美しい肌Vol.137

2013-04-26 00:00:00

カテゴリー:女性の美容と健康

町医者のブログ



美肌の野菜&果物(各論:セロリ)



セロリとは、セリ科オランダミツバ属の



淡色野菜です。セルリー、オランダ三つ葉とも



呼ばれています。セロリの原産地はヨーロッパ、



西南アジア、インドです。



セロリは独特の強い香りと歯ごたえのある野菜です。



加熱してもその香りは薄れません。



セロリは古代ギリシャ・ローマ時代から薬用効果の



ある野菜と考えられ、薬や香料として使用されて



いました。古代エジプトでは葬儀に用いられていた



といわれています。



16世紀頃からイタリアなどで薬用植物としての栽培が



始まり、17世紀にはフランスで食用とされるように



なりました。その後19世紀頃までにヨーロッパ全域



やアメリカに伝わっていきました。



セロリが日本に渡来したのは16世紀末頃であると



いわれています。文禄・慶長の役(1592~1598年)で



出兵の際に加藤清正が朝鮮半島から東洋種のセロリを



持ち帰ったため、清正人参という異名で呼ばれて



いました。



江戸時代になるとオランダ船によって西洋種が長崎へ



入ってきました。当時はオランダ三つ葉と呼ばれて



いましたが定着はしませんでした。さらに幕末や



明治時代にも栽培に挑戦しましたが、香りが強すぎて



受け入れられず、一般に普及したのは第二次世界大戦後



です。



現在出回っているセロリは香りが比較的弱いアメリカの



品種で、昭和50年頃から庶民の口に入るようになりました。



セロリは涼しい気候を好みます。夏から秋にかけては



高冷地の長野県などで、冬から春にかけては静岡県など



でハウス栽培されています。この2県で全国のセロリ出荷量



の約7割を占めます。



セロリは初夏から秋にかけての時期に旬となります。



セロリには約40種類の香り成分が含まれています。これら



の香り成分には神経を鎮め、食欲を増進させる作用があり



ます。



セロリにはβ-カロテンやビタミンB群、カリウムなどが



豊富に含まれています。



特にセロリの葉は栄養価が高く、葉に含まれるβ-カロテンは



茎の2倍ともいわれています。さらにセロリの葉には



ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンC、ビタミンE、食物繊維



などが茎よりも多く含まれています。



セロリには抗酸化力の強いビタミンC、ビタミンEが含まれて



います。ビタミンCはコラーゲンをつくるのに不可欠な栄養素です。



コラーゲンは皮膚組織の約70%を占めており、肌のハリや水分量



を保つ大切な役割を果たしています。さらにシミのもとである



メラニン色素の生成を防ぐ働きがあるため、美肌効果が期待



されます。



ビタミンEは老化の原因である過酸化脂質が作られないように



活性酸素から細胞を守ります。また、末梢血管を広げて血行を



促し、全身の血行を良くすることで細胞の入れ変わり



である新陳代謝を盛んにします。



新陳代謝が盛んになると、肌にハリと水分量が生まれます。さらに、



紫外線に対する抵抗力も高まり、シミやそばかすの予防にも



効果があります。



セロリに含まれるビタミンCとビタミンEの相乗効果によって



抗酸化力が強まり、美肌効果が期待できます。



セロリの香り成分には、アピイン(フラボノイドの一種)、



ブチルフタイドなどのファイトケミカルが含まれています。



これらの成分によりセロリには、鎮静・鎮痛・利尿・血圧を下げる・



血糖値を下げる・血栓予防、美肌などの作用が期待されます。



今回は、ここまでとさせて頂きます。



ソロリ、ソロリとセロリは、盗まれた。笑



最後までお読み頂き、ありがとうございました。



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美しい肌Vol.132

2013-04-25 00:00:00

カテゴリー:女性の美容と健康

町医者のブログ



美肌の野菜&果物(各論:プチヴェール)



