美しい肌Vol.22

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2013-03-19 00:00:00

カテゴリー:女性の美容と健康

町医者のブログ



イソフラボンが人間に対して有益な物質ということは理解



しました。では、植物はイソフラボンをどのような目的で



作っているのでしょうか?植物は、イソフラボン類と



その類縁体を病原菌の感染やその他の微生物からの防御の



ためのファイトアレキシン(抗菌性の二次代謝産物)として



利用しています。加えて、ダイズはイソフラボン類を、



土壌の根粒菌を刺激し窒素固定のための根粒を形成させる



ために使用しています。要約すると、抗菌薬として



または、自らの窒素肥料を作るためにイソフラボンを



体内に蓄えているのです。賢い植物だとは、思いませんか?



植物の利用法はさておき、人間に対してどのように有益



なのかを、更に詳しく述べたいと思います。大豆イソフラボンは、



更年期障害や2型糖尿病の改善に効果があるといわれ、また



骨粗鬆症に対しては特定保健用食品として「骨の健康維持に



役立つ」という表示が許可されたものがあるそうです。



しかし、骨粗鬆症に対する効果は、日本で2001年に20名の



被験者を対象とした臨床試験が行われましたが、摂取量と



骨密度の有意な関係を示唆するデータは得られなかった



そうです。どうやら、女性ホルモン様物質であることから



当然、骨粗鬆症にも効くと考えられたのでしょう。



本日は、ここまでとさせて頂きます。



骨粗鬆症にならないコツ。笑



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