美しい肌Vol.245

2013-06-04 20:41:05

カテゴリー:女性の美容と健康

バラの花27

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美肌の野菜&果物(各論:さわら)

 
 
 
さわらの正体

サワラ(鰆)、学名Scomberomorus

niphonius は、スズキ目・サバ科に
属する海水魚の一種です。細長い体

の大型肉食魚で、食用に漁獲されます。

成長するに従ってサゴシ(サゴチとも・

40-50cm)、ナギ(50-60cm)、サワラ

(60cm以上)と呼び名が変わる出世魚

でもあります。他の地方名にはサーラ

(各地)、ヤナギ(若魚:近畿・四国)など

があります。なお、石川県の方言では

「サワラ」はカジキのことをいいます。

最大では全長115cm・体重12kgの記録

があります。また、メスの方がオスよりも大型

になります。近縁種も含めサバ科の仲間でも

特に前後に細長い体型で、左右に平たく

なっています。地方名のサゴシは「狭腰」、

サワラは「狭腹」の訓読みです。

口は大きく、顎には鋭い歯があります。

側線は波打ち、枝分かれが多くなっています。

第二背鰭・尻鰭と尾鰭の間には小離鰭が

並びます。また、体内には浮力を調整する

浮袋(うきぶくろ)がなく、えらもごく少ない魚

です。体色は背側が青灰色、腹側が銀白色

で、体側には黒っぽい斑点列が縦方向に

7列前後並びます。

北海道南部・沿海地方から東シナ海まで、

東アジアの亜熱帯域・温帯域に分布します。

これらは日本海南部・黄海・東シナ海に分布

する系群と、瀬戸内海から西日本太平沿岸

に分布する系群の二つに分けられます。前者

は黄海、後者は瀬戸内海を産卵場としています。

春から秋にかけては沿岸の表層を群れで遊泳

しますが、冬は深場に移ります。食性は肉食性

で、おもにカタクチイワシやイカナゴ等の小魚を

捕食します。産卵期は春から初夏で、何回かに

分けて産卵を行います。仔魚は当初から鋭い歯

をもち、自分と同じくらいの大きさの他魚を貪欲

に捕食します。生後1年で46cmほどに成長し、

以後は2歳68cm、3歳78cm、4歳84cmほど

となります。成長は温暖な時期に顕著で、冬は

成長しません。寿命はオス6年、メス8年ほど

です。身の見た目はさほど赤くなく白身魚として

取り扱われる事も多いのですが、成分から見ると

赤身魚です。日本では一般に焼き魚、西京

味噌を使った「西京焼き」、から揚げ(竜田揚げ)

などで食べられます。身が軟らかく崩れやすい

ので煮物には向かないと言われることもあります。

岡山県周辺では鮮度の良いものを刺身で食べる

ほか、北陸を中心に昆布締めにして食べます。

香川県などではサワラの卵巣を使ってカラスミを

つくります。

刺し網、定置網、引き縄(トローリング)などの

沿岸漁業で漁獲されます。特に冬は脂が乗り、

「寒鰆」と呼ばれて珍重されるが、この季節には

活動が鈍るため漁獲量も減ります。サワラの漢字

は魚偏に春で「鰆」と書くが、これは春に産卵の

ために沿岸へ寄るため人目に付きやすく、

「春を告げる魚」という意味です。

20世紀後半には漁獲量の減少が顕著でしたが、

漁業規制と種苗放流、更に日本近海の水温

上昇(レジームシフト)、それに伴うカタクチイワシ

の増加が重なり、漁獲量は低位ながら回復傾向

にあります。なお種苗生産においては稚魚の

共食いが激しく、資源維持に向けての課題と

なっています。

日本近海で水揚げされたものは高価で、韓国など

から輸入した加工済みの製品も多く流通しています。

安いサワラの切り身は「オキサワラ」などと呼ばれ

ますが、カマスサワラなどの近縁種です。

中国では「鮁魚(ba yu)」、「藍点馬鮫(landian

majiao)」などといい、蒸し魚、煮魚などにする他、

大連などでは餃子の具にもするそうです。台湾では

蒸し魚などの他、切り身を天ぷらにしたり、その

天ぷらをとろみスープに入れたりします。

 
 
さわらの有効成分

ビタミンB2、カリウム、ナイアシン、

ω-3系の不飽和脂肪酸、各種アミノ酸

(タンパク質を構成している)などです。

 
 
さわらの美容効果

ビタミンB2は細胞の再生成分として、

皮膚を健康な状態に維持してくれます。

つまり皮膚の細胞の入れ変わりを促進

してくれます。また、ナイアシンは血行

を改善し、カリウムには、余分な塩分を

尿中に排泄し、高血圧を予防する効果が

あります。さわらを摂取すると、これらの

抗酸化ビタミンやカリウムなどの相乗

作用により、確実に美肌へと導かれます。

今回はここまでとさせて頂きます。

さわらをさわらせない。笑

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

女性の美容と健康についてのご相談は、当クリニック

皮膚科にて承ります。

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美しい肌Vol.244

2013-06-04 14:06:25

カテゴリー:女性の美容と健康

菖蒲1

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美肌の野菜&果物(各論:かつお)

