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2017-05-20 01:28:08

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診療マル秘裏話   号外Vol.604 平成28年7月18日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
 
 
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目次

1)奇形という医学用語を、言い換えの検討に入る
2)過労等が原因で精神障害となり労災請求が最多

 
 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
 
1】 奇形という医学用語を、言い換えの検討に入る

 
 
 
 
 
 
医療現場で、使われてきた「
奇形」という医学用語について、
日本医学会(高久史麿会長)が
言い換えの検討を始めることが
分かりました。日本小児科学会
の用語委員会が、患者・家族の
尊厳を傷つける恐れがある言葉
として同学会に見直しを提案し
ました。言い換え候補には、「
形態異常(異状)」が挙がって
います。日本医学会は今年度内
の決定を目指すということです。
日本小児科学会の用語委員会
委員長を務める森内浩幸・長崎
大教授によると、「奇形」とい
う用語は、基礎医学分野でヒト
の初期発生段階での形態異常を
起こす病気を指します。小児科
や形成外科の医療現場では病名
として使われ、患者や家族が「
心情を傷つける表現だ」と見直
しを求めていました。「先天性
心奇形」を「先天性心疾患」と
する言い換えが実現した症例も
あります。
一方、言い換えの候補となっ
ている「形態異常」は「奇形」
だけではなく「変形」「変成」
「欠損」等他の概念も含む表現
として医学界で使われており、
「正確性に欠ける」との批判も
あります。そもそも「言い換え
ただけでは差別は解消しない」
という意見も出ています。

今後、日本小児科学会が関係
学会とともに日本医学会へ変更
を求め、今年12月に開く日本
医学会の、用語管理委員会での
議論を経て、日本医学会として
今年度内の決定を目指していま
す。森内教授は「患者の心情に
配慮して表現を変えた『認知症』
や『統合失調症』のように、医
学的な正確性も担保できる表現
に改めたい」と話しています。

医療用語について解説している

動画です。



 
 
性格を正確に描写する。笑

 
 
 
 
 
 
 
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2】 過労等が原因で精神障害となり労災請求が最多

 
 
 
 
 
 
過労などが原因で精神障害と
なり、労災請求をした人が2015
年度に1500人を超え、3年連続
で過去最多となりました。精神
障害で労災認定された人の数は
減りましたが、高止まりが続い
ています。

厚生労働省が24日、15年度の
「過労死等の労災補償状況」を
公表しました。精神障害で労災
請求した人は1515人で、前年度
比59人増です。比較できる1983
年度以降で、最も多かったそう
です。

労災認定された人は472人
で25人減りましたが、過去3
番目に多かったそうです。6割
が30~40代で、うち自殺や
自殺未遂者は93人でした。

業種別で多かったのは、道路
貨物運送業や、介護など医療・
福祉、小売業など。原因別では、
「仕事内容・仕事量の変化」「
月80時間以上の残業」「2週
間以上の連続勤務」など仕事量
に関するものが目立ち、長時間
労働が原因になっていることが
うかがえます。

「脳・心臓疾患」で労災認定
された人は、前年度比26人減
の251人(うち死者96人)
でした。減少は、3年連続です。
業種別では道路貨物運送業が3
割です。労災認定された人の9
割が月80時間以上の残業をし
ており、長時間労働の影響が出
ています。

過労死の労災認定について解説

している動画です。



 
減少の現象を認める。笑

 
 
 
 
 
 
 
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編集後記

 
 
奇形という言葉が患者・家族
の尊厳を、傷つける恐れがある
言葉として、同学会に見直しを
提案しているのは、妥当である
と考えられます。ただ、「形態
異常」は「奇形」だけではなく
「変形」「変成」「欠損」等他
の概念も含む表現として医学界
で使われていることには、気を
付けなければなりません。もと
もと患者や家族が「心情を傷つ
ける表現だ」と見直しを求めて
いることに配慮しすぎると用語
の正確性を欠いてしまう可能性
があります。
不景気が長く続き、ブラック
な企業が横行する今日では労災
請求した人が増えるのは止むを
得ないかもしれません。 この
閉塞状況を打開するためには、
青山 繁晴さんが言っている様
に資源産業を勃興させたり農業
を輸出産業に転換する事が必要
ではないかと私は考えています。
景気を良くするとともに、この
ような大胆な政策を繰り出さな
いと、労災の厄介になる人は、
益々増える一方なのではないか
と考えています。

癲癇の発作で、方針転換する。


 
 
 
 
 
 
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