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2018-10-19 23:32:06

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診療マル秘裏話     号外Vol.1047 平成29年12月16日作成

作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
 
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目次

1)産科麻酔関連のトラブルが約16%の医療機関で発生
2)鉄欠乏性貧血は,スポーツする思春期の子供に多い

 
 
 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
 
 
1】 産科麻酔関連のトラブルが約16%の医療機関で発生

 
 
 
 
 
 
 
出産の痛みを麻酔で和らげる
無痛分娩を巡る事故が相次いで
発覚したのを受け、安全対策を
検討する、厚生労働省研究班(
代表者=海野信也・北里大学病
院長)は11月22日、過去1年に
産科麻酔関連のトラブルが約16
%の医療機関で発生し、約75
0件に上るとする、調査結果を
公表しました。

調査は、日本産婦人科医会が
今年6月、出産を扱う2391医療
機関を対象に行い、6割近い14
23施設が回答しました。

無痛分娩や帝王切開の麻酔で
何らかのトラブルがあったのは
15.7%に当たる224施設で、
計753件。多量出血が最も多
く121施設、妊産婦死亡も1
施設で起きていました。

トラブルが起きた施設の割合
について、同医会は「産科麻酔
を行った施設と通常分娩の施設
では変わらない」とし無痛分娩
などの麻酔が特別危険ではない
との見解を示しました。ただ、
十分な検証や調査がないまま行
われており、トラブルの重症度
や発生の経緯など詳しい調査を
進めています。

無痛分娩の事故のニュース動画

です。

 
 


 
 
懸賞金の正当性を検証する。


 
 
 
 
 
 
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2】 鉄欠乏性貧血は,スポーツする思春期の子供に多い

 
 
 
 
 
体内の鉄分が不足することで
起こる「鉄欠乏性貧血」は女性
に多いイメージがありますが、
スポーツをする思春期の子ども
たちにも起こりやすいといわれ
ています。その原因や予防法等
について日本医科大学付属病院
(東京都文京区)小児科の植田
高弘准教授に聞きました。体内
には貯蔵鉄(フェリチン)が蓄
えられています。鉄分が不足す
るとフェリチンから鉄を放出し
て補うため、一時的に、鉄分が
不足しても、すぐに貧血になる
ことはありません。しかし不足
状態が慢性化して蓄えを使い果
たすと、体内の鉄分がスカスカ
になった状態の鉄欠乏性貧血に
陥ります。
思春期は、体が成長する時期
で筋肉もつくため鉄がより一層
使われます。同時に学校の部活
動も活発になり、女性では初潮
を迎えることから、必要とされ
る血液量が増える時期です。
「特に部活のスポーツに熱心
な子どもは、自分の健康に自信
があるため貧血になるとは想像
もしていませんし、学校の先生
にも知識がないことが多い」と
植田准教授は言っています。
競技中に足を踏み込む動作を
することで、足裏の毛細血管の
赤血球が壊れて鉄が体外に、出
やすくなると言われています。
陸上やバスケットボール、バレ
ーボール、テニスなど、様々な
競技をしている子どもが、体調
不良を理由に受診すると、鉄欠
乏性貧血と診断されることが少
なくないということです。
「貧血に伴ってスポーツのパ
フォーマンスも低下しますが、
徐々に進行していくので、本人
も気付きにくいのです」と植田
准教授は説明しています。
鉄欠乏性貧血になると、鉄剤の
服用による治療が必要ですが、
フェリチンの値が戻るまでには
3カ月程度かかります。 再発
予防には治療だけでなく、食事
を見直すことも重要です。
「体重制限のある競技では、
野菜中心になりやすいですが、
野菜に含まれている非ヘム鉄は
3~5%しか体内に吸収されま
せん。肉や魚に含まれるヘム鉄
は30~40%が吸収されるの
で、バランスよくしっかり食べ
ることが大切です。ビタミンC
など鉄分の吸収率を高める栄養
素を含む食材と一緒に取りまし
ょう」
朝練習を行う部活動では朝食
を食べずに行うと貧血のリスク
が高くなります。足裏の衝撃を
吸収してくれるシューズを選ぶ
など、競技環境を整えることも
重要です。
「以前よりパフォーマンスが
落ちた、踏ん張りが利かなくな
ったと感じたら、小児科を受診
してください」と、植田准教授
はアドバイスしています。

鉄欠乏性貧血について解説して

いる動画です。

 
 


 
 
贖罪は、与えられた食材を食
べることで行う。笑

 
 
 
 
 
 
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編集後記

 
 
出産の痛みを麻酔で和らげる
無痛分娩を巡る事故が相次いで
発覚したのを受け、安全対策を
検討した結果、「産科麻酔を行
った施設と通常分娩の施設では
トラブルが起きた施設の割合は、
変わらない」とし無痛分娩など
の麻酔が特別危険ではないとの
見解を示したのは、意義がある
検討だったと思います。しかし、
実際に無痛分娩を巡る事故は起
きているので、無痛分娩を行う
病院を限定する必要があるよう
です。
体内の鉄分が不足することで
起こる「鉄欠乏性貧血」は女性
に多いイメージがありますが、
スポーツをする思春期の子ども
たちにも起こりやすいとされて
いるのは、血液内科医であれば、
皆、知っていることです。ただ、
部活のスポーツに熱心な子ども
は、自分の健康に自信があるた
め貧血になるとは想像もしてい
ませんし、学校の先生にも知識
がないことが多いそうですから
啓蒙により、知識を補って対処
方法を頭に入れておく必要が、
あるようです。

自身の健康に自信を持つ。笑

 
 
 
 
 
 
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