美しい肌Vol.23

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2013-03-19 00:00:00

カテゴリー:女性の美容と健康

町医者のブログ



ヒトの食物において、大豆が最も一般的なイソフラボン類の摂取源です。



大豆はどれだけ食べても毒にはならない気がします。でもこれは、



気がするだけで、イソフラボンは全く安全ということはできません。



ただ通常の量の摂取では、健康に非常に有害とは言えないと



思います。しかしイソフラボンは甲状腺へのヨウ素の取り込みを



阻害する作用があるため、ヨウ素欠乏の状態で大豆製品を多食したり



イソフラボンを大量摂取すると、甲状腺腫大をもたらす可能性があります。



通常の日本食では海藻類にヨウ素が含まれていますので問題はないの



ですが、内陸部ではヨウ素の摂取が難しいため、アメリカ、スイス、



カナダ、中国などの国では、食塩にヨウ素の添加を義務付けている



ということです。では、どれだけの量を摂取すれば、安全に



イソフラボンの良い効果だけを実感できるのでしょうか?



食品安全委員会による「大豆イソフラボンを含む特定保健用食品の



安全性評価の基本的な考え方」では、大豆イソフラボンアグリコン換算



した安全な一日の上乗せ摂取量の上限値を30mgとしています。



しかしネット上の情報では、倍以上の70~80mgと記載しているところも



あるようです。食品中のイソフラボンの量は、おおよそ次のようです。





納豆 1パック(50g) 65.0mg

大豆飲料 125ml 69.0mg

豆腐 1/2丁(110g) 55.0mg

油揚げ 1/2枚(75g) 52.5mg

大豆煮 50g 30.0mg

きな粉 おおさじ1(6g) 15.6mg

みそ おおさじ1(18g)  7.2mg(約1食分当たりの含有量mg)



今回は、ここまでとさせて頂きます。



油揚げをあげない。笑



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