最近の号外Vol.2220メルマガ

2022-07-17 19:19:51

カテゴリー:ブログ



藤田のブログランキングアップにご協力お願いします。
以下のバナーをぽちっとクリックお願いします。


病院・診療所ランキング

 
診療マル秘裏話  号外Vol.2220 令和3年9月14日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 
 
 
 
 
目次

1)蛍光物質で,ガン早期発見の新診断法実用化着手
2)武漢熱治療薬アクテムラが数カ月間,世界的供給不足

 
 
 
 
 
 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
 
 
 
 医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
1】 蛍光物質で,ガン早期発見の新診断法実用化着手

 
 
 
 
 
 
 弘前大(青森県弘前市)と医
療ベンチャー企業オルバイオ(
京都市)は、ガン細胞に入って
光る合成物質「蛍光L-グルコー
ス」を活用し、ガンを早期発見
する新たな診断法の実用化に乗
り出しました。弘前大大学院を
拠点に共同研究を進めており、
副作用の少ないガン治療薬の開
発も目指します。

 大学院の山田勝也特任教授ら
は、ガン細胞がブドウ糖の一種
「L-グルコース」を取り込む性
質に着目しました。この糖に蛍
光色を加えた蛍光L-グルコース
を開発し、ガン細胞だけを光ら
せる技術を確立、特許を取得し
ました。実用化に向け、現在は
人体に投与する場合の影響を調
べています。

 このニュースのニュース動画

です。

 
 


 
 
 政権のコロナ対策とかけて、
砂糖と説く、その心は、いずれ
も甘い。         笑

 
 
 
 
 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
 
 
 
 
 
2】 武漢熱治療薬アクテムラが数カ月間,世界的供給不足

 
 
 
 
 
 
 
 スイス・ロシュは、新型コロ
ナ(武漢熱)ウイルス感染症治
療薬として使われている「アク
テムラ」が、向こう数カ月間、
世界的に供給が不足する見通し
を明らかにしました。中外製薬
創製の抗体医薬で、関節リウマ
チなどの治療薬として使われて
きましたが、コロナ重症者にも
一部有効とされて需要が急増し
ています。バイオ医薬品の製造
能力や原材料が不足していたこ
とに加え、デルタ株の感染拡大
で治療薬の供給が追いつかなく
なっています。

 感染再拡大中の米国では、直
近2週間で同剤の需要がコロナ
前の5倍以上に増えました。ロ
シュ子会社で同剤を現地製造す
る米ジェネンテックによると8
月16日時点で点滴静注剤2規格
が在庫切れし、残る1規格も週
内になくなる見込みということ
です。感染拡大が続くと「今後
数週間~数カ月は在庫切れにな
る」見通しを示しています。

 原因は、世界的な需要増に対
する製造能力や原材料の不足で
す。コロナ治療向け抗体医薬や
コロナワクチンの製造を優先す
るため、設備や資材、原料など
が世界的に不足し、取り合いの
状況が続いています。アクテム
ラは6月に米国、7月に世界保
健機関(WHO)で重症コロナ
治療薬として緊急使用許可・推
奨され、需要が拡大しました。
さらにデルタ株蔓延で供給不足
に拍車がかかりました。中外に
よると、日本は現時点で出荷調
整などを行う状況ではないとい
うことです。日本でも年内にコ
ロナ適応を承認申請する予定で
す。

 アクテムラは中外の宇都宮工
場(栃木県)を中心に製造して
きました。昨年からの需要増を
受け、グループ内の増産対応や
医薬品製造支援機関(CMO)
の活用などで供給量を増やし、
能力はコロナ前から倍増しまし
た。中外によると、宇都宮での
自社の製造能力をさらに増やす
計画はないが、CMO活用など
で供給回復を図ります。

 アクテムラの適応拡大の申請

を行ったというニュース動画で

す。

 
 


 
 
 象さんの増産計画。   笑

 
 
 
 
 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
 
 
 
 
 
編集後記

 
 弘前大(青森県弘前市)と医
療ベンチャー企業オルバイオ(
京都市)が、ガン細胞に入って
光る合成物質「蛍光L-グルコー
ス」を活用し、ガンを早期発見
する新たな診断法の実用化に乗
り出したのは、素晴らしい企画
です。ガン細胞がブドウ糖の一
種「L-グルコース」を取り込む
性質に着目し、この糖に蛍光色
を加えた蛍光L-グルコースを開
発し、ガン細胞だけを光らせる
技術を確立、特許を取得したと
いうことは、正に慧眼と言えま
しょう。人体に投与する影響に
問題がなければ、早速臨床試験
に持ち込み、手術などの場面に
使えるようにして頂きたいもの
です。
 スイス・ロシュが、新型コロ
ナ(武漢熱)ウイルス感染症治
療薬として使われている「アク
テムラ」が、向こう数カ月間、
世界的に供給が不足する見通し
を明らかにしたのは、残念なこ
とです。これだけ世界的な需要
が高まっているのに日本では、
年内にコロナ適応を承認申請す
る予定ということが、如何に日
本は、遅れているかが良く分か
ります。中外製薬の親会社がロ
ッシュということもありますが、
日本発の薬剤が、世界で効果が
高く、需要が高まっているのに
日本では、使えていないのは、
残念なことです。

 不測の事態により薬剤が不足
する。          笑

 
 
 
 
 
 
 
 
************************

このメールマガジンは以下の配信システムを利用して
発行しています。
解除の手続きは下記ページよりお願い致します。
「まぐまぐ」www.mag2.com/m/0000121810.html
(イジニイワト)

発行者名  医療法人社団 永徳会 皿沼クリニック院長
藤田 亨
職業    医師の箸くれ(はしくれ)
運営サイト www.eitokukaisalanuma.or.jp/ ご意見・ご感想・励ましのお便りお待ちしております。
sara2162@atlas.plala.or.jp このマガジンの掲載記事を無断で転載・使用すること
を禁じます。
このエントリーをはてなブックマークに追加 
 

コメント