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2018-05-11 01:41:34

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診療マル秘裏話    号外Vol.909 平成29年7月8日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
 
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目次

1)小説下町ロケット2ガウデイー計画モデルの心臓修復パッチ
2)有毒植物の野草で50代男女が食中毒症状を発症

 
 
 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
1】 小説下町ロケット2ガウデイー計画モデルの心臓修復パッチ

 
 
 
 
 
 
心臓修復パッチの開発を進め
ている、ニット生地製造の福井
経編興業(本社福井市西開発3
丁目、野坂鐵郎社長)は、将来
的な海外販売を見据え国際標準
化機構(ISO)が定める医療
機器の品質規格「ISO134
85」の認証を取得しました。
医療資材生産用のクリーンルー
ムも、今月中に完成予定です。
販売開始に向けて2021年の
国への薬事申請を目指しており、
小説「下町ロケット2 ガウデ
ィ計画」のモデルとなった取り
組みの実現へ、着々と準備が進
んでいます。

同社によると、「ISO13
485」の認証を、織りや編み
の繊維メーカーが取得するのは
国内で初めてです。
心臓修復パッチは大阪医科大、
帝人と共同で開発を進めており、
日本のものづくり技術を生かし
医療機器の開発・実用化を推進
する、経済産業省の「医工連携
事業化推進事業」に採択されま
した。事業期間は14年度から
3カ年で、計1億8千万円の委
託費が交付されました。

同社の心臓修復パッチは、直
木賞作家池井戸潤さんの小説の
モデルになり、テレビドラマ化
もされ一気に認知度が高まりま
した。2種類の糸を独自の編み
技術で組み合わせて作り、糸の
配列と編み組織の組み合わせを
工夫することで、従来品に比べ
高い強度と伸長性を兼ね備えて
います。子どもの成長に伴って
心臓が大きくなった場合でも、
パッチが伸びることで再手術が
不要になる等の利点があります。
現在は基礎設計を終え、動物に
よる試験などを進めています。

ISOの取得は品質の信頼性
確保に繋がり、医療機器・資材
を海外で販売する場合は必須と
されています。 取得するには
汚染防止や衛生管理、リスクマ
ネジメントなどの項目をクリア
する必要があり、同社は昨秋か
ら、生産工程の文書化といった
準備を進め書類と現場での審査
に合格しました。

同社敷地内に月内に完成させ
るクリーンルームには、編み機
を2台設置します。極めて清潔
な環境で心臓修復パッチを製造
するほか、人工血管をはじめと
する医療資材のOEM(相手先
ブランドによる生産)も目指す
方針です。同社の技術を生かし
た医療分野への展開をさらに広
げる考えです。

心臓修復パッチについては、
子ども用だけでなく大人用やペ
ット用にも販売を見込んでいま
す。高木義秀代表取締役専務は
「販売に向けて順調に進んでい
る。まずは国内で一定のシェア
を獲得し、海外での販売も狙い
たい」と意欲を見せています。

【心臓修復パッチ】

心臓の一部に穴があいている
心室中隔欠損症などの手術で、
穴をふさぐために使う当て布。
既存の製品は、牛や馬の心膜を
使った生物由来原料や、人工的
な非吸収性ポリマー(ポリ四フ
ッ化エチレン)を原料にしたも
のが一般的で、パッチ交換など
の再手術が必要になる場合があ
ります。国内では、新生児を含
む小児患者の手術が年間約1万
件あります。

下町ロケット最終回の動画です。

 
 


 
 
心臓修復パッチを有名にする
ために、必死のパッチとなる。


 
 
 
 
 
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2】 有毒植物の野草で50代男女が食中毒症状を発症

 
 
 
 
 
越谷市は6月14日、有毒植物
のバイケイソウとみられる野草
を食べた50代の男女2人が顔面
のしびれやふらつきなどの食中
毒症状を発症したと発表しまし
た。

市保健所によると、2人は6
月11日に長野県を訪れた際、食
用野草と誤ってバイケイソウを
採取し自宅に持ち帰りました。
6月12日午後9時ごろ、天ぷ
らにして食べた所、症状を発症
しました。入院者はおらず、い
ずれも快方に向かっているとい
うことです。

市は「食用と確実に判断でき
ない植物は絶対に採らない、食
べない、売らない、人にあげな
いで」と呼び掛けています。

バイケイソウと間違えたのはウ

ルイです。その他の山菜につい

ても解説している動画です。

 
 


 
 
夜想曲を聞きながら食用野草
を食す。笑

 
 
 
 
 
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編集後記

 
 
 
小説「下町ロケット2ガウデ
ィ計画」のモデルとなった取り
組みの実現へ、着々と準備が進
んでいるというのは、本当に喜
ばしい限りです。 既得権益で、
ガンじがらめになっている医療
の世界に新風を吹き込む試みと
言えましょう。今こそ既得権益
を打ち破り、病や怪我に苦しむ
患者さんの救済を第一に考える
ことをなさねばなりません。ぎ
りぎりまで追い詰められても、
あきらめないで、精進努力を貫
き通すことがこの小説に対する
共感を呼んだ部分であると私は
考えています。
有毒植物のバイケイソウとみ
られる野草を食べた50代の男女
2人が顔面のしびれやふらつき
などの食中毒症状を発症したと
発表したのは残念なことです。
大東亜戦争中ならいざ知らず、
食料が豊富にある、この現代で
このような食中毒が起こるのは、
どんな植物でも食べられるとい
う驕り高ぶりそのものであると
私は考えています。自然を敬い
専門家の意見を聞く謙虚さが足
りなかったのではないかと考え
ています。入院者はおらず、い
ずれも快方に向かっているとい
うことが不幸中の幸いでした。

介抱することで快方に向かう。


 
 
 
 
 
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