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2020-12-06 21:33:23

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診療マル秘裏話  号外Vol.1715 令和2年2月3日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
 
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目次

1)手術支援ロボットダヴィンチ特許が2019年に期限切れ
2)医療ビッグデータをAIを活用するなどして解析

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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 医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
 
 
 
1】 手術支援ロボットダヴィンチ特許が2019年に期限切れ

 
 
 
 
 
 
 
 
 患者さんへの負担が少なく、
高精度なオペが実現できること
から、普及が広がるロボット支
援手術。圧倒的なシェアを占め
る手術支援ロボット「ダヴィン
チ」の特許が2019年に期限切れ
を迎え始め、2020年には、その
技術を応用した次世代ロボット
の開発競争が激化すると予想さ
れています。技術向上やコスト
減などといった患者さんへの恩
恵は「もう少し先」とする声も
ありますが、医療現場での期待
感は高まっています。

 米・インテュイティブサージ
カル社のダヴィンチは、手術室
内の操作台に医師が座り、人間
の手以上に動く手術用アームと、
カメラのついたアームの計4本
を遠隔操作します。医師はカメ
ラの捉えた3D画像を見ながら、
患者さんに触れずに患部の切除
や縫合などができます。小さく
切開した部分からアームの先に
付く鉗子(かんし)を挿入する
ため、一般的な手術より傷や出
血が少なく、視野拡大で細かい
手術がしやすいというメリット
もあります。日本では、2012年
にダヴィンチを使用した前立腺
ガンの治療「前立腺全摘除術」
が、初めて公的保険の対象にな
りました。昨年までに、腎ガン
や肺ガンなどの14の手術が保険
適用されました。これまでに、
国内で約350台(2019年9月
現在)が設置されています。

 神戸市立医療センター中央市
民病院(同市中央区)では2014
年から運用を開始しました。20
19年11月末までに975件の手
術を実施しました。同病院ロボ
ット手術センターの川喜田睦司
センター長(61)は、ロボット
支援手術の利点について、より
質の高い手術ができることや、
腹腔(ふくくう)鏡手術に比べ
て技量向上のしやすさ-などを
挙げています。

 集積した手術データの活用、
人工知能(AI)による分析を利
用した手術。ダヴィンチの特許
が切れるのに合わせ、次世代手
術支援ロボットの開発が世界で
相次いでいます。日本国内でも、
川崎重工業とシスメックスによ
る共同出資会社「メディカロイ
ド」(神戸市中央区)や、東京
工業大と東京医科歯科大による
リバーフィールド(東京都)な
どが取り組み、オリンパス(同)
も内視鏡を使用した支援ロボッ
トの開発を始めています。今年
中には、手術支援ロボットの販
売を発表する会社が出てくると
予測されています。しかし当初
は、施設への導入は限定的にな
るとみられ、川喜田センター長
は「患者さんが恩恵を受けられ
るようになるのは、数年先では
ないか」と述べています。

 その上で川喜田センター長は、
執刀医が、過去の手術動画を見
ながら手術できるシステムを開
発する企業もあるとし、「どの
方向に切るか、針をどう入れる
か。医師が迷いがちな部分をリ
アルタイムで過去の術例と比べ
られ、失敗が少なくなるだろう」
と予測しています。また「将来
的には、人工知能を搭載したロ
ボットが勝手に手術する時代が
来ると思う」と見込んでいます。

手術支援ロボットについて解説

している動画です。

 
 


 
 
 私設の施設に問い合わせる。


 
 
 
 
 
 
 
 
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2】 医療ビッグデータをAIを活用するなどして解析

 
 
 
 
 
 
 
 
 電子カルテに記録された患者
さんの情報など、大量の医療デ
ータを集約し、人工知能=AIを
活用するなどして病気の治療な
どに役立てる国の取り組みが今
年本格的に始まります。

電子カルテやCT画像のデータ
といった患者さんに関わる大量
の情報=「医療ビッグデータ」
をAIを活用するなどして解析す
ると、病気の早期発見や、最適
な治療の選択、それに新薬の開
発にも役立つと考えられていま
す。

しかし患者さんに関する情報は
全国の医療機関に分散している
うえ、匿名にされておらず、活
用が難しい状態が続いてきまし
た。

こうした中で、内閣府などは先
月、医療機関が持つ患者さんの
データを匿名にする事業者を初
めて認定しました。

これは研究機関や企業に患者デ
ータを提供し、活用してもらう
仕組みを整備する「次世代医療
基盤法」に基づくもので、認定
を受けた京都大学の名誉教授が
代表理事を務める「一般社団法
人ライフデータイニシアティブ」
などは大規模な病院を中心に患
者さんのデータを集めて匿名化
し、2021年度には年間500 万人
分を超えるデータを集めるとし
ています。

早ければ、ことし春以降、研究
機関や製薬会社などにデータを
提供できるようになるというこ
とで、医療ビッグデータの活用
が本格的に始まることになりま
す。

内閣府医療情報基盤担当室の田
中謙一参事官は「一人一人の医
療情報の提供が次の世代の医療
の進歩につながる」と話してい
ます。

医療ビックデータ研究センター

について解説している動画です。

 
 


 
 
 参事官が三時のおやつを食べ
る。           笑

 
 
 
 
 
 
 
 
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編集後記

 
 
 
 患者さんへの負担が少なく、
高精度なオペが実現できること
から、普及が広がるロボット支
援手術。圧倒的なシェアを占め
る手術支援ロボット「ダヴィン
チ」の特許が2019年に期限切れ
を迎え始め、2020年には、その
技術を応用した次世代ロボット
の開発競争が激化すると予想さ
れているというのは、本当に凄
いことです。将来的には、人工
知能を搭載したロボットが勝手
に手術する時代が来るという予
測はあるものの、現時点では、
車の自動運転と同様に人の力を
借りないと手術はできないと思
われます。どんなに便利になっ
てもロボットはロボットですか
ら、人間とAIが共存し、互いに
補いあって、患者さんの利益を
最大限に引き出してもらいたい
ものです。
 電子カルテに記録された患者
さんの情報など、大量の医療デ
ータを集約し、人工知能=AIを
活用するなどして病気の治療な
どに役立てる国の取り組みが今
年本格的に始まるのは、素晴ら
しいことです。当クリニックも
昨年、9月から電子カルテを、
導入しましたが、患者さん情報
をある程度、レセコンから移す
ことができたので、まだ移行が
楽だった感があります。何もな
い所から、電子カルテだけを使
って、診療をするのは難しいと
思われます。気になるのはただ
即ち、負担ゼロと言っていた電
子カルテが有料になり、その会
社の電子カルテを導入しようと
すると無理難題を吹きかけられ
あまり、良いことは、ありませ
んでした。聞けば、その会社の
電子カルテの情報は、駄々洩れ
だったということで、タダさえ
高いものはないというのを思い
知らされました。

 意向を聞いてから、データの
移行を行う。       笑

 
 
 
 
 
 
 
 
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藤田 亨
職業    医師の箸くれ(はしくれ)
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