プチヴェールとは、芽キャベツとケールを交配



して生まれたケールと同じアブラナ科の野菜で、



1990年に日本で誕生しました。ケールと



芽キャベツの良い部分を受け継いでおり、ケール



より栄養価が高く、芽キャベツのような味がします。



プチヴェールという名前は、フランス語のpetit=


「小さい」とvert=「緑」にちなんで名前が付け



られました。プチヴェールは糖度が11~13度と高く、



一般的なみかんやいちごと同じぐらいの糖度の数値



です。しかし甘すぎるわけではなく、食すると



ほのかな甘みを感じます。



芽キャベツと同じように本葉の脇にいくつもの芽



を出しますが、芽キャベツと違って結球(植物の葉



が重なり合って球のようになること)はしません。



プチヴェールは緑のバラに似た形をしており、



通常1つの木から50~80個収獲できます。



プチヴェールは栄養をリッチに含んでいるため、



青汁の原料として青麦若葉とともに多く使われています。



プチヴェールは静岡県で品種改良され生まれ他野菜です。



現在では静岡県だけでなく、新潟県など全国各地で



栽培されています。



12月~3月が旬です。寒さの中で育てることに



より糖分と栄養分が蓄えられ、甘みとコクが増加します。



プチヴェールはβ-カロテン、ビタミンC、鉄、



カルシウム、食物繊維など現代人に欠乏しがちな



栄養素をまんべんなく含有しています。特に



カルシウムが牛乳の4倍とリッチに含まれており、



牛乳よりも体内で吸収されやすいことが分かっています。



その他にも食物繊維がさつまいもの3倍、ビタミンEが



ほうれんそうの2倍、β-カロテンはかぼちゃの6倍と



色々な栄養素がリッチに含まれています。



β-カロテンは体内でビタミンAに変換されます。



必要な分のみ変換されるので、脂溶性ビタミンである



ビタミンAの過剰症の心配は不要です。プチヴェール



にはβ-カロテンがリッチに含まれています。β-カロテン



から変換されたビタミンAには皮膚や粘膜を丈夫に保つ



作用があるため肌のカサつきや肌荒れを改善する力があります。



β-カロテンには紫外線によって発生した活性酸素の害を無効化



する働きがあり、シミやそばかすの原因となるメラニン色素



の発生を抑える力があります。



プチヴェールには、β-カロテンの他にも若返りのビタミン



といわれているビタミンEがリッチに含まれています。



また、実験によりプチヴェールには肌のハリと水分量を保つ



コラーゲンを産生する作用があることが証明されています。



今回は、ここまでとさせて頂きます。



小さな緑は、プチヴェール。笑



最後までお読み頂き、ありがとうございました。



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美しい肌Vol.133

2013-04-25 00:00:00

カテゴリー:女性の美容と健康

町医者のブログ

美肌の野菜&果物(各論:大麦若葉)

