美しい肌Vol.12

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2013-03-16 00:00:00

カテゴリー:女性の美容と健康

町医者のブログ



当帰芍薬散の副作用



胃の不快感、食欲不振、吐き気、下痢、発疹、発赤、かゆみ



肝機能の異常ということです。漢方薬の成分である生薬は、



植物から作られています。たとえば、生姜ですが、これは



立派な生薬で、生姜(しょうきょう)と呼ばれ、中国では



紀元前500年頃から薬用として利用されています。発散作用、



健胃作用、鎮吐作用があるとされています。発散作用は



主に発汗により寒気を伴う風邪の初期症状の治療に使われ、



健胃止嘔作用は、胃腸の冷えなどによる胃腸機能低下防止



などに使われることが多いそうです。辛温の性質を持つため、



中医学で言われる熱証には用いません。大棗(なつめ)との



組み合わせで他の生薬の副作用をやわらげる働きがあるとされ、



多数の方剤に配合されています。ちょっと脱線しましたが、



生薬は、香辛料のようなものと考えていただければ、納得が



行くのではないかと思います。香辛料を摂り過ぎれば、胃腸



や皮膚に障害がでます。当帰芍薬散には、生姜は使われて



いないようですが、他の生薬一般に当てはまると考えても



おかしくないようです。



生姜がないからしょうがない。笑



今日はここまでとさせて頂きます。



女性の美容と健康についてのご相談は、当クリニック皮膚科



にて承ります。当クリニックのホームページとフェイスブック



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