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2020-05-14 01:48:49

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診療マル秘裏話    Vol.759 平成30年6月27日作成

作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 
 
 
 
 
 
 
目次

1)毛包組織を培養して大量に増やす再生医療技術
2)早期乳ガンで術後再発低~中程度は化学療法不要

 
 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
 
 
1】 毛包組織を培養して大量に増やす再生医療技術

 
 
 
 
 
 
 
人の髪の毛のもとになる毛包
組織を培養して、大量に増やす
再生医療技術を開発したと理化
学研究所などが6月4日、発表し
ました。安全性を確かめるため、
近くマウスに移植する実験を行
う方針です。安全性が確認でき
れば、思春期以降に額の生え際
や頭頂部の髪が薄くなる男性型
脱毛症の人を対象にした、臨床
研究を来年にも始めたいとして
います。脱毛症は男性型や薬の
副作用によるものなどに分類さ
れ、国内に約2500万人の患者さ
んがいます。薬の使用や後頭部
の毛包を移し替える方法はあり
ますが、薬はやめると効果が続
かず、移し替えも生やせる毛の
本数に限界があるといった課題
があります。

毛髪再生医療について解説して

いる動画です。

 
 


 
 
高騰のカツラ代が、後頭部の
脱毛を直撃する。笑

 
 
 
 
 
 
 
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2】 早期乳ガンで術後再発低~中程度は化学療法不要

 
 
 
 
 
 
 
早期の乳ガン患者で、遺伝子
検査により手術後の再発の恐れ
が低~中程度と判定された人に
は、抗ガン剤による化学療法は
不要でホルモン療法だけで十分
だとする臨床研究結果を、米国
などの研究チームが6月4日まで
に米医学誌に発表しました。こ
のような判定を受けるのは早期
患者の7割を占めます。

これまでも再発の恐れが低い
患者さんはホルモン療法で十分
とされていましたが、中程度の
患者さんについては明確ではあ
りませんでした。必ずしも再発
の恐れが高くない人が「念のた
め」と、体への負担が大きい化
学療法を併用するケースもあり
ます。チームは「治療法の選択
に大いに役立つ」としています。

乳ガンの早期発見、早期治療に

ついて解説している動画です。

 
 


 
 
両方の治療法から選択する。


 
 
 
 
 
 
 
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編集後記

 
 
人の髪の毛のもとになる毛包
組織を培養して、大量に増やす
再生医療技術を開発したと発表
したのは偉大な業績です。脱毛
症の治療は、脱毛症を気にする
人が多いため、商売になると言
われています。そのため、効果
がないのに、効果がある様に見
せかける広告などが、インター
ネット上にはびこってしまいま
した。美容外科の広告も、全く
同じです。誇大広告を行ってい
たおかげで、我々の全うな医療
のホームページまで広告呼ばわ
りされ、きつい規制を課せられ
ることになりました。再生医療
技術の開発が進んで、本物は、
おかしな広告とは成果がまるで
違うことを証明して頂きたいと
切に願う次第です。
早期の乳ガン患者で、遺伝子
検査により手術後の再発の恐れ
が低~中程度と判定された人に
は、抗ガン剤による化学療法は
不要でホルモン療法だけで十分
だとする臨床研究結果が発表さ
れたのは、素晴らしい業績です。
ただ抗ガン剤による治療を十把
一絡げにして、身体の負担が大
きい治療としているのは、気に
なります。抗ガン剤の治療であ
っても、ミセル化したり、高分
子化したりして、ガン細胞にだ
け抗ガン剤の治療が届くような
DDS (ドラッグデリバリーシス
テム)を活用した治療などは、
身体の負担が少ないことが知ら
れています。 夜に抗ガン剤の
点滴を行う、時間治療学を駆使
した治療も身体の負担が少ない
ことが知られています。 ただ
残念なことは、臨床研究で終わ
っていて、一般に広く行われて
いないことが多いということで
す。

櫛を駆使して、髪をすく。笑

 
 
 
 
 
 
 
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