大麦若葉に含まれているSOD酵素様物質には、

動脈硬化や高血圧、糖尿病などの生活習慣病

を予防する効果があります。SOD酵素は、非常

に重要な酵素ですので

気合を入れて解説してみたいと思います。

動脈硬化とは動脈の弾力性が失われ、硬くもろく

なった状態をいいます。本来は弾力性のある

動脈の内壁に悪玉(LDL)コレステロールが付着

することで、動脈壁が厚くなったり、硬くなったり

します。悪玉(LDL)コレステロールは活性酸素

が結びつくことで、動脈硬化の進行を極端に

早めます。

動脈硬化は血管の老化が極端に早く進行した

さまを、示しています。さらに進行すると脳出血

や脳梗塞、眼底出血などの病気を引き起こし

ます。

大麦若葉に含まれているSOD酵素様物質は、

動脈硬化進行の原因である活性酸素を除去

する力を持っているため、動脈硬化の予防に

効果があります。

高血圧とは血圧が高い状態をいい、血圧とは

心臓が血管にかける圧力のことをいいます。

高血圧の状態が続くと、血管の壁に対し高い

圧力が掛かり続けるため、血管の内壁が

傷つきやすくなります。また、動脈硬化の

血管に高い圧力がかかった場合には血管が

破れやすくなります。

さらに動脈硬化を起こしている血管では、

血栓ができやすくなります。そうした場合、

脳出血や脳梗塞などの病気が起こりやすく

なります。

SOD酵素の高血圧に対する効果を測った

実験で、高血圧の状態にあるラットに対して

SOD様成分の投与を続けた結果、

SOD様成分が血圧の上昇を抑制したとの

報告があります。

また、大麦若葉にはカリウムが含まれて

います。血圧上昇にはナトリウムやカリウム

などの電解質が深く関係しています。

そのためナトリウムを過剰に摂取すると、

高血圧になります。

現在の日本人は、ナトリウム(塩分)の

慢性的な摂取過剰状態にあります。

大麦若葉に含まれているカリウムは、

ナトリウムの尿中への排出を促すことで

血圧を下げる作用があります。

そのため高血圧の予防および治療に

効果を発揮します。

糖尿病 (Ⅱ型糖尿病) とは、すい臓

から分泌されるインスリン(血糖を下げる

力のある唯一のホルモン)が正常に

分泌されなくなることで血糖値が上昇し、

糖が筋肉や肝臓で吸収利用されず、

尿中にあふれ出てしまう病気です。

血糖値が上がると、全身の血管で、

血管の老化である

動脈硬化が加速度的に進行します。

大麦若葉にはSOD酵素様物質が

含まれており、血管の老化を最小限に

とどめるため糖尿病の予防に効果が

あります。糖尿病の合併症は、全身の

血管の動脈硬化のために起こると

いっても過言ではありません。そのため

SOD酵素様物質は、間接的では

ありますが、糖尿病の合併症の発症を

予防すると言えます。

SOD酵素の糖尿病に対する効果を

調べた実験では、糖尿病を患ったラット

に対してSOD様成分を投与したところ、

血糖値の上昇を抑制する傾向が確認

されました。よって、SOD酵素は糖尿病

の予防や治療に有効といえます。

また、大麦若葉は

食物繊維をリッチに含んでいます。

食物繊維が血糖値の上昇を

緩やかにすることで、糖尿病の予防に

つながります。大麦若葉に含まれている

SOD酵素様物質は、細胞の健康維持に

も良い方向に働きます。毎日の健康を

維持するためには細胞

ひとつひとつが正常に機能するよう保つ

ことが不可欠です。

しかし、ストレスや喫煙などによって

体内に活性酸素が大量に発生すると、

体内の細胞が攻撃され、細胞の

中にある遺伝子が壊されてしまうことが

あります。

DNAなどの遺伝子が壊されると、細胞

はもはや正常な働きや入れ変わりを行う

ことができず、老化の加速や様々な病気

を引き起こすといわれています。

大麦若葉に含まれているSOD酵素様物質

は、細胞やDNAを活性酸素の攻撃から守り、

老化や病気を予防する効果が期待されて

います。

ビタミンCは、コラーゲンの生成に欠かせない

成分です。コラーゲンは、肌のハリと水分量

を保つ働きがあります。

さらに、ビタミンCにはシミの原因となるメラニン

色素の生成を防ぎます。大麦若葉には

ビタミンCが豊富に含まれて

いるため、肌荒れを予防し、美肌効果が期待

されています。

大麦若葉は、ビタミンCの他にビタミンKを

多量に含んでいます。不整脈の治療

(血栓の形成を抑える目的で)に使われる

ワーファリンという抗凝固剤は、このビタミンK

の働きで抗凝固作用が弱くなってしまいます。

そのため、ワーファリンと大麦若葉(青汁に

配合されている)は、一緒に摂取することが

許されていません。納豆もビタミンKを

多く含むため、同じ理由でワーファリンと

一緒に摂取してはいけないことになっています。

しかしこのワーファリンとの併用禁忌あるいは、

併用注意の問題は、ワーファリンと同じ

抗凝固剤で新しく出たお薬をワーファリンの

代わりに用いることで解決します。大麦若葉

や納豆を食べた後で内服しても

抗凝固機能を低下させない優れものです。

ちょっと高価なのが玉に傷ですが、医療は

日進月歩で進歩していると実感できます。

今回はここまでとさせて頂きます。

納豆食うでなっとく。笑

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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美しい肌Vol.134

2013-04-25 00:00:00

カテゴリー:女性の美容と健康

町医者のブログ



美肌の野菜&果物(各論:アボカド)



