜と



して食べられてきました。



日本には1980年代に導入され、栄養価の高さに注目



が集まり広く知れ渡るようになりました。



日本では群馬県での生産量が最も多く、次いで



三重県、沖縄県、佐賀県と続きます。



モロヘイヤの旬は6月~8月ですが、ハウス栽培では



4月~10月が最盛期です。



モロヘイヤにはβ-カロテンが豊富に含まれます。



β-カロテンから変換されたビタミンAには皮膚や



粘膜を丈夫に保ってくれる働きがあるため、肌の



カサつきや肌荒れの改善に著効を認めます。



また、β-カロテンは紫外線によって発生した活性酸素



を除く働きがあり、シミやそばかすの原因となる



メラニン色素の発生を抑えます。



他にも、モロヘイヤには若返りのビタミンといわれている



ビタミンEが含まれています。さらに、豊富に含まれる



ビタミンC(ほうれん草の約2倍)がコラーゲンの生成を



促し肌のハリと水分量が保たれることにより、シワの予防



や改善にも役立ちます。



その他には、様々な栄養素(具体的には、ビタミンB2



ビタミンB6 葉酸、ナイアシン、カルシウム、亜鉛など)



の相乗効果により、モロヘイヤには美肌を導く効果がある



そうです。実際、ビタミンB2、ビタミンB6は皮膚疾患で



出されるビタミンで頻用処方となっています。



今回は、ここまでとさせて頂きます。



モロヘイヤは、ちょこちょこではなく、著効した。笑



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美しい肌Vol.120

2013-04-21 00:00:00

カテゴリー:女性の美容と健康

町医者のブログ



美肌の野菜&果物(各論:青梗菜)