 
 
かつおの正体

カツオ(鰹、松魚、堅魚)、英名 bonito

もしくは Skipjack tuna 、
学名 Katsuwonus pelamis は、スズキ目・

サバ科に属する魚の一種です。暖海・外洋

性の大型肉食魚で、1種のみでカツオ属

Katsuwonus を構成しています。

刺身やたたきなどで食用にする他、かつお

節の原料でもあり、日本の魚食文化とは古く

から密接な関係があります。また、カツオの漁が

盛んな地域では郷土料理としてカツオ料理が

多くなっています。

地方名やマナガツオとの判別名として

ホンガツオ、マガツオ(各地)コヤツ、ビンゴ

(仙台 : 若魚)ヤタ(仙台 : 成魚)サツウ

(小名浜)マンダラ(北陸)スジガツオ

(和歌山・高知)などがあります。

 
 
かつおの歴史

日本では古くから食用にされており、大和

朝廷は鰹の干物(堅魚)など加工品の献納

を課していた記録があります。カツオの語源

は身が堅いという意で堅魚(かたうお)に

由来するそうです。「鰹」の字も身が堅い魚

の意味ですが、中国ではこの字はうなぎを

指します。

かつお節(干鰹)は神饌(神様のお供え物)

の一つであり、また、社殿の屋根にある

かつお木の名称は、かつお節に

似ていることによると一般に云われています。

戦国時代には武士の縁起かつぎとして、

鰹節を「勝男武士」と漢字をあてることが

ありました。織田信長などは産地より遠く

離れた清洲城や岐阜城に生の鰹を取り

寄せて家臣に振る舞ったという記録があり

ます。鎌倉時代に執筆された「徒然草」に

おいて、吉田兼好は鎌倉に住む老人が

「わたしたちの若かった時代では身分の

高い人の前に出るものではなく、頭は

下層階級の者も食べずに捨てるような

物だった」と語った事を紹介しています。

鹿児島県枕崎市や沖縄県本部町など

では、端午の節句になると鯉のぼり

ならぬ「カツオのぼり」が上ります。江戸時代

には人々は初かつおを特に珍重し、「目には

青葉 山時鳥(ほととぎす)初松魚(かつお)」

という山口素堂の俳句は有名です。この

時期は現代では5月から6月にあたります。

殊に江戸においては「粋」の観念によって

初かつお志向が過熱し、非常に高値となった

時期がありました。「女房子供を質に出して

でも食え」と言われたぐらいです。1812年

に歌舞伎役者・中村歌右衛門が一本三両

で購入した記録があります。庶民には初かつお

は高嶺の花だったようで、「目には青葉…」

の返歌となる川柳に「目と耳はただだが口

は銭がいり」といったものがあります。

このように初かつおを題材とした俳句や川柳が

数多く作られています。但し、水揚げが多く

なる夏と秋が旬(つまり安価かつ美味)

であり、産地ではその時期のものが

好まれていました。

 
 
 
かつおの有効成分

システイン、セリン、ビタミンB2、

エラスチン、ナイアシンなどです。

三大うま味成分のひとつイノシン酸

もふくまれています。かつお節の

おいしさは、このイノシン酸からきて

います。また疲労回復に効果のある

アンセリン(イミダゾールジペプチド)

もかつおには、含まれていて、良く使う

部位である、心臓や、尾に近い部分に

多く含まれています。

 
 
かつおの美肌効果

カツオエラスチンという成分は美容効果もある

ことが分かってきました。美肌の為には

コラーゲン以上に大事な成分です。 カツオ節

の産地・鹿児島県枕崎まで出かけ、カツオ

エラスチンが多く含まれている部位を聞いて

みると「『チンコ』のことですか?」と聞き返され

ました。「そんなところを食べるのですか?」と

聞いたところ、「はい、子供の頃から食べて

います」 という答えが返ってきました。詳しい人

が笑いながら以下のように説明してくれました。

「チンコとは心臓です。地元では『珍子』と

呼んで、スーパーでも1パック170円くらいで

売られています」 30代女性20人に4週間

チンコ、いやカツオエラスチンを摂取して

もらったところ、目じりのシワが 浅くなった

という効果が得られました。九州工業大学の

岡元孝二名誉教授は、「エラスチンが少なく

なるとシワができ、たるみも出てきます。たるみ

防止には コラーゲンよりもエラスチンが大事

なんです」と話しています。今回は、ここまでと

させて頂きます。勝男がかつおを食べる。笑

勝男という名前の発音は、イタリア語では、

男性器という意味だそうです。勝男さんは、

イタリア旅行しても自分の名前を言えません。笑

放送禁止用語が一杯出てきてすみません。笑

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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