アボカドとは、クスノキ科ワニナシ属の常緑高木の



ことで、一般的にはその果実を指します。アボカド



は日本では「アボガド」と誤って記載されている



場合がありますが、「アボカド」が正式名称です。



アボカドは、メキシコ並びに中南米のスペイン語圏



では「アグアカテ」と呼ばれます。また日本



では昭和40年代頃まで「ワニナシ」と言う名前がついて



いました。果実の表皮が動物のワニの肌に似ている



ことからこのように名づけられました。



アボカドはメキシコと中央アメリカが原産で、低温に



弱く熱帯、亜熱帯で育ちます。樹高は25mほど



になり、5月頃に花を咲かせ、濃い緑色の果実は



11月~12月頃に収穫されます。



アボカドは栄養価が高くヘルシーな果実として、特に



女性に人気があります。その用途は様々で、サラダや



ハンバーガー、最近ではお寿司のネタとしても利用



されています。アボカドにわさびしょう油をつける



と「トロ」のような味わいになるということはよく



知られています。



アボカドは「森のバター」と呼ばれるほど脂質の多い



植物で、その果肉には約16%も含まれていますが、



その脂質の主体は不飽和脂肪酸です。不飽和脂肪酸は



コレステロールを下げたり、生活習慣病予防に効果的



なので、アボカドは健康果実といえます。



アボカドは世界一栄養価の高い果実としてギネスブック



にも掲載されています。ビタミンE、コエンザイムQ10、



ビタミンB6、グルタチオン、など、美肌作りに



欠かせない成分が沢山含まれています。ひとつひとつ



見てゆくことにしましょう。



ビタミンE:アンチエイジング効果の高いビタミンEですが



以前のブログでお話したとおり、ビタミンCと一緒に摂取



することでアンチエイジング効果、美肌効果ともに倍増



します。アボカドにはビタミンCも含まれていますので、



美肌には理想的な食材です。



コエンザイムQ10:サプリメントや化粧品に入っている



コエンザイムQ10ですが、もとは心臓病のお薬として開発



されたそうです。強い抗酸化作用があり、シミ・しわ・



乾燥・肌荒れといった肌トラブルからお肌を守ります。



また、ビタミンEと共に紫外線による肌ダメージを防ぐ



働きもあります。アボカドにはビタミンEも含まれて



いますので効果倍増です。さらに、心臓の血液を送り



出す力を強くする働きがありますので、身体の隅々まで



血液を送り届ける事ができ、冷え症解消にもつながります。



ビタミンB6:タンパク質の代謝にかかわるビタミンです。



タンパク質が有効に使われるようになると、健康な肌や髪



が作られるようになります。皮脂の分泌にもかかわって



いますので、ニキビや吹き出物の予防にもなります。



グルタチオン:コエンザイムQ10、ビタミンEと同じく



抗酸化作用がありアンチエイジングに最適な成分です。



解毒作用もあります。また、グルタチオンには、



シミ・ソバカスの原因となるメラニン色素の生成を促す



チロシナーゼの働きを防ぐ作用があります。身体の中から



美肌を支えてくれます。今回はここまでとさせて



頂きます。世界一栄養価の高い果実をかじった。笑



最後までお読み頂き、ありがとうございました。



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美しい肌Vol.129

2013-04-24 00:00:00

カテゴリー:女性の美容と健康

町医者のブログ



美肌の野菜&果物(各論:銀杏 ぎんなん)



