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2020-05-08 21:09:49

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診療マル秘裏話  号外Vol.1533 令和1年7月6日作成

作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
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目次

1)幼児期の早期に肥満予防や生活習慣の改善必要
2)特定の酵素を老いたマウスに注射し寿命が延長

 
 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
 
 
1】幼児期の早期に肥満予防や生活習慣の改善必要

 
 
 
 
 
 
 
子どもの頃に肥満だと、大人
になっても肥満になりやすく、
将来、2型糖尿病や心筋梗塞を
発症するリスクが高まることが
分かっています。これを防ぐに
は幼児期の早い段階に肥満予防
や生活習慣の改善を始めること
が重要となります。東京女子医
科大学東医療センター(東京都
荒川区)小児科の杉原茂孝教授
に、小児期の肥満の予防や対策
について聞きました。実際の体
重が標準体重(性別、年齢別、
身長別)に対して何%上回って
いるかを示すのが「肥満度」で、
幼児で15%、学童で20%以上だ
と肥満とされます。肥満児のう
ち、非アルコール性脂肪性肝疾
患(NAFLD)、脂質異常症、
高血圧、耐糖能障害、内臓脂肪
型肥満などがあると、治療が必
要な「肥満症」と診断されます。

国内では食事の欧米化や生活
スタイルの変化により、1980年
から2000年にかけて子どもの肥
満が急激に増加しました。食育
や学校健診などによって、2000
年以降やや減少傾向にあるもの
の、現在でも約10%が肥満です。

子どもの肥満の場合、早い段
階で体重を気にして肥満度を増
やさないことが、将来の糖尿病
や心筋梗塞などの発症予防につ
ながるということです。

「学童期の肥満は幼児期から
始まるケースが多いのですが、
母親が妊娠時に肥満や妊娠糖尿
病などを合併していれば、胎児
期から影響を受けます。学童期、
思春期の肥満は、成人の肥満に
移行する割合が高いため、特に
注意が必要です」と杉原教授は
言っています。治療の基本は食
習慣の改善と運動です。子ども
の生活習慣は親の影響が大きく、
協力が不可欠となります。杉原
教授は「早寝、早起き、朝ごは
んを食べることを心掛け、早食
いや給食のお代わりをしない、
夜9時以降に食事をしない、間
食に甘いおやつを食べないなど
の習慣を身に付けましょう」と
話しています。

外遊びをせず、ゲームをする
時間が長かったり、睡眠時間が
短かったりすると肥満になりや
すいとされています。ゲームに
費やす時間を制限し、外遊びや
ドッジボールなど軽度の負荷が
かかる運動をして、減量の目標
を定めて記録を付けることもポ
イントです。

「肥満の子どもは、親が生活
習慣病や肥満であることも少な
くありません。親が健康的なラ
イフスタイルを維持することが、
子どもの規則正しい生活習慣、
ひいては肥満抑制につながりま
す。家族ぐるみの取り組みが大
切です」とアドバイスしていま
す。

子どもの肥満について解説して

いる動画です。

 
 


 
 
原料の量を減量する。笑

 
 
 
 
 
 
 
 
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2】 特定の酵素を老いたマウスに注射し寿命が延長

 
 
 
 
 
 
若いマウスの血液に含まれる
特定の酵素を老いたマウスに注
射すると、身体機能の低下が抑
えられ、寿命が延びるなどの効
果が確認できたと、米ワシント
ン大の今井眞一郎教授(老化学)
らのチームが発表しました。新
たなアンチエイジング法の開発
につながる可能性があるという
ことです。論文が14日、米科学
誌セル・メタボリズムに掲載さ
れました。この酵素は「eNA
MイーナムPピーTティー」と
呼ばれ、体内の脂肪組織で作ら
れ、血中を巡っています。

チームは比較的高齢のマウス
(人間で50~60歳代)と若いマ
ウス(同20~30歳代)で、血中
の酵素の量を比較。高齢マウス
ではオスで3割、メスで7割減
少し、血中量が少ないほど余命
が短い傾向がありました。人間
の男性13人(30~80歳代)で調
べたところ、この酵素が加齢と
ともに減少していました。

さらに、若いマウスから取り
出した酵素を高齢マウス12匹(
人間で70~80歳代)に3か月投
与すると、投与しないマウスよ
り毛づやが良くなり動きも活発
になりました。寿命は最大で約
16%延びたということです。今
井教授は「eNAMPTの投与
で健康寿命を延ばせる可能性が
ある。人工合成の技術を確立し
たい」と話しています。

片桐秀樹・東北大教授(代謝
学)の話「高齢マウスの寿命が
著しく延びたのは類を見ない驚
きで、寿命や老化を決めるメカ
ニズムの解明につながる画期的
な成果だ」

このニュースのニュース動画で

す。

 
 


 
酵素が加齢とともに減少する
現象出現。笑

 
 
 
 
 
 
 
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編集後記

 
 
子どもの頃に肥満だと、大人
になっても肥満になりやすく、
将来、2型糖尿病や心筋梗塞を
発症するリスクが高まることが
分かっていて、これを防ぐには
幼児期の早い段階に肥満予防や
生活習慣の改善を始めることが
重要となるのは事実だと思いま
す。昔の成人病を生活習慣病と
改めるきっかけになったのは、
子どもの生活習慣病が、顕著に
出現するようになったためです。
今まで成人にしかないと思われ
ていた生活習慣病が顕著になっ
たのは、子どもの生活習慣が乱
れているということの証拠でし
ょう。だからこそ子どもの生活
習慣病の基礎となる、子どもの
肥満は幼児期の早い段階に肥満
予防や生活習慣の改善を始める
ことが重要と言えるのです。三
つ子の魂、百までと言います。
子どもの頃に主に親の影響で刷
りこまれた悪しき生活習慣を、
子どもの内に改善することが、
如何に重要であるか再認識した
次第です。
若いマウスの血液に含まれる
特定の酵素を老いたマウスに注
射すると、身体機能の低下が抑
えられ、寿命が延びるなどの効
果が確認できたと、米ワシント
ン大の今井眞一郎教授(老化学)
らのチームが発表したのは偉大
な業績です。米ワシントン大の
今井眞一郎教授(老化学)と言
えば、慶應義塾の大先輩でNMN
を発見した人です。NMN はビタ
ミンB3の誘導体で、2015年の正
月4日のNHKスペシャル番組『私
たちの未来Next World』で放送
され、若返りを実現出来るかも
しれないというふれ込みで注目
を浴びた物質です。ニコチンア
ミド モノヌクレオチド(nicot
inamide mononucleotide)を省
略してNMNと称します。このNMN
と今回発見の「eNAMイーナ
ムPピーTティー」と呼ばれる
酵素との関係は、不明ですが、
何らかの関係があるのではない
かと睨んでいます。

不名誉な不明点を明らかにす
る。笑

 
 
 
 
 
 
 
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藤田 亨
職業    医師の箸くれ(はしくれ)
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