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2018-10-13 05:39:25

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診療マル秘裏話     号外Vol.1041 平成29年12月9日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
 
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目次

1)エボラ出血熱の重症化は、膵臓の損傷が関わる
2)遺伝子を直接操作する治療の世界初の臨床試験

 
 
 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
1】 エボラ出血熱の重症化は、膵臓の損傷が関わる

 
 
 
 
 
 
エボラ出血熱が重症化するの
は、エボラウイルスによって起
こる膵臓の損傷が関わっている
可能性があるとの研究結果を、
東京大などのチームが11月16日
付の米科学誌電子版に発表しま
した。

重症化しやすい人を見分ける
のに役立つアミノ酸や蛋白質の
一種も発見しました。チームは、
13~16年に西アフリカのシエラ
レオネで起こった流行で感染し
た患者さん20人から集めた血液
を使い蛋白質や遺伝子等を分析
しました。

分析の結果、死亡者の血液に
は膵臓から分泌される消化酵素
が多く含まれることが分かりま
した。ウイルスによって損傷し
た膵臓から酵素が血液中に流出
して他臓器を傷つけ、重い症状
につながった可能性があります。

このニュースのニュース動画で

す。

 
 


 
 
 
文責の人の文章を分析する。


 
 
 
 
 
 
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2】 遺伝子を直接操作する治療の世界初の臨床試験

 
 
 
 
 
 
遺伝子を自由に改変できるゲ
ノム編集技術を使い、患者さん
の肝臓の細胞にある遺伝子を、
直接操作する治療の世界初の臨
床試験が、米西部カリフォルニ
ア州の病院で11月16日までに、
実施されました。治療法を開発
した同州のバイオテクノロジー
会社「サンガモ・セラピューテ
ィックス」が発表しました。

ゲノム編集を応用した治療は、
患者の免疫細胞を体外に取り出
して改変し、体に戻すことは試
みられていますが、試薬を体に
注入し、体内の細胞の遺伝子を
直接操作する手法は初めてとい
うことです。どの程度の効果が
あるか注目が集まっています。

ゲノム編集について解説してい

る動画です。

 
 


 
 
体外での治療が大概であった。


 
 
 
 
 
 
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編集後記

 
 
 
エボラ出血熱が重症化するの
は、エボラウイルスによって起
こる膵臓の損傷が関わっている
可能性があるとの研究結果が、
発表されたのは偉大な業績です。
重症化しやすい人を見分けるの
に役立つ、アミノ酸や蛋白質の
一種も発見したということです
から、重症化しやすい人を発見
して、病気の初期からアビガン
を使って治療することが望まし
いと考えられます。ただエボラ
出血熱の治療で症状が収まって
も安心してはなりません。症状
が収まった人の、精液中のウイ
ルスで性交渉のパートナーが、
エボラウイルスに感染したとい
う症例があったからです。本当
に恐ろしいウイルスと言うほか
ありません。
遺伝子を自由に改変できるゲ
ノム編集技術を使い、患者さん
の肝臓の細胞にある遺伝子を、
直接操作する治療の世界初の臨
床試験が実施されたのは、喜ぶ
べき事だと考えています。臨床
試験の対象の病気を持つ、患者
さんは、いかなる患者さんであ
るのか興味深いですね。今まで
細胞を取り出して、その細胞に
ゲノム編集をかけるということ
は良く行われてきましたが試薬
を体に注入し、体内の細胞の遺
伝子を直接操作する手法は初め
てということですので、治療の
結果に注目したいと考えていま
す。 治療効果と共に副作用が
ないのかが気がかりな点です。

主砲を発射することで生まれ
る戦術の手法。笑

 
 
 
 
 
 
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