銀杏(ぎんなん・ぎんきょう)はイチョウの種子のこと



で、古くから食用として利用されてきました。



「ぎんなん」も「イチョウ」も漢字は同じ「銀杏」と



書きます。



イチョウは、日本、朝鮮半島、中国で栽培される落葉性



の大高木で、大きいものは高さ45m、直径5mくらいにも



なります。1億5000万年以上も前から存在している植物で



「生きた化石」といわれることがあります。



日本へは鎌倉時代に伝わったと言われており、よく神社や



寺院の境内や街路樹に植わっています。非常に生命力の



強い植物です。



イチョウには雄木と雌木があり、ぎんなんは雌木にできます。



球状の白く硬い殻の中に翡翠色の胚乳があります。普段ぎんなん



として食べているのは胚乳の部分です。



ぎんなんは直径1.5cm前後のラグビーボール形で、熱すると半透明



の鮮緑色になりますが、時間がたつと黄色くなります。



彩りを兼ねて茶碗蒸しなどの具に使われたり、酒の肴として



食べられます。デンプンが豊富に含まれており、モチモチとした



食感と独特の歯ごたえが魅力です。



秋が旬の食材ですが、現在は加熱して真空パック詰めされた商品は



年中手に入ります。しかし、鮮緑色のぎんなんは殻付きの



生の種子を入手しないと食べられません。ぎんなんは日本全土で生産



されていますが、生産量日本一の県は愛知県です。



他には新潟県、福岡県、大分県などが生産地として有名です。



ぎんなんの食用部分は殻の中の胚乳の部分で、脂質、糖質、



たんぱく質、ビタミンA、ビタミンB群、ビタミンC、鉄分、カリウム



などを含みます。 滋養強壮、強精効果のほか膀胱や肺を温める



働きがあり、頻尿や夜尿症の改善、喘息の治療、咳止め、たん切り



などに効果があります。ぎんなんの独特の香りは、熟した外皮に



含まれるイチョウ酸が原因と推測されています。



ぎんなんはギンコール酸などを含むため、漆などのように皮膚炎を



引き起こす場合があります。当クリニック皮膚科でも銀杏のアレルギー



の方がおられました。触れてすぐには発症せず、長期間継続



して実に触れ続けた結果発症した例もあります。また、食用とする種



の中身にはメチルピリドキシン (methylpyridoxine、MPN) という成分


が含まれており、ビタミンB6の作用を妨げるためGABAの生合成を阻害し、



まれに痙攣などを引き起こします。大人の場合かなりの数



を食べなければ問題はありませんが、1日5~6粒程度でも中毒になる



可能性があります。特に中毒の報告数の多くが5歳未満の小児であるため、



子どもに食べさせる際には注意が必要です。一方で喘息等の症状にして



鎮咳去痰作用など薬草としての作用もあるため、うまく食生活に取り



入れることが重要です。医師の立場としては、絶対に食べ過ぎないように



して頂きたいと考えています。



ビタミンAには皮膚の新陳代謝を促す作用があり、ビタミンEやビタミンC



には肌の老化を防ぐ作用があるようです。様々な種類のビタミンが



豊富に含まれることにより、お肌を美しくする効果が期待できます。



たくさん銀杏を食べて胃腸の調子が悪くなる。笑



最後までお読み頂き、ありがとうございました。



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美しい肌Vol.131

2013-04-24 00:00:00

カテゴリー:女性の美容と健康

町医者のブログ



美肌の野菜&果物(各論:明日葉)



明日葉はセリ科の植物です。若葉を摘んでも



明日にはまた伸びる(実際には4~5日



要する)といわれる程成長が早く、生命力が



強いので、明日葉という名前が付けられました。



その生命力の強さから、太古の昔から



不老長寿の妙薬とされていました。また、



中国では薬用で、枯れる前に掘り起こした明日葉



の根を朝鮮人参の代わりとして利用しています。



明日葉は数少ない日本原産の野菜のひとつで、



葉と茎を食べます。セリ科特有の香りと



ほのかな苦味が特徴的です。



その独特の風味を生かして、鍋物やおひたし、



天ぷらなど様々な料理に使われます。



明日葉は房総半島から紀伊半島と伊豆諸島の



太平洋側などの暖かい地域に自生しています。



寒さに弱い野菜ですが、近年では品種改良が



盛んに行われ、寒い地域でも育つ明日葉が



開発されています。明日葉は四季を通じて



収穫可能ですが、新芽を出す2月~4月が旬



とです。明日葉には、β-カロテン



やビタミンB群、ビタミンC、ビタミンEをはじめ、



カルシウムやカリウム、鉄などのミネラル類



や食物繊維など、優れた働きを持つ栄養素が



リッチに含まれています。



明日葉はビタミンB₁₂以外のほぼ全ての



ビタミンB群を含まれています。中でも細胞の再生



に関わり、健康な皮膚や爪を形成するために



欠かせないビタミンB₂が特に多く含んでいます。



β-カロテンは体の中で必要な分のみビタミンA



に変換されるため、過剰症の心配がなく安心して



摂取可能です。



明日葉の葉や茎を切ったときに出てくる淡い黄色



の汁には、明日葉特有のポリフェノールの一種



であるフラボノイドのカルコンやクマリンが



リッチに含まれています。カルコンは非常に強い抗



酸化力を持つだけでなく、動脈硬化の予防や糖尿病



の予防など、様々な効能が認められています。



また、明日葉に含まれるルテオリンは利尿剤として



よく知られています。この利尿作用により、むくみが



改善されるということです。



明日葉にはβ-カロテンが豊富に含まれています。



β-カロテンから変換されたビタミンAには皮膚や



粘膜を丈夫に保つ働きがあるため、肌のカサつきや



肌荒れを改善する効果があると期待されています。



β-カロテンには紫外線によって発生した活性酸素を



無効化する働きがあり、メラニン色素の発生を抑制する



力があります。



他にも、明日葉には若返りのビタミンと呼ばれている



ビタミンEがリッチに含まれています。さらに、リッチに



含まれるビタミンCがコラーゲンの生成を促進し



肌のハリを保つことにより、シワの予防や改善にも



役立ちます。様々な栄養素の相乗効果により、明日葉



には美肌に導く効果があるとされています。



明日ばーちゃんが来るので一緒に明日葉を食べよう。笑



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美しい肌Vol.126

2013-04-23 00:00:00

カテゴリー:女性の美容と健康

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美肌の野菜&果物(各論:パパイヤ)