中国野菜といわれるカテゴリーの緑黄色野菜の一つ



に青梗菜(チンゲン菜)があります。15~20℃の



冷涼な気候を好みますが、家庭菜園で栽培すると



調理適性の広い野菜なので、台所でも重宝します。



しかし、乾燥に弱いので真夏の高温乾燥期には



水やりすると生育が旺盛になります。また暑さや



病気にも強く、土壌適応性も広いので、厳寒期を



除けば年中栽培できる重宝な野菜です。



青梗菜は、アブラナ科に属し、あまり煮崩れをしません。



歯切れもよく、淡白な味となっています。中国の華中・



華南地域が原産地と考えられています。アブラナ科の



原種は地中海沿岸が原産地とされていますが、そこから



分化した植物が中国に伝わり、華中・華南地域で発達し、



チンゲンサイが誕生して根付いたとの推測されています。



チンゲンサイは結球しないツケナ類「小白菜」に分類



され、小白菜は中国では古くから食べられていました。



日本へやってきたのは1972年の日中国交回復以降です。



当時、いろいろな中国野菜が入ってきましたが、中でも



チンゲンサイは味や食感が日本人の好みに合い人気を



得ました。その際に、軸の色が青いものと白いものの



2種類があり、それぞれ「青茎(青軸)パクチョイ」、



「白茎(白軸)パクチョイ」などと呼んでいました。



しかし表記名をはっきりさせようということになり、



のちに軸が青いものは「チンゲンサイ(青梗菜)」、



白いものは「パクチョイ」に統一されました。



日本での産地は、静岡県や長野県、埼玉県といった



地域になります。調理では、浸し物や炒め物、或いは



クリーム煮といったものに利用されています。青梗菜は



ビタミンC、β(ベータ)-カロチンなどのビタミン群、



鉄・カルシウム・リンなどのミネラル成分、食物繊維



を豊富に含み、特にβ-カロチンはピーマンの約6倍も



多く含んでいます。



β-カロチンは、活性酸素の働きを抑制する作用により



ガンを予防します。 また免疫力を活性化し、風邪を予防



する効果があります。さらにβ-カロチンは、体内で



必要なだけビタミンAに変化する成分です。この変化が



適切に行われるため、β-カロチンを大量に摂取しても、



ビタミンAの過剰症は起こりません。ビタミンAは、



皮膚や粘膜を健康に保つ働きや、肌・皮膚がカサカサに



なるのを防ぎ、潤いを与えてくれるビタミンです。 また、



目との関係が深く、パソコンの使いすぎで目が疲れている



現代人に多いドライアイを防ぐ役割もあります。



これらの栄養成分により青梗菜は、風邪の予防、肌や



皮膚を若々しく保つ美肌作用、貧血の予防、便秘を改善、



生活習慣病(成人病)の予防など様々な効果が期待できます。



青梗菜は油との相性が良く、炒めたり、茹でたりすること



によって色付きが良くなる上にビタミンの吸収が良くなる



ことから、炒め物やスープなどの料理に用いるのがお勧め



です。今回はここまでとさせて頂きます。胃酸の過多は、



遺産の方。笑



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美しい肌Vol.121

2013-04-21 00:00:00

カテゴリー:女性の美容と健康

町医者のブログ



美肌の野菜&果物(各論:八朔、はっさく)



八朔の旬は、2~3月だそうなので、少し過ぎて



しまった感はありますが、今回は八朔について



述べてみたいと思います。広島県の因島市田熊町



が発祥地で、旧暦の8月1日のころから食べ



られることから、「八朔」と命名された果物です。



八朔の独特のすっぱい酸味はクエン酸、



あまい味は消化吸収の良い糖質です。



ビタミン等の栄養成分をを多く含み、疲れを



取ったり、風邪を予防したりします。



また、皮には発ガン抑制に効果的なオーラプテン



という栄養成分が多く含まれており、この



オーラプテンは、八朔以外には、夏ミカン



とグレープフルーツにも多く含まれています。



香り成分のオーラプテンは、夏みかん、八朔、



グレープフルーツなどの果皮に多く含まれる



クマリン類の一種で、水に溶けず、油に溶けます



(親油性)。



近年の細胞を用いた試験および動物試験などの



基礎的検討から、抗メタボリックシンドローム作用、



発ガン抑制作用、抗炎症作用、抗ピロリ菌作用など



が認められました。



ビタミンCは、八朔1個で一日の摂取量の



70%がとれるほど豊富にふくまれており、



肌にはりをもたせたり、コラーゲンと働くことで



免疫力を高め、風邪のひきにくい身体をつくり



ます。 アスパラギン酸、クエン酸も多く含まれており、



エネルギーの代謝に関わる成分で、疲労回復には



よろしいようです。



特記すべきは、オレンジ色の色素成分



「β-クリプトサンキン」です。 β-クリプト



サンキンは特有の抗ガン作用によって、優れた



抗ガン作用を発揮します。βカロテンの5~6倍



もの抗ガン作用が認められている上、動脈硬化予防



にも効果があります。抗ガン作用について具体的に



申し上げますと「β-クリプトサンキン」には



皮膚ガンと大腸ガンの抑制効果があることが



動物実験で明らかになりました。



これは発ガン性物質や活性酸素が正常な細胞を



攻撃したときに、β-クリプトキサンチン



が強力なバリアーの役割を果たし、攻撃から守って



くれるためと考えられています。さらにこの抗酸化



作用は、紫外線からお肌を守り、美肌効果にも結び



つきます。βークリプトサンキンは脂肪の合成を



抑える作用があり、肥満予防にもなります。八朔には



オーラプテンとβ-クリプトキサンチンの二つの



抗酸化物質とビタミンCがあるからこそ、昔から



美容健康目的で一日一個食べるとよいといわれて



きました。今回はここまでとさせて頂きます。



強力な協力体制。笑



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美しい肌Vol.122

2013-04-21 00:00:00

カテゴリー:女性の美容と健康

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美肌の野菜&果物(各論:シークヮーサー)



ミカン科の常緑低木、柑橘類です。沖縄方言で



「シー」は「酸」(あるいは「酢」)、



「クヮーサー」は「食わせるもの」(あるいは



「加える」)を表し、「シークヮーサー」という



名称は「酸を食わせるもの」(「酢を加える」)



