最近の号外Vol.610メルマガ

2017-05-27 00:13:15

カテゴリー:ブログ



藤田のブログランキングアップにご協力お願いします。
以下のバナーをぽちっとクリックお願いします。



美白·美肌ブログランキングへ

 
 
 
 
診療マル秘裏話   号外Vol.610 平成28年7月25日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 
 
 
 
 
 
 
目次

1)脱毛症や薄毛の患者さんに医師主導の臨床研究
2)歯の数が少ない高齢者は、閉じこもりの危険性

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
 
 
医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
1】 脱毛症や薄毛の患者さんに医師主導の臨床研究

 
 
 
 
 
東京医科大学(東京医大)、東
邦大学、資生堂の3者は6月27日、
脱毛症や薄毛に悩む患者を対象
に、医師主導の臨床研究を開始
すると発表しました。

今回の取り組みは、患者さん
から採取した細胞を、培養して
移植することで(自家細胞移植)、
脱毛症や薄毛に対する治療法の
確立を目指すというものです。
免疫拒絶等の副作用がなく比較
的安全性の高い治療方法と考え
られている他、必要な組織採取
も直径数ミリ程度と、侵襲性が
比較的小さいため、女性も含め
幅広い患者に適用できると考え
られるということです。

具体的には東京医科大学皮膚
科学分野 主任教授の坪井 良治
が臨床研究統括責任医師として、
同大学病院並びに東邦大学医療
センター 大橋病院(責任医師は
新山史朗 准教授)にて臨床試験
を実施します。また、細胞加工
培養は、資生堂が担当します。
治療方法としては、患者の後頭
部(有毛部)より毛包を含む直径
数ミリの頭皮を採取し、そこか
ら毛髪細胞の一種である毛球部
毛根鞘細胞だけを取り出し細胞
培養した後、患者の脱毛部位に
注入(自家細胞移植)するという
ものとなります。

なお、毎日の使用が必要な育毛
料と比べ、一度の治療で効果の
持続が期待できることから研究
チームでは、薄毛・脱毛に対す
る細胞治療法を確立することで、
患者さんのQOL(クオリティ・オ
ブ・ライフ:生活の質)向上に大
きく役立つと期待しているとコ
メントしています。

毛髪再生の臨床研究についての

動画です。



 
 
細胞治療法を確立する確率。


 
 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
 
 
 
 
 
 
2】 歯の数が少ない高齢者は、閉じこもりの危険性

 
 
 
 
 
 
歯の数が少ない高齢者は、歯
が20本以上ある高齢者に比べ、
週1回も外出しない閉じこもり
になる危険性が2倍程度高いと
の調査結果を、東北大の相田潤・
准教授(歯科公衆衛生学)らが
発表しました。
2006年に65歳以上の愛知
県の高齢者に、歯の本数と外出
回数などをアンケート調査しま
した。06年時点で閉じこもり
でない4390人を4年間追跡
し、歯が19本以下で入れ歯を
使う人と、19本以下で入れ歯
を使わない人、20本以上ある
人の三つのグループで、閉じこ
もりになった人の割合を算出し
ました。
その結果、20本以上で4年後
に閉じこもりになったのは4.4
%で、19本以下で入れ歯を使
う人は8.8 %。入れ歯を使わな
い人は、9.7 %と閉じこもりの
割合がより高いという結果がで
ました。
所得などを考慮し調整すると、
入れ歯を使わない65~74歳
の高齢者が、閉じこもりになる
危険性は20本以上の人の1.8
倍でした。相田准教授は「歯が
少ない人は入れ歯をつけて外出
する生活を心がけてほしい」と
話しています。

このニュースのニュース動画

です。



 
町政を調整する。笑

 
 
 
 
 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
 
 
 
 
編集後記

 
 
 
脱毛症や、薄毛に悩む患者を
対象に、医師主導の臨床研究が
開始されたのは、喜ばしいこと
です。特に免疫拒絶等の副作用
がなく比較的安全性の高い治療
方法と考えられている他、必要
な組織採取も直径数ミリ程度と、
侵襲性が比較的小さいため女性
も含め幅広い患者に適用できる
ことは、素晴らしいと思います。
毎日の使用が必要な育毛料と
比べ、一度の治療で効果の持続
が期待できるのも患者さんから
見て高い評価を受けることでし
ょう。良好な臨床試験の結果が
でることを切に祈念したいと思
います。
歯の数が少ない高齢者は、歯
が20本以上ある高齢者に比べ、
週1回も外出しない閉じこもり
になる危険性が2倍程度高いと
いう調査結果がでたのは、本当
に由々しき事態と言えましょう。
入れ歯となってしまったのは、
しょうがないとしてもそれ以上
歯が少なくならないように注意
すべきであると同時に、歯が少
ない人は入れ歯をつけて外出す
る生活を心がけることが大事と
いう事が分かりました。

中尉が部下に注意する。笑

 
 
 
 
 
 
 
************************

このメールマガジンは以下の配信システムを利用して
発行しています。
解除の手続きは下記ページよりお願い致します。
「まぐまぐ」www.mag2.com/m/0000121810.html
(イジニイワト)

発行者名  医療法人永徳会 皿沼クリニック院長
藤田 亨
職業    医師の箸くれ(はしくれ)
運営サイト www.eitokukaisalanuma.or.jp/ ご意見・ご感想・励ましのお便りお待ちしております。
sara2162@atlas.plala.or.jp このマガジンの掲載記事を無断で転載・使用すること
を禁じます。
ただしお友達への転送はご自由はご自由です。
このエントリーをはてなブックマークに追加 
 

コメント