2022-07-13 18:48:43

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診療マル秘裏話　　Vol.872　令和2年8月26日作成
作者　医療法人社団　永徳会　藤田　亨

 
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目次

1)新ﾒｶﾆｽﾞﾑ２型糖尿病治療薬の販売承認申請発表
2)植え込み型の補助人工心臓不具合で患者が死亡

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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　医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
1】 新ﾒｶﾆｽﾞﾑ２型糖尿病治療薬の販売承認申請発表

 
 
 
 
 
　大日本住友製薬は、２型糖尿
病治療薬として開発した「イメ
グリミン」を厚生労働省に製造
販売承認申請したと発表しまし
た。　新しい作用機序の糖尿病
治療薬で、ミトコンドリアの機
能を改善することで血糖値を下
げる効果が期待されます。フラ
ンスの企業から導入しました。

　イメグリミンは、２型糖尿病
の原因となるミトコンドリアの
機能低下を改善する新しいメカ
ニズムの化合物です。肝臓、筋
肉、すい臓に作用し、インスリ
ン分泌不全とインスリン抵抗性
の両方を改善する効果があると
されています。日本で行った第
３相臨床試験３本の結果を基に、
２型糖尿病治療薬として承認申
請しました。

　仏製薬ポクセルからの導入品
です。大日本住友は日中韓や東
南アジアでの開発・販売権利を
持っています。

　ツイミーグ（イメグリミン）

について解説している動画で

す。

 
 


 
 
　昨日、機能低下の機械の定価
が低下した。　　　　　　　笑

 
 
 
 
 
 
 
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2】 植え込み型の補助人工心臓不具合で患者が死亡

 
 
 
 
 
 
　厚生労働省などは8月3日、重
い心不全患者さんらの心臓の働
きを助ける植え込み型の補助人
工心臓「エバハート」の血液を
送るポンプが不具合で止まり、
７月に患者さんが死亡する事例
が発生したと発表しました。ポ
ンプのモーターの部品が経年劣
化で変形し、回転が止まったた
めということです。

　この補助人工心臓をめぐって
は昨年９月、同型の機種を使っ
ていた患者さんが、今回と同じ
原因でポンプが止まって死亡す
る事例が発生しました。製造・
販売する「サンメディカル技術
研究所」（本社・長野県諏訪市）
が自主回収を進めていました。

　今回亡くなった患者さんは全
身の状態が悪く、変形するリス
クのない材料を使う新しい型の
機種との交換ができていません
でした。現在、ほかに11人が同
型の機種を使っており、新型と
の交換などを検討していくとい
うことです。

　エバーハートのコントローラ

ーの交換作業の動画です。

 
 


 
 
　辞令が変更される事例が出た。
笑

 
 
 
 
 
 
 
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編集後記

 
　大日本住友製薬が、２型糖尿
病治療薬として開発した「イメ
グリミン」を厚生労働省に製造
販売承認申請したと発表したの
は喜ばしいことです。　新しい
作用機序の糖尿病治療薬で、ミ
トコンドリアの機能を改善する
ことで血糖値を下げる効果が期
待されるということですので、
早く承認を得て、臨床で使える
ようになって欲しいと切に願う
次第です。ミトコンドリア機能
改善だけならば、水素吸引や、
抗酸化物質の摂取で代用可能だ
と思います。肝臓、筋肉、すい
臓に作用し、インスリン分泌不
全とインスリン抵抗性の両方を
改善する効果があるとされてい
るのがユニークと言えるのでは、
ないでしょうか？
　厚生労働省などが8月3日、重
い心不全患者さんらの心臓の働
きを助ける植え込み型の補助人
工心臓「エバハート」の血液を
送るポンプが不具合で止まり、
７月に患者さんが死亡する事例
が発生したと発表したというの
は、由々しきことです。兎に角
残りの11人の旧型のものが体内
にある人は、至急新型のものと
交換する必要があると思います。
警察が心臓死を人間の死と認め
ている以上、心臓が止まれば、
他の臓器の細胞も酸素や栄養分
が行き渡らなくなって臓器死か
ら個体死に至ると考えられるか
らです。不幸にして亡くなられ
た方のように重症であれば、そ
れだけ、交換が難しくなるため、
できるだけ、早くアクションを
起こすことを期待したいと思い
ます。

　リチャード八世の時代に疫病
が発生した。　　　　　　　笑

 
 
 
 
 
 
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