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診療マル秘裏話     号外Vol.1039 平成29年12月7日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
 
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目次

1)FDA が、小センサーを埋め込んだデジタル錠剤を承認
2)日本の認知症患者の割合は、OECD加盟国中最高

 
 
 
 
 
 
 
 
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1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
1】 FDA が、小センサーを埋め込んだデジタル錠剤を承認

 
 
 
 
 
 
米食品医薬品局(FDA)は
11月13日、錠剤にごく小さなセ
ンサーを埋め込んだ「デジタル
錠剤」を承認しました。医師の
処方通りに患者が薬を飲んだか
どうかを第三者が確認できます。
効果的な治療ができ、医療費の
削減にもつながると期待される
一方、患者のプライバシー保護
という課題もあります。

承認されたのは、大塚製薬が
製造・販売する統合失調症など
の抗精神病薬エビリファイ(一
般名・アリピプラゾール)に米
プロテウス・デジタル・ヘルス
社が開発した約3ミリのセンサ
ーを組み込んだ錠剤と、貼り付
け型の検出器です。大塚製薬に
よるとこのような医薬品と医療
機器を一体化した製品の承認は
世界初ということです。

患者さんが飲んだ薬が胃に入
ると、胃液に反応してセンサー
が信号を出します。患者さんの
脇腹につけた小型装置が信号を
検出して、薬をいつ飲んだかと
いう情報をスマートフォンやタ
ブレット端末に、転送します。
患者さんの同意のもと、医師や
介護者、家族らが、その情報を
共有できます。センサーは一定
の時間がたてば、体内で消化・
吸収されずに排泄(はいせつ)
されるということです。

米国内の試算では、処方通り
に薬を飲まなかったことで病気
が悪化したり、別の治療が必要
になったりして年間に計1千億
ドル(約11兆円)のコストが
かかっているということです。
この錠剤がうまくいけば、薬を
飲み忘れやすいほかの病気のお
年寄りらにも応用できると関係
者は期待を寄せています。

一方、患者さんのデータ管理
や利用には、より慎重さを求め
る声が上がっています。患者さ
んの様子を遠くから監視する事
にもつながりかねないとの懸念
があります。

プロテウス社の社長は「この
システムによりそれぞれの患者
の治療計画に役立つ情報を新し
い方法で収集できる」とコメン
トしました。大塚製薬等はまず、
米国の少数の患者さんを対象に、
製品の価値を確認するという事
です。日本での販売は現在予定
していないそうです。

このニュースのニュース動画で

す。

 
 


 
 
収集作業を収拾する。笑

 
 
 
 
 
 
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2】 日本の認知症患者の割合は、OECD加盟国中最高

 
 
 
 
 
 
 
日本の認知症患者の割合(有
病率)は、経済協力開発機構(
OECD)加盟35か国の中で最も高
いことが11月10日、OECDが公表
した2017年版の医療に関する報
告書で分かりました。

年齢が上がるほど認知症有病
率は高まる傾向にあり、日本は
世界で最も高齢化が進んでいる
ためとみられています。

報告書によると、日本の人口
に対する認知症有病率は2.33%
で、OECD平均(1.48%)を大き
く上回り、最も高いという結果
がでました。2位はイタリアの
2.25%、3位はドイツの2.02%
でした。日本の有病率は20年後
の2037年にはさらに上昇し、3.
8%に達すると推定されています。

OECDの担当者は「日本は高齢
化がほかの国より早く進んでい
る。認知症を含め、加齢に関連
した病気への対策が喫緊の課題
だ」と指摘しています。

日本人に認知症が多い理由につい

ての動画です。

 
 


 
 
至適な指摘が重要なポイント
となる。笑

 
 
 
 
 
 
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編集後記

 
 
FDA は錠剤にごく小さなセン
サーを埋め込んだ、「デジタル
錠剤」を承認したそうですが、
同じものが仮に、日本の厚労省
に申請されたとしても、却下と
なることでしょう。しかし発想
自体は斬新であると思われます。
医師の処方通りに患者さんが薬
を飲んだか、どうかを第三者が
確認できます。効果的な治療が
でき、医療費の削減にもつなが
るとバラ色の成果が期待される
一方、患者のプライバシー保護
という大きな課題が、存在する
ことを申し述べたいと考えてい
ます。
日本の認知症患者の割合(有
病率)は、経済協力開発機構(
OECD)加盟35か国の中で最も高
いことが、OECDが公表した2017
年版の医療に関する報告書で分
かったと言うことは、残念至極
であります。認知症は根本治療
が無く進行を遅らせる対症療法
を行うしかない現状を考えれば
有効な根本治療の開発が喫緊の
課題であると言えましょう。し
かしながら、新薬の開発は難し
くても既存の薬剤を3種類投与
するとβ‐アミロイドが減る事
が分かっています。既存の薬剤
であれば、相互作用さえ気を付
ければ、すぐに臨床試験に入れ
る筈です。

過大な要求を消滅させるのが
課題となる。笑

 
 