メキシコ南部を原産とする常緑性の小高木です。



多くの熱帯の国々で栽培されており、日本では、



沖縄などで人家の庭に自生しています。花は



黄緑色で目立ちません。樹高は10 m以上にも



達しますが、近年は栽培しやすい矮性種(小さく



育つ種類)も開発されています。



パパイン酵素は消毒作用があり、肌の傷、やけど、



アザ、カサ付き、ひび割れ、アトピー、日焼け後



のケア、肌荒れ、虫さされ、ニキビ等などに効き



ます。リップバームや軟膏剤として使用されて



います。



パパイアの実を切ったときに出る白い液体



(パパイン酵素)を粉状にし、精製したものを洗顔料



として使います。強い洗浄力があり、ニキビに悩む



女性たちに人気があります。



古くからパパイヤは皮膚の炎症止めやイボの治療など



に使われていました。パパイヤにはパパイン酵素や



アトピー治療に使われるビオチン、ビタミンCなどが



豊富に含まれています。紫外線や化粧品の油分が原因で



生まれる活性酸素を除去するさまざまな抗酸化成分



(具体的には、β-クリプトキサンチン、ゼアキサンチン)



など、正常な皮膚の働きや、美肌の為に有効な成分が



多く含まれています。パパイヤに含まれる美容成分は、



お肌の炎症を沈めたり、洗浄したり、古くなった細胞



を分解する機能があり、美白やコラーゲンの生成、



シミ取りなどの美肌効果、また、体臭予防などの機能



もあり、洗顔料や乳液、入浴剤につかわれます。また、



皮膚の治療薬など薬品にも応用されています。



皮膚の薬として、使われてきた「パパイン酵素」ですが



薬は、病気によって、また同じ病気でも個人に



よってその効果は異なります。もし薬として使う場合



には、必ず皮膚科医に相談してから使うようにして



下さい。また洗顔料として使う場合も、皮膚のトラブル



や副作用と思われる症状が出た場合は、使用を中止し



皮膚科で相談するように致しましょう。



娘がパパイヤを食べて「パパ嫌」と言った。笑



最後までお読み頂き、ありがとうございました。



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美しい肌Vol.127

2013-04-23 00:00:00

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町医者のブログ



美肌の野菜&果物(各論:キウイフルーツ)