を表します。これは、芭蕉布を織り上げた際に、



そのままでは固い布をシークヮーサーの果汁で



洗浄し、柔らかくしたことに由来します。



琉球諸島及び台湾に自生します。高さは5mほど



です。花は4月に咲きます。直径3cmほどの白い花



を咲かせます。果実がなるのは7月頃からです。



通常は、皮が緑色の時期に青切りで収穫します。



中の果実は小さくて丸く、皮が薄いので、小さな



黄色の温州ミカンのような姿をしています。重量は



およそ25g~60gです。 未熟な果実の皮は濃い緑色



をしていますが、熟すにつれ徐々に黄色く色づきます。



味はとても酸味が多く糖分が少なくなっています。



熟したものをクガニーと呼ぶ場合がありますが、



厳密にはシークヮーサーとクガニーは種類が違います。



ガン抑制、認知症治療、肝炎治療などの効能が



メディアで取り上げられ、注目を浴びました。



シークヮーサーの噂の有効成分は、ノビレチンという



物質です。ノビレチンは、アラキドン酸を生成する



酵素(細胞質リン脂質分解酵素)を阻害します。



アラキドン酸は、代謝されると炎症を起こす物質



(プロスタグランジン、ロイコトリエンなど)に



変化して行きます。その大元を遮断してしまうわけ



です。さらに誘導性シクロオキシゲナーゼ(COX-2)



が紫外線で誘導されるプロスタグランジンE2を



抑制するので、炎症物質プロスタグランジンE2の



生成量が極端に少なくなり、ほぼ完全に炎症が



抑えられるというわけです。ノビレチンの炎症抑制効果



は紫外線の照射によるものに限ったものではないため、



炎症が原因となっているガン、肝炎、認知症などの他の



疾病の予防との関連についても理解が進むものと期待



されます。また、炎症の発生により、過剰に生成される



一酸化窒素は、炎症を悪化させる要因にもなっています



が、ノビレチンは一酸化窒素の生成を抑制することも



報告されており、過剰な一酸化窒素による傷害から生体



を守ることが期待されています。これらの炎症を抑える



機序の解明は、まだ完全には成されておらず、今後の



研究に大いなる期待がかかります。ノビレチンは皮膚の



老化によるしわの原因となる細胞外基質分解酵素



(マトリックスメタロプロテアーゼ)の産生を抑制する、



あるいは皮脂の生成を抑制しニキビを予防する、などの



機能が報告されています。このように、ノビレチンなど



ポリメトキシフラボノイドは美容への応用の可能性を



大きくもった素材と言えます。当然、柑橘類である



シークヮーサーは、ビタミンCや「β-クリプトサンキン」



も多量に含んでいます。これらの効果は、八朔の項で



詳述しましたので、ご参照下さい。今回はここまでと



させて頂きます。



シークヮーサーで炎症の予防を呼ぼう。笑



最後までお読み頂き、ありがとうございました。



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美しい肌Vol.117

2013-04-20 00:00:00

カテゴリー:女性の美容と健康

町医者のブログ

美肌の野菜&果物(各論:キャベツ)