 
 
 
 
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2018-10-09 00:33:46

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診療マル秘裏話     号外Vol.1038 平成29年12月5日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
 
 
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目次

1)抗生物質の過剰な服用で肺炎桿菌が起こす腸炎
2)糖尿病の人も食事を楽しめる岡山県民公開講座

 
 
 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
1】 抗生物質の過剰な服用で肺炎桿菌が起こす腸炎

 
 
 
 
 
抗生物質の過剰な服用で腸内
の細菌群が乱れると、口や腸等
に生息する普段は無害な細菌「
肺炎桿菌(かんきん)」により、
慢性腸炎が起きる可能性がある
ことが分かりました。慶応大の
本田賢也教授や早稲田大の服部
正平教授らが、11月11日までに
米科学誌サイエンスに発表しま
した。
肺炎桿菌は高齢者や入院患者
に肺炎や尿路感染症などを引き
起こすことが知られていました。
研究チームは抗生物質の過剰な
服用に注意を呼び掛ける一方、
肺炎桿菌を標的とする抗生物質
が開発できれば、潰瘍性大腸炎
やクローン病などの慢性腸炎の
新薬になるとの見方を示しまし
た。
腸内細菌群が正常なマウスに
肺炎桿菌を投与しても、腸管で
増殖しませんでしたが抗生物質
とともに投与する実験では増殖
しました。更に肺炎桿菌に対応
し、過剰に活性化すると炎症を
引き起こす免疫細胞の一種「T
H1細胞」も増えました。腸炎
のマウスに肺炎桿菌を投与する
と、強い炎症が起きました。

炎症性腸疾患について解説して

いる動画です。

 
 


 
 
肺炎桿菌は、高齢者の恒例の
起因菌。笑

 
 
 
 
 
 
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2】 糖尿病の人も食事を楽しめる岡山県民公開講座

 
 
 
 
 
 
「食を楽しむ糖尿病ライフ」
をテーマにした、岡山県民公開
講座が11月11日、岡山市北区駅
元町の岡山コンベンションセン
ターで開かれ、市民ら約600
人が講演や糖尿病食の調理実演
を通して、病気と向き合う食生
活について学びました。

京都大医学部付属病院の幣(
しで)憲一郎・疾患栄養治療部
副部長が講演しました。血糖の
コントロールに欠かせない筋肉
量は加齢で減少すると説明し、
「筋肉量を確保するため、高齢
になったら食事の際は最初に肉
や魚、大豆といった蛋白質を取
ること。次は野菜、残すならご
飯を」とアドバイスしました。

フレンチシェフの湯浅薫男さ
んらは、ポークソテー、野菜と
もち麦のリゾットといった糖尿
病食を調理し、参加者に振る舞
いました。

植木 浩二郎・国立国際医療
研究センター研究所糖尿病研究
センター長による糖尿病の解説
もありました。

公開講座は10、11日に同所で
あった日本糖尿病学会中国四国
地方会第55回総会(会長・四
方賢一 岡山大病院新医療研究
開発センター教授)の一環とい
うことです。

糖尿病の人におすすめの食品に

ついて解説している動画です。

しかし、ヨーグルトはお勧めで

きません。乳製品には必ず、

カゼイン蛋白が含まれており、

この蛋白質の悪い作用の方が、

善玉菌を増やす作用を上回り

ます。どうしても乳酸菌を、

摂取したければ、豆乳ヨーグ

ルトやラブレ(ラブレ菌)等

の植物性乳酸菌を摂取しまし

ょう。ヨーグルトの中の動物

性乳酸菌は、胃酸で簡単に、

殺菌されてしまいます。

 
 


 
 
 
公開講座を聞けず後悔する。


 
 
 
 
 
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編集後記

 
 
 
抗生物質の過剰な服用で腸内
の細菌群が乱れると、口や腸等
に生息する普段は無害な細菌「
肺炎桿菌(かんきん)」により、
慢性腸炎が起きる可能性がある
ことが分かったのは偉大な業績
です。早く肺炎桿菌に聞く抗生
物質を開発して頂きたいもので
す。肺炎桿菌を標的とする抗生
物質が開発できれば、潰瘍性大
腸炎やクローン病等の慢性腸炎
の新薬になるそうですから今は
難病でも将来は慢性腸炎は容易
に治る病気となっている可能性
があります。
筋肉量を確保することが目的
なら、最初に蛋白質を食べる事
より、重要なことがあるように
思います。 まず、ゆっくりと
時間をかけて少量ずつ口に運び
良く咀嚼して食べることが重要
です。更に野菜から食べるべジ
ファーストにより糖質の吸収が
緩やかになり、肝臓から筋肉を
作れと指示するホルモン様成長
因子が出やすくなります。こう
したホルモン様成長因子が肝臓
から分泌されるとサルコペニア
を予防し、筋肉を自動的に作る
方向に進むような気がします。

カリスマを支持してその指示
を待つ。笑

 
 
 
 
 
 
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