キウイフルーツは、マタタビ科マタタビ属に



属する雌雄異株(しゆういしゅ)のツル性



植物です。



果実には産毛が生え、果汁が多く含まれる果肉



には黒く小さな種子が数多く入っています。



甘味と酸味がバランス良く調和した味わいが



特徴です。



キウイフルーツの原産地は、南中国中央地域の



楊子江流域です。



中国では古くからキウイフルーツの存在が



知られていましたが、栽培はされていません



でした。



1904年にニュージーランド人の女性が中国から、



キウイフルーツの種子を持ち帰ったことによって、



ニュージーランドでの栽培が始まりました。



その後、ニュージーランドでは、50年足らずの



うちに度重なる品種改良が行われ、生産量が安定



するとイギリスやアメリカなどに輸出される



ようになりました。



日本へは1960年代にニュージーランドからキウイ



フルーツの種子が持ち込まれたことがきっかけで



栽培が始まりました。日本でも比較的育てやすい



ため国内での生産量が増えています。



中国からニュージーランドに伝えられた当時、



キウイフルーツは「チャイニーズグーズベリー



(チュウゴクスグリ)」という名称でした。その後、



ニュージーランドの国鳥で翼のないキウイバードに



似ているため、チャイニーズグーズベリーから



キウイフルーツに名前が変更されました。



キウイフルーツを最も多く生産している国はイタリア



です。次いでニュージーランド、チリと続きます。



日本国内では主に愛媛県や福岡県で生産されています。



外国産のキウイフルーツは5~12月頃に、国内産は



12~4月頃に市場に出回るため、キウイフルーツは1年



を通して手に入れることが可能です。



キウイフルーツには、たんぱく質分解酵素である



アクチニジンやビタミンC、ビタミンE、体をつくること



に欠かせないミネラルであるカリウム、食物繊維である



ペクチン、クエン酸、リンゴ酸などが多く含まれます。



アクチニジンには、たんぱく質をアミノ酸などに細かく



分解し、体内での吸収を促進する働きがあります。



キウイフルーツに含まれるビタミンCやビタミンEは、



強い抗酸化力を持つ成分です。紫外線やタバコ、



ストレスなどが原因となり体内に発生した活性酸素を



除去し、老化や病気、肌トラブルを予防します。



推奨されているビタミンCの1日の摂取量は成人で100mg



とされています。キウイフルーツ100g中にはビタミンCが



69mgと豊富に含まれているため、キウイフルーツを1日に



1~2個食べると十分な量のビタミンCが摂取できます。



キウイフルーツに豊富に含まれるビタミンCやビタミンE



には、シミやそばかすを予防し、ハリと水分量のある



若々しい肌を保つ効果があります。



シミ・そばかすの原因となるメラニン色素は、アミノ酸の



一種であるチロシンから作られます。ビタミンCには



チロシンをつくりだすチロシナーゼの働きを抑えて、



メラニン色素の沈着を防ぐ働きがあるため、シミ・そばかす



を予防する効果があります。日焼けをした肌を早期にもとに



戻す美白効果も期待されます。細胞を若く保つのに欠かせ



ないビタミンE源のほとんどが高脂肪食品てあるのに対し、



キウイは例外的に低脂肪ですので、余分な脂肪を取り込まず



に、美しくスリムで健康になりたい人にとって強力な味方



です。もちろん生活習慣病を予防・改善するのに役立つ



ファイトケミカル・ルティン・ベーターカロチン・



ベータクリプトキサンチン・ジアキサンチン・クロロフィル・



タンニンも豊富に含まれています。



また、ビタミンEには、血管を広げて血行を良くする働きが



あるため新陳代謝が活発になり、肌にハリを与える効果が



あります。一日一個とわりと少ない量で継続して食べること



で美肌効果を実感できるお得なフルーツです。



国鳥は、黒鳥だった。笑



最後までお読み頂き、ありがとうございました。



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美しい肌Vol.128

2013-04-23 00:00:00

カテゴリー:女性の美容と健康

町医者のブログ



美肌の野菜&果物(各論:杏 あんず)



あんずは、中国が原産で、ヨーロッパには



1世紀ごろ伝わったといわれています。



アメリカで栽培されるようになったのは



18世紀からで、現在はカリフォルニアが、



世界的な産地です。春に花が咲き、6~7月



にだいだい色の実が熟します。



そのまま生食するほか、干しあんずにしたり、



ジャムやシロップ漬けに加工したりします。



種子を陰干ししたものを、漢方では杏仁(キョウニン)