今の時期、旬の野菜といえば、春キャベツでしょう。

まだ肌寒い日もあり、暖かいスープが欲しくなったり

します。体を温めることは 美肌づくりにもとても

大事です。血行をよくし冷えを防ぐことで顔のくすみ

を改善したり代謝をよくしてくれます。キャベツには

通年出回る種類と、これからの季節だけしか

出回らない「春キャベツ」とがあります。春の時期

に出回る春キャベツは、季節限定のキャベツです。

9月~11月に種を蒔いて、翌年の3月~5月に

収穫するものです。

他の時期に出回るものよりも、水分をたっぷりと含んで

いて柔らかく、巻きが弱くふわっとしていて、甘みが

あるのが特徴です。そんな春キャベツですが、

調理法によっても、美肌効果は違ってきます。

特に春キャベツは加熱することで抗酸化力が高まり、

味も甘みが増します。またスープにすることで、

キャベツから流れ出した栄養素も残さず頂くことが

できます。

ロールキャベツのスープを薄味で多めに作り、一緒に

頂くようにするなどひと捻り加えてみて下さい。

キャベツには、むくみに効果的なカリウムと女性には

欠かせないビタミンCが豊富に含まれています。

キャベツを加熱しないで召し上がっていただく場合は、

かさが多くなり、たくさん食べにくいので、マリネや

浅漬けにして頂く方が賢明でしょう。年度が改まり、

この季節歓送迎会などでお酒を飲む機会が増えると

思います。

ついつい飲みすぎた翌朝、上腹部の不快感に

悩まされることも少なくないでしょう。

上腹部の痛みや不快感が続くと食欲が減退し、

美肌づくりに欠かせない栄養素が摂れなくなって

しまいます。毎日の生活を健康で快適に送ることも、

美肌づくりにはとても大事です。

そこで上腹部痛に悩まされた時にお薦めなのが、

「生キャベツジュース」です。

キャベツに含まれる、ビタミンUは上腹部の不快感

を軽減してくれる効果があります。しかし熱に弱い

ので生のままジュースにしていただくのが

お勧めです。

この「ビタミンU」の正体はアミノ酸の一種で、

タンパク質の合成に必要となる栄養素です。

粘膜を作るために必須の栄養素です。胃腸の壁

の修復に効果が期待できて、さらに胃酸の分泌

を抑制してくれるそうです。胸焼けや上腹部痛の

改善に効果的なので、昔から摂取されています。

「キャベツが胃を守ってくれている」そういわれて

100年くらい経過するそうです。昔から、とんかつには、

キャベツの千切りの付け合せのように、脂っこい食事

のつけ合わせにはキャベツが必須でありました。

食卓でキャベツをバリバリ食べる光景も昔から日本人

にはなじんたワンシーンだったといえましょう。そのように

考えると、ドイツの料理「ザワークラウト」

(キャベツの酢漬け)もソーセージのつけあわせとし

てドイツ人のなくてはならない一品です。キャプテン

クックの長い航海もこれが支えていたと言われて

います。

「キャベジン」と名前のついた薬のボトルがご家庭に

常備されていた記憶を持っている人も多いのでは

ないでしょうか。

以前にもお話しましたが、私の父親は、ひどい胃潰瘍

でしたのでいつもキャべジンは手放せないようでした。

最後にバストアップに効果があると一部で言われる

キャベツですが、エストロゲンが充分分泌されている

若い女性には、不向きかもしれません。

キャベツにはボロンというミネラル成分が含まれて

います。ボロンの正体は、ホウ素でした。ホウ素は、

大量に摂取すると身体に異常を起こすことが

動物実験で分かっています。

しかし、キャベツに含まれる程度のホウ素の摂取

では、このような異常は、起こりません。

更年期以降の女性では、ボロンを適切量摂取する

ことで、血中のエストロゲンの濃度を上げてくれる

作用があるので、バストアップに効果があると考え

られます。同時に、ボロンは、カルシウムの代謝に

良い影響を及ぼすことが分かっているので、更年期

以降の女性での骨粗鬆症に効果が認められるようです。

今回はここまでとさせて頂きます。

更年期女性が、ボロンでポロンとバストアップとなる。笑

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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美しい肌Vol.118

2013-04-20 00:00:00

カテゴリー:女性の美容と健康

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美肌の野菜&果物(各論:タケノコ)



