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2022-11-06 16:37:51

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診療マル秘裏話  号外Vol.2316 令和4年1月4日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
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目次

1)リンパ浮腫のケア従事者のネットワークづくり
2)武漢熱重症化リスク,血小板凝集塊出現頻度で測定

 
 
 
 
 
 
 
 
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 医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
1】 リンパ浮腫のケア従事者のネットワークづくり

 
 
 
 
 
 
 ガン看護専門看護師の時山麻
美さん(42)=立山町=が、リ
ンパ浮腫のケア従事者のネット
ワークづくりに取り組んでいま
す。2016年に治療が保険適用さ
れたばかりの疾患で専門スタッ
フが少ないため、「北陸リンパ
浮腫セラピスト会」を設立しま
した。治療情報やケア技術の共
有を図っており、「仲間の輪を
広げてスキルアップし、患者の
生活の質を向上させたい」と語
っています。

 リンパ浮腫はガンの後遺症で
す。治療法である「複合的理学
療法」が2016年に保険適用とな
りましたが、施設基準が厳しい
上、保険点数も高くなく、北陸
3県で専門外来を持つ総合病院
は少ないことが分かっています。

 リンパ浮腫のケアーについて

解説している動画です。

 
 


 
 
 使節が施設基準の厳しい病院
を訪れた。        笑

 
 
 
 
 
 
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2】 武漢熱重症化リスク,血小板凝集塊出現頻度で測定

 
 
 
 
 
 
 東京大学の合田圭介教授らの
研究グループは、武漢熱の重症
化リスクを血小板凝集塊の出現
頻度で測定できることを発見し
ました。出現頻度と患者さんの
重症度、死亡率、呼吸状態、血
管内皮機能障害の程度に強い相
関がありました。重症化リスク
の予想や、より正確な抗血栓療
法の探究、後遺症への理解など
幅広い応用が見込まれる成果と
言えそうです。

 武漢熱では、血栓症が重症度
や死亡率に影響することが明ら
かになっています。研究グルー
プは110人の患者さんの血液
を調査し、血液と予後の具体的
な相関の解明を試みました。

 患者さんの血液サンプルをマ
イクロ流体チップ上で流し、特
殊な高速流体イメージング技術
を用いて撮影しました。 結果、
患者さんの87.3%で健常者より
も過剰に循環血小板凝集塊が存
在していることが判明しました。
また凝集塊の出現頻度と臨床検
査データの比較を行った結果、
全身の血栓形成や呼吸状態など
とも相関していました。

 循環血小板凝集塊の出現頻度
と分布を測定することが診察や
治療の有効なアプローチとなる
ことが示唆されました。高速流
体イメージングによる撮影は、
コンピューター断層撮影(CT)
や磁気共鳴画像装置(MRI)
で検出できない微小血栓の発見
にもつながると考えられます。
今後、研究成果の実用化などに
向け、細胞ビッグデータ事業な
どを手がけるベンチャーのCY
BO(東京都江東区青海)と共
同研究を進めます。

 このニュースのニュース動画

です。

 
 


 
 
 高速で警察に拘束された。笑

 
 
 
 
 
 
 
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編集後記

 
 ガン看護専門看護師の時山麻
美さん(42)=立山町=が、リ
ンパ浮腫のケア従事者のネット
ワークづくりに取り組んでいる
のは、喜ばしいことです。リン
パ浮腫とは、リンパの流れが滞
り、手足などにむくみが生じる
疾患です。リンパ浮腫は、「二
次性リンパ浮腫」と「原発性リ
ンパ浮腫」に大別され、多くは
二次性リンパ浮腫です。特に日
本をはじめとした先進国では、
ガンの手術や放射線治療に伴い
発症するケースがほとんどです。
治療は、保存療法と手術療法が
あり、リハビリは保存療法に当
たります。合併症である蜂窩織
炎に注意しながら、リハビリを
行う必要があるので、ネットワ
ークの構築でより良いリハビリ
にして頂きたいものです。
 東京大学の合田圭介教授らの
研究グループは、武漢熱の重症
化リスクを血小板凝集塊の出現
頻度で測定できることを発見し
たのは、素晴らしい業績です。
以前より、武漢熱の重症者は、
D-ダイマーの数値が高く、血栓
傾向があることは、知られてい
ましたが、血小板凝集塊の出現
頻度で測定できることは、分か
っていませんでした。出現頻度
と患者さんの重症度、死亡率、
呼吸状態、血管内皮機能障害の
程度に強い相関があったという
ことですから、重症化リスクの
予想や、より正確な抗血栓療法
の探究、後遺症への理解など幅
広い応用を追究して頂きたいも
のです。また、何より今すぐに
でも、診察や治療の有効なアプ
ローチとして使って頂きたいも
のです。

 足底の面積を測定する。 笑

 
 
 
 
 
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職業    医師の箸くれ(はしくれ)
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