といって、喘息やせきどめの薬として利用



されます。



杏仁湯といって中華料理のデザートに出る甘ずっぱい



飲み物は、文字どおり杏仁が材料となっています。



消化を助ける効果があるので、油っこい中華料理を



食べたあとには最適なデザートなのです。



旬は6~7月です。オレンジ色によく熟れたもので、



張りがよく、ややかためのものを選ぶと良いでしょう。



あんずの実は、適度な甘みと酸味を持っています。



酸味の主成分はリンゴ酸、クエン酸などの有機酸で、



甘みの成分はブドウ糖、果糖などから成っています。



リンゴ酸、クエン酸は、疲労回復物質です。



ビタミン類ではビタミンAが多く、リン、鉄分などの



ミネラル類も豊富に含まれています。



とくに干しあんずにはミネラルが多く含まれています。



あんずは冷え症によいといわれます。



これは果肉に、体を温める作用があるからで、干し



あんずを毎日数個食べつづけるだけで、ガンこな冷え症



も改善されてきます。冷え症で虚弱体質の人なら、



あんず酒がさらに効果を高めるでしょう。毎晩、杯に



1杯飲めば体が温まり、滋養強壮にも効果を発揮します。



中国では、杏露酒というあんずのお酒があります。



金木犀の桂花陳酒と並んで女性に人気のお酒です。



とくに食前酒として食事前に飲めば、食欲の増進にも



力を発揮します。便秘のときに、あんずの実を食べると、



便通が解消されることがあります。生のままで食べても



いいし、干したものでも効果は変わりません。



これは実に緩下作用があるからです。漢方では杏仁を下剤



として用いることもあります。逆に下痢をしているときには、



生のあんずをそのままでなく、油で揚げて食べると、



下痢が治るといわれています。干しあんずは、てっとり早い



疲労回復剤として利用してほしいものです。



干したものは生にくらべて果糖がひじょうに多く、高カロリー



なので、食べるとすぐに吸収されてエネルギーに変わります。



激しい運動をして疲れたときなどに、2~3個食べるだけで



疲労が回復し、元気になります。 また外用として、あんず



ジュースを入浴剤に利用すれば、肌をなめらかにする効果が



得られます。杏に含まれるファイトケミカルとしては、



リコピンが有名です。アンアンあんず。笑



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美しい肌Vol.130

2013-04-23 00:00:00

カテゴリー:女性の美容と健康

町医者のブログ



美肌の野菜&果物(各論:アスパラガス)



アスパラガスは、ユリ科クサスギカズラ属に



属しており、和名で「オランダうど」



「松葉うど」「オランダきじかくし」とも



いわれています。アスパラガスの旬は、



4月~6月の春から初夏にかけての間です。



アスパラガスはヨーロッパでは、春を告げる



野菜として紀元前から栽培されるほど古くから



人々に知られていました。



日本へは18世紀後半、江戸時代中期に



オランダ人によって観賞用として伝わりました。



アスパラガスが食用として流通するように



なったのは、明治初期にアメリカやフランスから



種子として再輸入された後です。日本



では大正12年に北海道でアスパラガスの本格的



な栽培がはじまり、その2年後にはアジアで最初の



アスパラガス缶詰の生産が開始されました。



アスパラガスは食用として枝や葉が出る前の



若い茎を使っています。



アスパラガスのほろ苦い特有の味は、



100gのアスパラガスに360mgと大変リッチに



含まれているアスパラギン酸によるものです。



アスパラギン酸の名は、アスパラガスから発見



されたことから名付けられました。



アスパラガスには、ビタミンC、ビタミンEという



抗酸化力の強いビタミンを含んでいます。



ビタミンCはコラーゲンの生成に欠かすことが



できません。コラーゲンは、正常な皮膚を形成



する上で必要不可欠なタンパク質で、皮膚組織



である真皮の約70%を占めています。十分な



コラーゲンはお肌のキメを整え、ハリと弾力の



ある水分量に満ちた状態へと導きます。



コラーゲンは、ビタミンCを摂ることで、体内での



合成がより一層促されます。



また、ビタミンCはしみのもとであるメラニン色素



の生成を防ぐ働きや効果があるため、ビタミンCは



肌のハリとしみ予防に効果的なビタミンともいえます。



ビタミンEは「若返りのビタミン」といわれています。



ビタミンEは、末梢血管を広げて血行を促進し、



全身の血行をよくすることで細胞の入れ変わり



である新陳代謝を活発にします。



新陳代謝が活発になることで、肌にハリが出てきます。



さらに、紫外線に対する抵抗力も高まるため、しみや



そばかすにも効果があります。



また、ビタミンEは細胞自体を活性酸素から守る働きも



あります。



人間の体は約60兆個もの細胞で出来ています。



細胞は、脂質でできた細胞膜という膜で覆われています。



紫外線やストレスなどから体内に活性酸素が発生すると、



活性酸素は細胞膜の脂質と反応し、体内に過酸化脂質を



つくります。過酸化脂質とは、細胞を衰退劣化させる



物質で、老化や病気の原因です。



このため細胞膜の脂質中には、常にビタミンEが存在して



おり、活性酸素による過酸化脂質をつくらないように



働き、老化や病気にならないよう細胞を守るために



作用します。



アスパラガスに含まれるビタミンEは、脂溶性のビタミン



のため、油脂に溶ける性質があります。よって、油と一緒に



調理をすることで吸収率が上がります。



さらにビタミンEは、ビタミンCと一緒に摂取することで、



抗酸化力が強まります。ビタミンCは、独自に抗酸化作用



を持っているだけでなく、酸化されたビタミンEの抗酸化力



を再生する働きもあるのです。



このようにビタミンEとビタミンCは抗酸化力を相互に



高める働きを担う相性抜群の成分だといえましょう。



アスパラガス含有のファイトケミカルは、ルチンが



知られています。今回はここまでとさせて頂きます。



明日のパラパラ、アスパラガス。笑



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