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2019-09-17 02:25:39

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診療マル秘裏話  号外Vol.1332 平成30年11月13日作成

作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
 
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目次

1)脊髄損傷に対する効果的リハビリ 治療の共同研究
2)嗄声の人に日常生活の注意点を指導し症状改善

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
1】 脊髄損傷に対する効果的リハビリ 治療の共同研究

 
 
 
 
 
 
 
 
 
脊髄損傷に対する、効果的な
リハビリ治療を確立するため、
慶応大などのグループが今年度
から共同研究に乗り出しました。
現在の脊髄損傷のリハビリ治療
には統一された手順はなく医療
機関ごとにプログラムも異なり
ます。グループはこの研究を基
に標準的なリハビリ治療の構築
を目指します。

脊髄損傷は、事故などで背骨
を通る太い神経が傷つくことで
起こり、手足が動かせなくなる
などの障害が生じます。国内の
患者さんは10万人を超えるとみ
られています。

研究には慶応大や国立障害者
リハビリテーションセンター、
国立病院機構村山医療センター
等、脊髄損傷の治療実績が豊富
な8医療機関が、参加します。
運動療法や作業療法など従来の
方法に加え、歩行を助ける装着
型ロボットの活用や電気刺激を
与える治療など、新たな手法の
有用性を検討します。

国内外で、脊髄の再生治療の
研究が進むなか、失われた運動
機能の回復を図る上で、リハビ
リの重要性が一段と高まってい
ます。今年7月から2021年3月
までの研究期間中、リハビリプ
ログラムの内容や、治療効果の
客観的な評価法についても検証
を行います。

代表研究者で慶応大整形外科
教授の中村雅也さんは、「脊髄
再生に向けた研究を加速させる
ためにも、リハビリ治療の共通
の足場を築くことが必要だ」と
話しています。

脊髄損傷のリハビリについて、

解説している動画です。

 
 


 
 
 
昨日まで、正常だった機能の
回復を図る。笑

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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2】 嗄声の人に日常生活の注意点を指導し症状改善

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
声帯にポリープや結節(たこ)
ができて、声のかすれ(嗄声)
に悩み手術を予定していた人に、
医師らが声の出し方や日常生活
の注意点を指導することで症状
が改善するという研究成果を、
国立病院機構11病院の耳鼻咽喉
科で作るチームがまとめました。

声帯ポリープなどの治療では
手術が行われることが多いよう
です。ただ、ガンなどの疑いが
ない患者さんには、医師や言語
聴覚士が患者さんの生活スタイ
ルに合った日常の注意点を指導
する「声の衛生教育」で改善す
るケースが確認されてきました。
例えば、学校教員であれば、広
い場所で話をする時に拡声機や
マイクを使う、営業職で接待が
多い人ならば、騒がしい飲食店
で大きな声を出さない、という
内容です。

チームは2015年2月~17年3
月に声帯ポリープなどで手術す
る予定だった患者さん200人
を対象に、声の衛生教育の効果
を調べました。医師らが個別に
指導するグループと、留意点を
記したものを渡して注意を促す
だけのグループに分けて、症状
が改善したかどうかを2か月後
に比べました。95人では、改善
した人は26%にとどまりました。
途中で手術を希望したり、ガン
が判明したりした30人について
は対象から外しました。調査を
した東京医療センター感覚器セ
ンターの角田晃一部長は「なる
べく声帯に負担をかけない方法
を理解すれば症状の改善が期待
できる。手術を決める前に医師
と十分に治療方針を話し合って
ほしい」と話しています。

声の悩みについて解説している

動画です。

 
 


 
 
藩命が判明した。笑

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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編集後記

 
 
 
 
脊髄損傷に対する、効果的な
リハビリ治療を確立するため、
慶応大などのグループが今年度
から共同研究に乗り出すのは、
素晴らしい試みだと思います。
現在の脊髄損傷のリハビリ治療
には統一された手順はなく医療
機関ごとにプログラムも異なっ
ています。グループはこの研究
を基に標準的なリハビリ治療の
構築を目指すということですか
ら、リハビリ治療の手順が標準
化されれば、治療効率も向上す
ると推測されます。脊髄損傷の
治療実績が豊富な8医療機関が、
参加し、運動療法や作業療法等、
従来の方法に加え、歩行を助け
る装着型ロボットの活用や電気
刺激を与える治療など、新たな
日進月歩で進歩するリハビリの
方法を標準化したリハビリ治療
の手順にぜひ組み込んで頂きた
いものです。
声帯にポリープや結節(たこ)
ができて、声のかすれ(嗄声)
に悩み手術を予定していた人に、
医師らが声の出し方や日常生活
の注意点を指導することで症状
が改善するという研究成果がま
とめられたのは本当に喜ばしい
ことです。手術をするという事
は、異常部分以外の正常組織を
損傷するリスクも高いと考えら
れます。医師らが声の出し方や
日常生活の注意点を指導する事
で症状が改善するなら、こんな
いい事はありません。「手術を
決める前に、医師と十分に治療
方針を話し合ってほしい」と、
調査をした、東京医療センター
感覚器センターの角田晃一部長
が言っておられる通りだと思い
ます。手術後の後遺症などで悩
むことを考えれば、手術は最後
の手段と考えた方が良さそうで
す。

整体で声帯に変化を与えるの
は、難しい。笑

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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