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2019-01-18 23:09:21

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診療マル秘裏話    号外Vol.1125 平成30年3月17日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
 
 
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目次

1)ガンの5年生存率を国際比較した調査結果発表
2)ガン患者腫瘍組織を移植したマウス で創薬を支援

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
 
 
1】 ガンの5年生存率を国際比較した調査結果発表

 
 
 
 
 
 
 
ガンの5年生存率を国際比較
したところ、日本は食道、肺が
んなどでは世界トップクラスで
すが皮膚ガンや白血病では平均
より低いという調査結果を国立
ガン研究センターが、発表しま
した。

調査は同センターやロンドン
大学など世界約40の研究機関
が共同で実施しました。200
0~14年にガンと診断された
71か国約3750万人の5年
生存率を比較し、ガンの種類毎
にA~Eの5段階で評価しまし
た。

日本が最高の「A」だったの
は食道や肺のほか、胃、肝臓、
乳房、子宮頸部のガンと、成人
の脳腫瘍、小児リンパ腫です。
皮膚ガンの悪性黒色腫、骨髄性
白血病などの成人骨髄性疾患は
「D」と世界の中でも低いよう
です。膵臓ガンや、悪性リンパ
腫などの成人リンパ性疾患は「
C」と平均的でした。

調査に加わった、同センター
ガン対策情報センターの松田
智大・全国ガン登録室長は、「
成績が劣るガンでは、成績の良
い外国の状況を分析し、検診受
診率の向上、新たな診断法や治
療法の開発などに取り組むべき
だ」と話しています。

日本のガン5年生存率について

解説している動画です。

 
 


 
 
 
工場別の利益率の向上を図る。


 
 
 
 
 
 
 
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2】 ガン患者腫瘍組織を移植したマウス で創薬を支援

 
 
 
 
 
 
 
 
国立ガン研究センターなどは、
ガン患者さんの腫瘍組織を移植
したマウスを使い、抗ガン剤等
の創薬を支援する計画を発表し
ました。

このマウスに新薬を投与して
効果を調べることで、ガン患者
さんに対する薬の効き方を効率
的に予測できるようになるとい
うことです。計画は、来月から
開始する予定です。

計画によると、まず肺ガンや
乳ガン、大腸ガンなどの患者さ
んから提供を受けた腫瘍組織を、
免疫機能をほとんど持たない、
特殊なマウスに移植しました。
マウスの体内で組織を増やして
取り出し凍結保存します。新薬
の効果を調べる時、凍結してお
いた組織をマウスに移植し、薬
によってガンが縮小するかどう
かなどを調べます。

この手法によって、ガン患者
さんに薬が効くかどうかを50
~60%の確率で予測できたと
の報告もあるということです。

集めた組織は、大学や、製薬
企業などが研究に活用できるよ
うにします。計画の実施にあた
り、同センターなどは患者さん
から提供された腫瘍組織を利用
するためのルールづくりを進め
ることにしています。

遺伝子検査で最適な抗ガン剤を

選ぶという動画です。

 
 


 
 
主要な腫瘍の治療のルールを
作る。笑

 
 
 
 
 
 
 
 
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編集後記

 
 
 
ガンの5年生存率を国際比較
したところ、日本は食道、肺が
んなどでは世界トップクラスで
すが皮膚ガンや白血病では平均
より低いという調査結果を国立
ガン研究センターが、発表した
のは、それ程の意味はないもの
と考えます。外国での治療成績
には、日本と条件が非常に異な
る場合があり、しかも同じ組織
型のガンでも人種によって全く
成績が異なるという例も数知れ
ません。そういう中で、外国と
治療成績を比較しても、あまり
意味がないと考えます。治療の
成績が低いガンは、新しい治療
法を考えるべきだとおっしゃっ
ている先生もいらっしゃるよう
ですが、比較の対象にすらなら
ない外国の成績をうのみにする
方がおかしいと私は考えていま
す。
ガン患者さんの腫瘍組織を、
移植したマウスを使い、抗ガン
剤等の創薬を、支援する計画を
発表したのは素晴らしいことで
す。実際のガン患者さんの組織
を使えるわけですから、標的が
目の前にあるようなものです。
マウスに移植したガン患者さん
の組織とガン患者さんの体内に
あるガン組織では、条件が違う
と言う人もいるでしょうが患者
さんに、すべて臨床試験に付き
合って頂くわけには、いかない
ということと、ガン細胞は無限
に増殖するので、移植した組織
からとった細胞を培養して増や
しておけば、沢山の動物実験に
使えるという利点があります。

異色の移植を敢行する。笑

 
 
 
 
 
 
 
 
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