タケノコは、野菜や果物ではありませんが、この季節



旬のものですので、食材としてとりあげさせて頂き



ます。タケノコに含まれる栄養素としては、



グルタミン酸やチロシン、アスパラギン酸などの



うまみ成分でもあるアミノ酸があります。ゆでた時に



でる白い粒状のものはチロシンで体に害はありません。



アミノ酸の一種であるチロシンは端的に言ってしまえば



人のやる気の源となります。脳の神経細胞や、



神経細胞間の情報伝達物質である、ドーパミン・



ノルアドレナリン・アドレナリンの材料となり、脳を



活性化させるためです。精神がうつの状態のときは



チロシンの脳内濃度が低下していることが知られて



います。やる気が、ハツラツとした若さ、美しさを



反映することを考えれば、タケノコも美肌に大きく



寄与すると考えられます。おまけにこれらのチロシン



由来の神経伝達物質は疲れをとる働きもあります。



つまり疲労回復に効果があります。



次にカリウムを豊富に含んでおり、このカリウムは、



ナトリウム(塩分)を腎臓から尿中に排泄する役割が



あり、高血圧に効果があります。



日本人は塩分摂り過ぎのため、容易に足がむくみます。



カリウムはこの足などのむくみをとる働きもあります。



食物繊維を多量に含んでいるため、便秘や大腸ガン



などの予防に効果があります。



タケノコとはご存知のとおり竹の芽の部分です。竹には



いくつかの種類がありますが、「たけのこ」とはすべての



竹の芽の総称として使われています。



竹は意外にもイネ科にあたり、温暖な地域に多く生えて



います。その種類も多く、70種類ほどあるといわれて



いますが、食用にされているものは孟宗竹をはじめ、



ほんの数種類です。春の味覚を代表する食材です。



その名前「筍」は一旬(10日間ほど)であの「竹」



までに生長してしまうからだそうです。だから、



食べられる期間もほんの一瞬、土から出るかで無いか



というときだけなので、目が離せません。そんなに成長が



早いにもかかわらず、竹の寿命は10年以上とも言われて



います。タケノコの種類は、孟宗竹、淡竹、真竹、



根曲がり竹(千島笹)、寒山竹(大名竹又は大明竹)など



があります。収穫時期は地方によってかなり差が出て



きます。鹿児島など早い地方では11月頃から収穫が



始まるところもあり、九州や四国の「早堀たけのこ」と



呼ばれるものはおおむね12月中旬からが本格的に出荷が



始まります。



京都あたりでは2月中旬頃から始まります。モウソウチク



が最も美味しく、安く沢山出回る食べ頃の旬は3月から



4月です。ハチクやマタケはもう少し遅い4月中旬頃から



6月にかけて、ネマガリタケは更に遅く5月中旬頃からが



旬となります。おおむね、春から初夏が旬と言えるでしょう。



今回はここまでとさせて頂きます。



タケノコ医者(技術が下手で未熟な藪医者にも至らぬ医者)



の代表である私は、タケノコを共食いする。笑



最後までお読み頂き、ありがとうございました。



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美しい肌Vol.119

2013-04-20 00:00:00

カテゴリー:女性の美容と健康

町医者のブログ



美肌の野菜&果物(各論:春菊)



シュンギクに、特に多く含まれているビタミンの素は、



β-カロテンです。β-カロテンは、体内でビタミンA



に変わり、皮膚や粘膜を丈夫にして抵抗力を高める



作用があり、風邪や肌荒れの予防(美肌効果を含む)



