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2017-05-21 00:42:58

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診療マル秘裏話 Vol.602 平成27年6月25日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
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目次

1)心臓病や鬱病治療薬がエボラ出血熱発症予防に有効
2)ヘリウムガスのスプレー缶吸引の12歳女児が脳空気塞栓症

 
 
 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
1】 心臓病や鬱病治療薬がエボラ出血熱発症予防に有効

 
 
 
 
 
 
心臓病やうつ病の治療薬が、
エボラ出血熱の発症予防に有効
かもしれない。そんな可能性を
示すマウス実験の成果を、米国
の研究チームが3日付の米医学
誌に発表しました。

チームは、米食品医薬品局
(FDA)が承認済みの薬など
約2600種類の化合物を調査
しました。マウスをエボラウイ
ルスに感染させ、1時間後に、
心臓病薬と抗うつ薬をそれぞれ
投与すると、ウイルスが細胞に
侵入するのを防ぐことが分かっ
たそうです。心臓病薬を使った
マウスは全てが感染から28日
後も生存していました。抗うつ
薬を使ったマウスも70%が生
き残りました。一方、薬を使わ
なかったマウスは全て感染から
9日後までに死にました。

エボラ出血熱は昨年から西ア
フリカで流行しました。ワクチ
ンや治療薬は開発中で、まだ
承認されていません。

国立感染症研究所の西條政幸・
ウイルス第一部長は、「今後、
人間への有効性や適切な投与量
の確認が必要」と話しています。

有望なエボラ出血熱治療薬が、

医療利権によりつぶされたと

いう動画です。



 
新エボラ出血熱治療薬の承認
がおり、動物が証人となった。


 
 
 
 
 
 
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2】 ヘリウムガスのスプレー缶吸引の12歳女児が脳空気塞栓症

 
 
 
 
 
 
日本小児科学会は、ヘリウム
ガス入りスプレー缶を吸引した
12歳女児が脳空気塞栓症の疑い
で意識障害などを来したとして、
事故の経過をInjury Alert
(傷害速報)で公表し、注意を
呼び掛けています。テレビ番組
の収録に参加していたアイドル
グループの1人が、スプレー缶
のヘリウムガスを一気に吸い上
げたところ卒倒し、痙攣を起こ
すなどして救急搬送されました。
同学会こどもの生活環境改善委
員会はヘリウムガスによる死亡
を含む事故は国内外で報告され
ているとして、医療従事者によ
る啓発が必要との見解を示して
います。

速報された、ヘリウムガスの
吸引事故は、テレビ番組でスプ
レー缶を用いたロシアンルーレ
ットの様なゲームの最中に生じ
ました。出演者には、5つのス
プレー缶が用意され、このうち
1缶のみヘリウムガスが充填さ
れていた。患児は2度挑戦し、
初回のゲーム終了後に異常は認
められなかったが、2回目のや
り直しゲームの際にヘリウムガ
ス入りのスプレー缶を右手で持
ち、左手で、鼻をつまみながら
番組司会者の合図で吸引した。
4秒後に缶を口から離した直後
に右手を震わせ始め、約5秒後
に後方へ卒倒、後頭部を強打し、
全身性強直性間代性痙攣を起こ
しました。患児は、約40分後に
救急搬送され、病院到着時の
意識障害は日本昏睡尺度(JCS)
で20と軽度で、動脈血酸素飽和
度(SpO2)89%と低酸素血症を
認めました。基礎疾患はなかっ
たそうです。

日本小児科学会こどもの生活
環境改善委員会によると、イギ
リスでは2013年にヘリウムガス
によって、62人が死亡し、増加
傾向にあると報告されています。
今回のように一般人が使用可能
な加圧されたスプレー缶のヘリ
ウムガス吸引による事故報告は
学術誌上では世界的に数例との
ことですが同委員会では、テレ
ビタレントなどが面白おかしく
ヘリウムガス入りスプレー缶を
使うと、それを見た小児などが
まねをする恐れがあるため、
「小児科医を中心とした、医療
従事者が社会に向けて危険性を
周知する必要がある」と話して
います。

このニュースのニュース動画

です。事故のその後も描写され

ています。



 
羞恥を誘う事柄も周知の事実
となってしまった。笑

 
 
 
 
 
 
 
 
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編集後記

 
 
心臓病やうつ病の治療薬が、
人間への有効性や適切な投与量
の確認がなされる日を夢見たい
と考えております。即ち、臨床
試験の結果、適切な投与量と、
有効性をもって患者さんにじか
に、投与される日が来ることを
期待しております。もっと言え
ば、この治療法が一般的になり
エボラ出血熱が制圧されること
を期待しております。
ヘリウムガスのような危険な
ものを子供に吸わせることぐら
い危ういことは、ありません。
2度とこのような事故が起こら
ないよう、工夫を凝らして頂き
たいと思います。

自己の不注意で事故を起こす。


 
 
 
 
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