最新号より100号前のメルマガ

2020-07-15 23:05:47

カテゴリー:ブログ



藤田のブログランキングアップにご協力お願いします。
以下のバナーをぽちっとクリックお願いします。


病院・診療所ランキング

 

診療マル秘裏話  Vol.768 平成30年8月29日作成

作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 
 
 
 
 
 
 
目次

1)乳児用液体ミルク の製造、販売が可能になる省令
2)加齢による皮膚の症状を「皮膚粗鬆症」と呼ぶ

 
 
 
 
 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
 
 
医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
 
1】 乳児用液体ミルク の製造、販売が可能になる省令

 
 
 
 
 
 
加藤勝信厚生労働相は8月7日
の記者会見で、乳児用液体ミル
クの製造、販売を可能にする規
格基準を定めた省令が8月8日に
施行されると明らかにしました。
基準がないために流通していま
せんでしたが、今後は、企業が
商品化できるようになります。

加藤氏は「調乳せずにそのま
ま飲めるため災害時にも有用だ。
一日も早く流通するよう、事業
者の積極的な取り組みを期待し
たい」と話しました。製造ライ
ンの調整等企業側の準備が必要
なため、実際に流通するまでに
は時間がかかりそうです。

液体ミルクは海外で広く利用
されています。政府は2016年の
熊本地震をきっかけに国内での
流通に向け検討してきました。

乳児用液体ミルクについての動画

です。

 
 


 
 
企画に規格を当てはめる。笑

 
 
 
 
 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
 
 
 
 
2】 加齢による皮膚の症状を「皮膚粗鬆症」と呼ぶ

 
 
 
 
 
 
肌に張りがない、たるみが目
立つ、しわが増えたなど、肌の
状態は女性にとって悩みの種で
す。 最近ではこうした症状が
加齢によるものである場合を「
皮膚粗鬆症」と呼び、体全体の
老化を示すサインの一つとして
注目されています。「皮膚粗鬆
症というのは、骨がすかすかに
なる骨粗鬆症が肌で起こってい
るとイメージしてください」と
話すのは、近畿大学医学部奈良
病院(奈良県生駒市)皮膚科の
山田秀和教授です。
皮膚は、体を外的刺激から守
る表皮、クッションの役割を持
つ真皮、脂肪により断熱や保温
の働きもする皮下組織の三つの
層から成ります。皮膚粗鬆症は
この各層の均衡が崩れた状態を
言います。

主に、加齢により皮膚の細胞
の働きが落ち、コラーゲンやヒ
アルロン酸など肌のつやや弾力
等を作る成分が減ることが原因
ですが、日頃から紫外線を浴び
ることにより、皮膚の細胞が壊
れて新陳代謝のリズムが崩れる
ことが拍車を掛けます。

真皮内のコラーゲン層が薄く
なると、肌に張りと弾力がなく
なり、しわやたるみが現れます。
更に、肌全体が薄くなって保湿
機能が低下、乾燥肌にもなりま
す。表皮が薄くなると外的刺激
にも弱くなるので、ぶつけた覚
えもないのに青いあざが手足に
現れることも少なくありません。
皮膚粗鬆症の予防は、日焼け止
めを使うなど紫外線を過度に浴
びないようにすることです。特
に梅雨の時期は曇り空でも紫外
線が非常に強いので注意が必要
です。

食事も大切で、皮膚の細胞を
健康に保つために必要な蛋白質、
ビタミン、鉄分などを欠かさな
いよう献立にも工夫が求められ
ます。コラーゲンを食事で摂取
すると真皮層のコラーゲンの量
が増えて、肌の張りや弾力を保
つことに効果的ということが、
最近の研究で分かってきました。

さらに、山田教授は、「老化
は肌だけで進行するわけではあ
りません」と指摘しています。
例えば、コラーゲンは骨の強度
にも影響し、不足すると骨粗鬆
症を招きます。「肌の張りやつ
やが失われてきたら、体のどこ
かで老化が進行しているかもし
れないと考え、ほかの病気にも
意識を向けることが必要です」
と山田教授は強調しています。

高齢者に多い皮膚病について解

説している動画です。

 
 


 
 
 
過度に過激な発言は、角がた
つ。笑

 
 
 
 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
 
 
 
 
 
編集後記

 
 
加藤勝信厚生労働相は8月7日
の記者会見で、乳児用液体ミル
クの製造、販売を可能にする規
格基準を定めた省令が8月8日に
施行されると明言したのは素晴
らしいことです。災害時に調乳
せずにそのまま飲めるという点
が便利であり、男親が乳児を連
れて外出する際にも便利と言わ
れています。外国で既に撤廃さ
れ、意味のなくなっている規制
のせいで、非常時に使いにくい
製品を強制されるという状態は、
一刻も早く改善されるべきこと
だと思います。 製造ラインの
調整等、企業側の準備が必要な
ため、実際に流通するまでには
時間がかかるのは残念なことで
すが、政府の取組みは、評価す
べきだと考えています。
肌に張りがない、たるみが目
立つ、しわが増えたなど、肌の
状態の内、加齢によるものであ
る場合を「皮膚粗鬆症」と呼び、
体全体の老化を示すサインの一
つとして注目されているという
ことは、興味深い事です。皮膚
は、体を外的刺激から守る表皮、
クッションの役割を持つ真皮、
脂肪により断熱や保温の働きも
する皮下組織の三つの層から成
っていて、皮膚粗鬆症は、この
各層の均衡が崩れた状態を言う
ということですから各層の均衡
をとると同時に、糖化反応など
老化に関わる因子を少なくする
ことで、皮膚粗鬆症は、改善さ
れると思われます。特にコラー
ゲンの糖化を防ぐためには糖尿
病や血糖値スパイクという病態
を避ける必要があると考えられ
ます。

糖化反応を灯火の下で確認す
る。笑

 
 
 
 
 
 
 
************************

このメールマガジンは以下の配信システムを利用して
発行しています。
解除の手続きは下記ページよりお願い致します。
「まぐまぐ」www.mag2.com/m/0000121810.html
(イジニイワト)

発行者名  医療法人永徳会 皿沼クリニック院長
藤田 亨
職業    医師の箸くれ(はしくれ)
運営サイト www.eitokukaisalanuma.or.jp/ ご意見・ご感想・励ましのお便りお待ちしております。
sara2162@atlas.plala.or.jp このマガジンの掲載記事を無断で転載・使用すること
を禁じます。

このエントリーをはてなブックマークに追加 
 

コメント