最近の号外Vol.901メルマガ

2018-05-02 01:24:04

カテゴリー:ブログ



藤田のブログランキングアップにご協力お願いします。
以下のバナーをぽちっとクリックお願いします。



美白·美肌ブログランキングへ

 
診療マル秘裏話    号外Vol.901 平成29年6月29日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
 
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 
 
 
 
 
 
 
目次

1)給食牛乳に異臭を感じ体調不良を訴えた生徒有
2)適度飲酒でも脳損傷や知的技能の低下に繋がる

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
 
 
医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
1】 給食牛乳に異臭を感じ体調不良を訴えた生徒有

 
 
 
 
 
 
茨城県教育委員会は6月6日、
水戸市など8市町の小中学校等
計61校の児童・生徒ら計約3
700人が給食の牛乳に異臭を
感じ、うち377人が体調不良
を訴えたと発表しました。2人
が腹痛などで医療機関を受診し
ましたが、症状は軽いという事
です。保健所が原因などを調べ
ています。
県教委によると、6月5日午後
2時45分ごろ、水戸市教委か
ら、学校給食で提供された牛乳
を飲んだ児童や生徒、教職員が
「消毒臭がする」と話している
と連絡がありました。
同様の報告が、県などにも寄
せられたため調べたところ、同
じ業者が牛乳を提供していた8
市町で異臭の訴えがあったこと
が判明しました。県教委は当面、
別の業者に牛乳を提供してもら
うことを決めました。茨城県は
調査した結果、食中毒につなが
る衛生的な問題ではなく「原料
による風味の違いの問題」だっ
たとする内容を発表しました。
通常は、複数の農場の牛乳を混
ぜていたものの、今回は、単一
の農場の牛乳を使用したため、
児童が風味の違いに敏感に反応
した可能性があるとの結論だっ
たようです。

同じようなことがあったと言う

ニュース動画です。

 
 


 
 
藩命で班名を判明するよう命
じられた。笑

 
 
 
 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
 
 
 
 
 
2】 適度飲酒でも脳損傷や知的技能の低下に繋がる

 
 
 
 
 
 
 
節度ある適度な飲酒であって
も、脳の損傷や知的技能のわず
かな低下につながるとの、研究
論文が6月7日、発表されました。
多くの国が定める飲酒ガイドラ
インに異議を唱える内容です。

英医学誌ブリティッシュ・メ
ディカル・ジャーナル(BMJ )
に掲載された論文によると、1
週間に14~21杯の飲酒を数十年
にわたり続けた男女は一切飲酒
をしない人と比べて海馬が萎縮
する可能性が2~3倍高まるとい
うことです。海馬は記憶や自ら
の位置の把握などを司る脳領域
です。

飲酒1杯(1ユニット)は、10
ミリリットル(8グラム)の純
アルコールを含む量と定義され
ました。大きなグラスのワイン
1杯、アルコール5%のビール1パ
イント(約500 ミリリットル)、
ウイスキーやウオッカなどショ
ットグラスに1杯がこれに相当
します。

過度の飲酒が脳にもたらす悪
影響については十分に実証され
ていますが、これまで「適度」
とされてきた1日平均2~3杯の
飲酒の潜在的悪影響についての
研究は少なく、結論に達してい
ません。

さらに深く研究を行うために、
英国のオックスフォード大学(
University of Oxford)とユニ
バーシティー・カレッジ・ロン
ドン(UCL )の研究チームは、
いわゆるホワイトホール研究II
(Whitehall II)の一環として
30 年間モニターされた男女550
人のデータを精査しました。被
験者は飲酒習慣について定期的
に報告すると共に、一定の間隔
で脳検査を受けました。 調査
開始時には、アルコール依存症
患者はいませんでした。

その結果、14~21ユニットの
アルコールが海馬に与える影響
が、撮像技術によって明瞭に示
されました。 一方、知的能力
試験ではそこまで決定的な結果
は得られず、明らかな影響を示
したのは言葉の流暢さだけで、
その他の試験では脳機能の低下
は見られませんでした。

今回の研究は、実験ではなく
観察に基づくものであるため、
因果関係について確固たる結論
を引き出すことはできません。
さらに論文著者らは、標本数が
小さいことも認めています。

このニュースのニュース動画で

す。

 
 


 
 
括弧で括った部分が確固たる
証拠です。笑

 
 
 
 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
 
 
 
 
編集後記

 
 
小中学校等計61校の児童・
生徒ら計約3700人が給食の
牛乳に異臭を感じ、うち377
人が体調不良を訴えたと発表し
たのは由々しきことです。この
ような大規模な食中毒となる迄
対策が打てなかったのは、残念
と言わざるをえません。 牛乳
の場合、加熱殺菌されるので、
消毒薬などが混入することは、
まれではないかと推測されます。
原因が風味の違いであったこと
で大事に至らずによかったと思
いました。
節度ある適度な飲酒であって
も、脳の損傷や知的技能のわず
かな低下につながるとの、研究
論文が発表されたのは、衝撃的
であると言わざるを得ません。
酒は百薬の長などと言っていた
ことが、覆る可能性が出てきた
訳です。ただし、今回の研究は、
実験ではなく観察に基づくもの
であるため、因果関係について
確固たる結論を引き出すことは
できないことと、論文著者らは、
標本数が小さいことも認めてい
るとのことですので少量の晩酌
をしている人にとっては胸をな
でおろす結果ということであり
ましょう。標本数が多い、実験
が為されて同じ結果が出た場合
は、ピンチと言えるでしょう。

尊称を変更して、人格に損傷
を与える。笑

 
 
 
 
 
************************

このメールマガジンは以下の配信システムを利用して
発行しています。
解除の手続きは下記ページよりお願い致します。
「まぐまぐ」www.mag2.com/m/0000121810.html
(イジニイワト)

発行者名  医療法人永徳会 皿沼クリニック院長
藤田 亨
職業    医師の箸くれ(はしくれ)
運営サイト www.eitokukaisalanuma.or.jp/ ご意見・ご感想・励ましのお便りお待ちしております。
sara2162@atlas.plala.or.jp このマガジンの掲載記事を無断で転載・使用すること
を禁じます。
ただしお友達への転送はご自由はご自由です。
このエントリーをはてなブックマークに追加 
 

コメント