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診療マル秘裏話 Vol.484 平成25年3月7日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
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目次
1) 血液細胞が脳内の食欲を抑制している仕組み
2)糖尿病で運動すると、死亡のリスクが約半分

 
 
 
 
 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
 
医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
1】血液細胞が脳内の食欲を抑制している仕組み

 
 
 
血液細胞が脳内の食欲を
コントロールする中枢に
移動して働くことで、食欲
を抑制している仕組みを
滋賀医科大の小島秀人
(こじま・ひでと)准教授
のチームが解明しました。
成果は2月26日付の英科
学誌ネイチャーコミュニケ
ーションズ電子版に発表し
ました。

小島准教授によると、
これまで脂肪や胃の細胞に
よる食欲調節の仕組みは分
かっていましたが、血液
細胞の働きによるものが明
らかになったのは初めてと
いうことです。 拒食症や
過食症など摂食障害の治療
につながる可能性があると
いうことです。

研究ではマウスを使い、
血液細胞が脳の視床下部に
ある神経組織に入り込んで、
摂食を抑える働きを持つ
タンパク質「脳由来神経
栄養因子」(BDNF)を
分泌していることを突き止
めました。

血液細胞でBDNFを作
れないよう遺伝的に変化さ
せたマウスは摂食量が増え
て肥満になりましたが、
BDNFを作れるように
回復させると摂食量が減る
ことを確認しました。

小島准教授は「BDNF
の遺伝子は統合失調症や
アルツハイマー病などとの
関連も報告されており、
血液細胞の働きを解析する
ことで、これらの疾患の新
たな治療にもつながれば」
と話しています。

簡単な食欲の落とし方に

ついての動画です。

信じるか信じないかは、

貴方次第です。



 
 
 
摂食障害から接触傷害
事件となった。笑

 
 
 
 
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2】糖尿病で運動すると死亡の危険性が約半分になる

 
 
 
毎日30分以上の早歩き
に相当する運動をしている
2型糖尿病の患者さんは、
ほとんど運動しない、患者
さんに比べて死亡の危険性
がほぼ半分だったとの研究
結果を、厚生労働省研究班
(代表、曽根博仁・新潟大
教授)が2月24日までに
まとめました。

40~70歳の患者さん
約1700人を8年間追跡
しました。脳卒中発症の
リスクも半減しました。
効果は年齢や性別に関係
なく、食事療法や薬に比べ
軽視されがちな運動の重要
性を示しました。

曽根教授は「運動は血糖
値やコレステロール値の
改善以外に、心理的ストレ
スを軽減している可能性が
ある。患者の取り組みを
もっと支援するべきだ」と
話しています。欧州糖尿病
学会誌に近く発表します。

研究班は、仕事や日常
生活以外にどんな運動をし
ているかを尋ね、種類や
時間から1週間当たりの
運動量を推計、3グループ
に分け比較しました。

その結果、運動量が多い
グループは、少ないグルー
プに比べ、死亡リスクが
51%、脳卒中の発症リス
クは45%、それぞれ低い
という結果がでました。
心筋梗塞などではこうした
傾向は見られませんでした。

運動量の計算に用いたの
は「メッツ」という国際的
な単位です。多いグループ
の運動量は時速5・6キロ
で毎日30分以上歩くのに
相当しました。少ないグル
ープは特別な運動はほとん
どしないのに相当しました。

糖尿病の運動療法について

の動画です。



 
 
 
 
 
総統の運動は、相当な
運動。笑

 
 
 
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編集後記

精神疾患と認知症と摂食
障害がBDNFによって
つながりが出てきたという
ことは、本当に意外でした。
早くこのメカニズムの解明
が進んで、これらの疾病の
治療につながることを切に
希望します。糖尿病の患者
さんに運動は、不可欠な
治療法であることがよく分
かりました。運動療法を軽
んじては、なりません。

支援する人に、紫煙の
私怨を抱く人はいない。笑

 
 
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