美しい肌Vol.34

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2013-03-23 00:00:00

カテゴリー:女性の美容と健康

町医者のブログ



動物の種類によって違うペプチドの種類:イミダゾール・ジペプチド



は一般的に「アンセリン-カルノシン」と呼ばれてきましたが、



人間などのほ乳類の筋肉組織ではカルノシンが、魚類ではアンセリン



がイミダゾール・ジペプチドの主成分です。そして渡り鳥などでは



アンセリンとカルノシンが3:1の割合で存在しています。



ヒト、ウマ、ウシ、ブタ、ヤギ、ネコ、ウサギ、マウスの順で



寿命が短くなっていることから、カルノシンの筋肉中の濃度に



相関して、寿命が決まることが分かりました。もっと具体的には



筋肉組織中のカルノシン濃度が最も高い人間が最も長命の80年以上



であり、濃度が最も低いマウスは僅か2年の寿命しかないことが



分かります。なお、哺乳動物に対して、カツオやマグロ、そして



渡り鳥の系統であるキジ科のニワトリの胸肉中には人間と同等以上



のイミダゾール・ジペプチドが含まれています。よく使う部分



あるいは、酷使する部分にイミダゾールジペプチドがより多く



存在し、寿命を左右するほどの活性酸素の害を最小限に食い止め



ていると推測されています。今日はここまでとさせて頂きます。



国師を酷使する。笑



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