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2018-10-13 23:59:23

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診療マル秘裏話     号外Vol.1042 平成29年12月10日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
 
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目次

1)人の尊厳を傷つけずに、健康寿命を延ばす方法
2)低反発マットレスと、高反発マットレスの比較

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
1】 人の尊厳を傷つけずに、健康寿命を延ばす方法

 
 
 
 
 
 
 
2015年の日本人の平均寿命は
男性が80.79歳、女性は87.05歳。
しかし、健康上の問題で、日常
生活が制限されることがない「
健康寿命」は、男女共にそれよ
り10年程度短いと言われていま
す。健康寿命を延ばすにはどう
したらよいのか、聖マリアンナ
医科大学病院(川崎市)腎臓・
高血圧内科の柴垣有吾教授に聞
きました。 高齢者は心疾患や
糖尿病などの慢性疾患を持って
いることが多く、入院などを機
に病状が急激に悪化する恐れが
あります。 「入院を機に身体
機能や認知機能が低下すると、
在宅への復帰が困難になったり、
老老介護で介護者が支え切れず
共倒れになったりする事例が少
なくありません」と柴垣教授は
言っています。
特に、食事や排せつ等の日常
生活動作(ADL)を他人に頼
らなければならなくなると、人
の尊厳は傷つきます。こうした
事態を防ぐには、体と頭の機能
の維持がポイントになります。
「入院しても、自分の意思で
最低限の行動ができる身体機能
を維持するには、普段から歩数
計を着けて歩くなどして基礎的
な体力をつけることが重要です」
歩くことは日常生活の中でで
き、歩数計の歩数が「成果」と
して意識されることで無理なく
継続できます。認知機能は、外
に出て人と触れ合うことが良い
刺激となります。社会との交流
を失わないためにもまずは外出
できる身体機能の維持が重要で
す。
「例えば、青信号が点灯して
いる時間内に横断歩道を渡り切
れる等、日常生活に必要な運動
レベルを維持することを意識し
てください」と柴垣教授は説明
します。延命治療の進歩によっ
て、病気が悪化して身体機能や
認知機能が低下していても長生
きができる時代になりました。
しかし、「寿命は延びています
が、健康寿命が延びているわけ
ではありません」と柴垣教授は
指摘しています。
病気は治っても、身体機能が
低下して寝たきりになってしま
うなど、積極的な治療が必ずし
もその人の尊厳を守る結果にな
るとは限りません。また、法的
な整備がないため、延命治療は
一度開始すると中止することは
難しいのです。健康なうちから
「自分はどう生きたいか」を考
えておくことが必要です。
柴垣教授は「ADLや生活の
質を重視し、『治療しない』と
いう選択肢もあることが受け入
れられる社会の風土をつくり、
その選択をした人たちの受け皿
を充実させていく必要があるの
ではないでしょうか」と話して
います。

健康寿命を延ばす7つの習慣に

ついて解説している動画です。

 
 


 
 
身体機能が衰えて、進退窮ま
る。笑

 
 
 
 
 
 
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2】 低反発マットレスと、高反発マットレスの比較

 
 
 
 
 
 
何年か前に低反発マットレス
というものがはやったと思った
ら、いまは高反発マットレスが
人気だそうです。どんな特徴が
あるのか調べてみました。

柔らかいのが低反発、硬いの
が高反発と思っている人もいま
すが、少し違います。高反発の
マットは押すと変形の大きさに
比例して押し返す力が働きます。
バネに似ています。これに対し、
低反発のマットは押しても押し
返す力はあまり変わらずにずぶ
ずぶと沈んでいきます。体が包
み込まれるようで寝心地がいい
そうです。低反発の方が冬に温
かいが、逆に夏は暑いそうです。

高反発マットレスのメーカー
は「低反発の方が寝心地がよく
感じるかもしれないが、起きて
からすっきりするのは高反発」
と効用を説明します。

睡眠に詳しいすなおクリニッ
ク(さいたま市)の内田直院長
は「睡眠の質が寝具によって変
わるか、根拠のある実験をする
のは難しい」ということです。
睡眠の質は「上司に叱られた」
など昼間の生活が大きく影響し、
条件をそろえにくいからです。
そこで内田さんは睡眠への影響
を間接的に調べるため、寝返り
に目をつけ、教授だった早稲田
大で実験しました。

健康な人8人にマットの上で
手を使わずに寝返りをさせ腹筋
などの動きを筋電図で調べまし
た。高反発に比べ、低反発では
大きな力が必要で、手を使わず
に寝返りを打つのが、ほとんど
無理な人もいました。

「意識を持って意図的でない
と動かない筋肉が使われるので、
寝返りを打つために睡眠が中断
されてしまう可能性がある」と
いうことです。低反発は高反発
以上に体にかかる力が全体に散
らばるので、自分で体を動かせ
ない高齢者にはいいが、健康な
人には向かないのかもしれませ
ん。

また、男性スポーツ選手51
人が参加した米スタンフォード
大などの実験で、睡眠や気分等
の尺度には差が出ませんでした
が、睡眠後の運動能力で高反発
の方がややよかったということ
です。

両者の差は科学的検証がまだ
少ないそうです。欧米ではふか
ふかのベッドへのあこがれもあ
り、高反発は受け入れられにく
いそうです。最後は好みの問題
といえます。

高反発と低反発について解説し

ている動画です。

 
 


 
 
紀文でおでんだねを買う気分。


 
 
 
 
 
 
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編集後記

 
 
日本人の平均寿命は男性が80
.79歳、女性は87.05歳。しかし、
健康上の問題で日常生活が制限
されることがない「健康寿命」
は、男女共にそれより10年程度
短いとありますが、男性は約9
年程度、女性は約12年程度、短
いというのが正しい記載という
ことになり、女性の方が寝たき
りになる期間が長いと言われて
います。健康寿命は延びていな
いということですが、国民全体
の健康に対する意識が変われば
健康寿命を延ばすことができる
と信じています。だれも寝たき
りで長く過ごしたいと思う人は
いません。そこで、普段の生活
習慣が問題になると私は考えて
います。柴垣教授がおっしゃっ
ていることは、もっともである
と考える次第です。
高反発マットレスと低反発マ
ットレスのいずれが優れている
かという研究は、結局は好みの
問題ということで片づけられて
いますが、重要な記載も散見さ
れます。低反発マットレスは、
体が包み込まれるようで寝心地
がいいそうです。低反発の方が
冬に温かいが、逆に夏は暑いと
も書かれています。低反発は高
反発以上に体にかかる力が全体
に散らばる(体圧分散)ので、
自分で体を動かせない高齢者に
はいいが(褥瘡ができにくい)
、健康な人には向かないという
様な記載です。 男性スポーツ
選手51人が参加した米スタン
フォード大などの実験で、睡眠
や気分等の尺度には差が出ませ
んでしたが、睡眠後の運動能力
で高反発の方がややよかったと
いうのもアスリートなら見過ご
せない記載だと思います。

傘下の企業の参加を促す。笑

 
 
 
 
 
 
 
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藤田 亨
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