美しい肌Vol.40

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2013-03-25 00:00:00

カテゴリー:女性の美容と健康

町医者のブログ



グレープフルーツの成分(その5:ペクチン)



ペクチンは、果実に含まれている水溶性の食物繊維



です。グレープフルーツの場合は、果皮と果実の間



のワタと呼ばれる白い部分に多く含まれています。



ペクチンには、整腸作用があります。ペクチンを



含んだ食物を食べることで、腸内の細菌叢が良好に



保たれ下痢や便秘の予防に効果があります。腸内の



細菌叢が乱れると下痢や便秘を起こすだけではなく



腸の免疫異常を引き起こし、悪性腫瘍や自己免疫性



疾患など治療が非常に難しい病気を併発しかねません。



そうならないためにも、ペクチンの摂取は不可欠



であると言えるでしょう。



ペクチンは、生活習慣病の予防にも有効と言われて



います。ペクチンには、コレステロールの吸収を



抑制する効果がある他、血糖値の急激な上昇も防ぎ



ます。つまりコレステロールの吸収や血糖値の急激な



上昇を抑えた結果、動脈硬化の進行が緩やかとなり、



生活習慣病を未然に防ぐことができるのです。



未熟な果物のペクチンは、水に溶けません。水に



溶けない不溶性のペクチンには、腸内の有害物質を



吸着して排泄する働きがあります。



このように、ペクチンは食物繊維の非常に良い性質を



うまく生かして、恒常性の維持に貢献する物質と言え



ましょう。また植物の細胞同士を結びつける



性質があり、果物のジャムが、ねとねとするのは



ペクチンの働きによります。



今回はここまでとさせて頂きます。



工場では、恒常の向上心が必要です。笑



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