を実現します。



シュンギクに含まれているβ-カロテンの量は、同じ



緑黄色野菜でβ-カロテンが多いことで知られる



ホウレンソウやコマツナを上回り、シュンギク1束



(約200g)で1日に必要な量が摂取できます。もちろん



シュンギクを食べるだけで、肌あれや風邪を予防



できるわけではなく、幅広い食べ物から様々な栄養素



や成分をとることは重要です。シュンギクの香りの元



は、α-ピネンやベンズアルデヒド、リモネンなどの



精油成分で、自律神経に作用し、胃腸の働きを活発



にし、胃もたれを解消するなど、健胃作用があると



言われています。また漢方でも、シュンギクは、



食欲増進、健胃に用いられています。



また近年はシュンギクに含まれているイソクロロゲン酸



誘導体が強い抗酸化作用をもつことが報告されています。



シュンギクに含まれる抗酸化成分は、加熱調理および



消化液による損失は少ないけれども、食品として食べた



場合にはその機能性がそのまま体内で発揮されるとは



限らず、まだまだ研究の余地があるそうです。



シュンギクには、ダイオキシンを排出するデトックス作用



のあるクロロフィルも多く含まれています。



イソクロロゲン酸やクロロフィルの効果で、美肌は達成



されるものと考えます。ただし、いつも申し上げているように、



食品の中のこれらの有効成分が即効果を生むことはあり得



ません。しかし継続して摂取することが美肌を生む一因と



なります。何事も「継続は力なり」ですね。



今回はここまでとさせて頂きます。昨日の機能。笑



最後までお読み頂き、ありがとうございました。



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美しい肌Vol.114

2013-04-19 00:00:00

カテゴリー:女性の美容と健康

町医者のブログ



美肌の野菜&果物(各論:ピーマン、パプリカ)



ピーマン(または、パプリカ)は、子供が選ぶ、一番嫌いな野菜



の№1です。その嫌いの原因は、独特の苦みと臭いと言われて



います。この独特の苦みと臭いのもとは、ポリフェノールの一種



「クエルシトリン」であることが、2012年3月、タキイ種苗と



お茶の水女子大学との共同研究により、明らかになりました。



しかし、その「クエルシトリン」には高血圧抑制や抗うつ作用などの



効果があります。「クエルシトリン」は、ファイトケミカルの



一つケルセチンの配糖体です。苦味の少ない「こどもピーマン」



と、従来のピーマンとの成分を比較することで、今回初めて



苦味成分の解明を実現しました。従来のピーマンと



「こどもピーマン」の果実成分を比較したところ、従来品種に



含まれる成分が「こどもピーマン」には含まれないことを発見し、



この物質が「クエルシトリン」(quercitrin)であると特定した


ということです。「クエルシトリン」は苦味ではなく”渋み”を



感じることから、さらに食味評価を行った結果、この



「クエルシトリン」にピーマンの香気成分が加わることで



ピーマンの苦味として感じられることがわかりました。2010年



11月にタキイ種苗が新発表した「こどもピーマン」は、子ども



に人気で、約80%の子どもが「苦くない」とアンケート調査で



答えています。アンケートには「普通のピーマンは食べられない



が「こどもピーマン」は食べられると回答する例も多くあり



ました。



 タキイ種苗は、同研究の成果をもとに「苦くないピーマン」=



「こどもピーマン」として販売や栽培を広げるとともに、



新しい料理や利用方法の開発、さらに次の新しいピーマン品種の



育成を今後とも積極的に進めていくそうです。小さいお子様を



お持ちのお母様、お子様が喜ぶ、「こどもピーマン」をお買い



頂き、ご自身は、高血圧抑制や抗うつ作用などを期待して、



普通のピーマンを食べるというのは、いかがでしょうか。



「クエルシトリン」以外の栄養素としては、ビタミンCがあります。



ビタミンCは、パプリカのほうが倍以上たくさんあります。



特にオレンジのものはたった1/6個、赤色は1/3個分



で、一日の必要量を摂取することができる量が含まれています。



風邪の予防や疲労の回復、肌荒れ(健康な人は美肌効果)などに



効果があります。β-カロテンは、オレンジのピーマンには30倍



以上含まれているそうです。抗ガン作用や免疫賦活作用で



知られていますが、その他にも体内でビタミンAに変換され、髪の



健康維持や、視力維持、粘膜や皮膚の健康維持、そして、喉や肺など



呼吸器系統を守る働きがあるといわれています。こうしたビタミンC



やβ-カロテンの美肌効果は、「こどもピーマン」にも含まれて



いますので、お子様と一緒に「こどもピーマン」を食べても同じ



ように期待できます。今回はここまでとさせて頂きます。



中身が空っぽのイメージのピーマンは、実は栄養豊富でした。笑



最後までお読み頂き、ありがとうございました。



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